目的を明確にして忘れない@REPSS千葉

新たな仕組みを導入する際、メリット・デメリットはもちろんですが、いつからかどんなタイミングでなど、様々な検討をし仕組みを作っていきますよね。

弊社で取り組んでいるBTP(教育プログラム)やキャリアプランニング(成長の展開図)も導入する際にはかなりの時間をかけ、どこかに穴はないか?欠陥はないかと確認しながら作っています。

とはいえ、新しい仕組みにはイレギュラーはあって当たり前と考えていますので、仕組みをアップデートさせていく必要があります。

でも一番肝心なのは「何のためにその仕組を導入するのか」ですよね。

目的は何か?

話を進めていると、ここを見失いがちです。

そもそもなぜ興味を持ち、何が起こっていて何を変えていきたいと思っているのか。ここを見失ってしまうとブレていきます。

なぜ始めたのか、始めようとしたのか。そのきっかけや意味を見失ってしまうと考え方がブレていって、仕組みが機能しなくなってしまいます。

例えば離職防止の施策を行っているのに、こんなにしてあげてるんだよ?何いってんの?みたいな感じになってしまうと本末転倒です、気持ちはわからないでもないですがw

離職を防ぐためにやっていることが、恩着せがましくなってしまったり逆に離職に繋がってしまったりすることも多々あります。

社会保険導入で離職が多々あったという話も耳にしていますし、同じ感覚で同じ方向を向くというのはそもそも難しい話ですよね、置かれている状況がそもそも違うので。

NO2の必要性

スタッフをまとめてくれる、どちらにもフォローをしてくれる右腕的な存在、NO2は育っていますか?

サロンの成長や結束力が高いサロンは、ここがしっかり育っているように感じます。属にいう中間管理職でしょうかw

経営者の思考も理解していつつ、従業員の気持ちもわかってくれる。うまく双方を繋いでくれる存在って貴重ですよね。

言われた事をただ伝えるではなく、自分の言葉にして伝えることができる能力を持っている。そんな人材が育っていると成長は加速するかもしれませんね。

3店舗の壁

一般的に、3店舗までは展開できるが、その先が難しいと言われています。

実際に3店舗まではスムーズに出店したサロンが、そこで止まってしまうというケースを多く知っています。その先はどうするのか?

3店舗で太い経営をしたいのであれば別ですが、そこから先に思ったように進めないというのであれば、ワンマン経営になっているかもしれません。

高い美容師スキルを持っていれば3店舗まではいけそうです。でもその先を考えるのであれば、今度は経営スキルが必要になってくるのではないでしょうか。

この記事を書いた人

千葉 実
千葉 実
美容師・美容ディーラーの経歴を経て、REPSS株式会社という美容業界に特化した保険/求人会社の執行役員として所属しております。
美容室の開業、経営のお手伝いをしています。普段は基本、お客様やディーラーの方からご紹介頂く「紹介営業」で活動していますが、より多くの独立開業やサロン経営に携わる事ができればと思い、独立開業セミナー等開催しております。