状態を知ること@REPSS田口

こんにちは。REPSSの田口です。

暑い日が続きますね。夏休みをとった方もいらっしゃいますかね。お盆期間中は電車が空いていて快適だったのですが一瞬で過ぎ去りました。あっという間に夏が来て、月日が過ぎるのが本当に早く感じます。歳をとったのでしょうか。

個人的に継続しているダイエットは効果がしっかり出てきまして、周囲からも痩せたねと言われるようになりました。これも気づけば始めてから4ヶ月が経過しました。気分が乗らない日や調子が悪い日もありますが、とりあえず走り始めてみると案外スイスイ走れてしまったり。気持ちの問題なのか、自分の体なのに把握できていないものですね。ある程度の歳になったのですが知らないことはまだまだたくさんあるのだと実感しました。

知らぬは罪?

先日美容室の経営者さんといろいろお話ししているうちに「知らぬは罪」というフレーズが出てきました。そこまで自分を責めなくとも!なんて笑っていたのですが、知らないということは選択肢にもあがってこないというのは事実です。知っているだけで選択肢が増えて取れる手段が増える。仕事もダイエットも自分の体がどういう状況で、どういうパフォーマンスが出せそうなのか。全くわからない状態で生きていくよりもある程度は把握できていた方がいいですよね。

どの業界でもプロと呼ばれる人たちは自分で自分を管理できているから、長い期間、高いパフォーマンスが出せているように思います。自分が調子がいいのか悪いのか、仮に悪い場合はどこを修正したらいいのかを知っているのでしょう。いっときだけ結果が出てあとはそこそこ、なんてことにならないように、長く強く結果を出すために重要なスキルだと思います。

美容師さんは1日休んだだけでハサミの感覚が変わりますよね。そうなることを知らずにいたら、なんだか今日は調子が悪い、で終わってしまいますが、知っていたとしたら何かしらの対策が打てますよね。この微妙で繊細な感覚の違いに当たり前のように気づく人もいれば、気づかない人もいます。さらには自然と気づくこともあれば、意識していないと見逃してしまうようなこともあります。いつでも自分自身と外にアンテナを張って生きていくことが大切で、そうしていることが楽しいと思えるような思考を持っていたいものです。

どうせやるなら上手に

苦手なことをずっと続けていても楽しくはないですよね。自分で上手くできることが増えていったら楽しくなっていくはず。私自身美容師アシスタント時代は敬遠してしまうメニューもありますよね。最近はスタイリストになりたくないという子も増えているようです。

自分が得意なことと苦手なこと、なぜ得意でなぜ苦手なのか。きちんと知った上での選択であればいいのですが、もしかしたら楽しくなる前にやめてしまっているだけで、後になってから後悔やもったいない選択をしてしまっているかもしれません。

苦手なことは無理せずに丸投げするという選択肢もありですが、なんとなく続けていることも少しだけ分析してみると続けているうちに違う結果が出てくるはずです。遊びや料理やゲームでも、日常からそういう癖がついている人はいます。何をやってもそつなく上手に出来ちゃう人。努力もあるのでしょうが、一つの事象から得ている情報量が他の人より多く、自分の中での処理が早いのだと思います。そして次に活かそうと工夫を続けている。無意識にやれている人も身近にいませんか?

仕事でもプライベートもダイエットも少しの分析と積み重ねで、いつの間にかやること全ての結果が上がっていくような気がします。そういった成長の過程も楽しめるようになれたらいいですよね。

この記事を書いた人

田口 恭平
田口 恭平
(タグチ キョウヘイ)元美容師。
美容室の経営に関わる仕事がしたいと思い、REPSS株式会社に入社しました。
最近は美容師新人教育の見直しについてのご相談を受けることが増えています。
その他、美容室に関わる保険、独立開業、採用、教育、税務、労務など、美容業界で働く皆様にとって、お役に立つような情報、気付きを発信していきます。