リーダーの重要性＠REPSS照井

こんにちは。REPSS照井です。

先日、前職のスタッフと久しぶりに食事に行きました。食事に行く事になったきっかけは、私が仕事終わり前職職場に寄ったところ、一人のスタッフから色々相談がしたい事があると言われたためです。当日は時間も遅かったため日を改め食事に行くことになりました。

相談内容は仕事の事や夫婦間の事、REPSS本業である保険の事だったり内容盛り沢山でした。私と一緒に働いている頃からよく相談をしてくれるスタッフでしたが、私が退社しても変わらず頼ってくれているのは嬉しい事です。

これからはREPSSの本業である保険を通して、本人の今後の人生を一緒に考えていきたいと思っています。

 

リーダーがいないと

私の前職は美容師として、某大手カットチェーン店で店長をしていました。スタッフをまとめるのは勿論、人材育成や売上を上げるための企画販促など店舗のリーダーとして試行錯誤しながら務めてきました。

私が働いていた店舗には私の退社後、代わりに店長を務めてくれるスタッフが残念ながらいませんでした。正直結構寂しかったですが、他の店舗には私が働いていた店舗の店長を務めたいというスタッフがいたため、そのスタッフに店長として翌月には配属してもらう方向で引き継ぎをしていました。しかし、実際に新しい店長が店舗配属されるまで約3ヶ月程かかったそうです。なぜそんなに時間がかかったのかは不明ですが、店長不在期間はお店のリーダーがいないということです。リーダーがいないと、指示出しやトラブル対応など現状おきている問題に対してどうすればいいのか。何が最適なのか。その判断を率先して行う人がいなくなります。

なぜ今指示出しをする状況になっているのか。なぜトラブルが起きてしまったのか。スタッフが自ら考え対応できることもあると思います。しかし、リーダーがいない状況でスタッフ全員が自ら考え行動できるかと考えると少し厳しいように感じます。

 

なぜを深掘り明確に

私が店長をしていた頃、月一回のミーティングで必ず言っていたことがあります。それはお客様のために取り組む事がお店のためになり、その結果自分のためになると言うことです。目的は、今している取り組みや行動に対し、なぜそれをやるのかを深掘り考えその結果どうなるのか。を考える習慣をつけてほしいという意味で伝えていました。

何かをするにあたり、店舗のリーダーが決定事項や指示を「これに決まりました」「これやっておいて」と伝え、スタッフが言われるがまま行動するのと、なぜそれをするのかという部分をスタッフが明確に理解し行動する。この二つでは結果に大きな差が生まれると思います。

決定事項や指示を言われるがまま行動することが当たり前になってしまうと、自分で考えるということをしなくなります。考えずにただ言われたまま行動すると、その結果どうなるのかを理解していないまま行動することになります。しかし、なぜするのかを深掘ることで自分で考える癖がつきます。考えることによりやる理由が明確になり、行動した後の結果が変わってくると思います。

 

店舗運営に当てはめると

店舗運営していく中で例えば、今より売上を上げるためには何をすべきか。スタッフの給料を今より上げるためには何をすべきか。を考えた時、私が働いていたカットチェーン店ではメニューがカットしかないため、単価を上げるということが出来ません。この場合、客数を増やす事で売上が上がります。そのためには新規集客が大切ですよね。しかし新規集客ばかり力を入れすぎてしまい、今いるお客様を失客させてしまっては意味がありません。新規集客に力を入れつつ今来ていただいているお客様を失客させないためにも、定着率や満足度を上げる必要があります。

これらのことをスタッフに伝える際、なぜ定着率満足度を上げるのか、なぜお客様のために取り組みをするのか、なぜ取り組むことにより売上が上がるのか、なぜ売上が上がるとその結果スタッフの給料が上がるのか。など「なぜ？」を掘り下げ、リーダーとスタッフが一緒に考えることにより、取り組みをしていく理由が明確になります。その結果スタッフの理解も深まっていきますよね。一つの目的達成に向けてリーダーとスタッフが一緒になって行動することができれば、チームの一体感が出ていい結果が出ると私は思います。