接客がもたらす影響@REPSS照井

こんにちは。REPSS照井です。

先日髪を切りに理容室に行きました。私は2週間に一度刈り上げ部分だけカット専門店で整え、その2週間後に理容室で全体カットとシェービングをしています。すぐに髪切りたくなるんです。というのも、ほぼ刈り上げているヘアスタイルのため数ミリ伸びるだけで気になってきてしまいます。刈り上げは1ミリ伸びるだけで色が少し濃くなりヘアスタイル全体の雰囲気が変わってきます。そのため定期的にヘアスタイルが崩れないよう1ヶ月に2回はカットするよう心がけています。ブログを読んでくださっている皆様、私のカット周期について全然興味ないと思いますが。笑 私が美容師を辞めてから改めて気づくことがあったためブログに書こうと思います。

 

2つサロンに通っている理由

先日行ってきた理容室は最寄駅の反対側にあるのですが、散歩中に見つけお店の雰囲気が良く約1年程通っています。担当してくれているのは40代のベテランスタイリストさん。海外で何年か働いていたという経歴があります。カット技術はもちろんですがシェービングが気持ちいいという理由で通っています。

もう一つのカット専門店は前職美容師時代の上司が独立したお店です。今年5月にオープンしたばかりですがすでに5回程通っています。前職上司とは知り合ってから約6年の関係になるのですが、最寄駅が一緒ということもあり歩いていると頻繁にすれ違ったりしています。知り合いだからというだけではなく、予約不要で切りたい時にふらっと行けるという理由で通っています。

 

慣れてきたが故に

先日行ってきた理容室で感じたことがあります。それは「あれ?以前より対応が雑になっている?」と感じました。初めて行った時は丁寧にカウンセリングをして下さり、要望や悩みどうしていきたいかなど事細かく聞き提案をしてくれました。しかし通う回数が増えていくとカウンセリング時間が次第に短くなりました。スタイリストさんが「いつもと一緒?」とカウンセリングで要望を聞く前に決めつけていたり、声掛けも無くカウンセリング前にアシスタントにシャンプーをさせたりと対応が少し雑になってきているなと感じてきました。

いつも同じようなオーダーの場合、お客様自身が「このスタイリスト分かってくれている」とよく捉えるお客様もいると思いますが、「なんか雑になっていない?」と違和感を感じるお客様もいると思います。

技術は確かで仕上がりも毎回気に入っているのですが、どうしても接客が気になり私はお店を変えようかと考えてしまいます。

その一方、カット専門店の前職上司は理容室スタイリストさんよりも付き合いが長いのですが、毎回カウンセリング時に丁寧に要望を聞いて下さいます。その上ドライヤー時など熱くないかなど配慮までして下さいます。

2つのサロンを通っている私からすると、どうしても比較してしまうんですよね。私のように目的に合わせてサロンを使い分けているお客様も意外に多いように感じます。比較対象があると細かいところの差で失客に繋がりやすいですよね。

 

失客を防ぐためには

お客様がサロンに通い続けていくうちに、スタイリストとの関係性ができ親しみやすさが出てくる事もありますよね。これはスタイリスト側お客様側両方に言えることでとてもいい事だと思います。その反面慣れてくるが故に出てくる問題があります。

スタイリストが、あのお客様いつも一緒のオーダーだからと一方的に決めつけるのではなく、初心を忘れず丁寧な接客を気をつけていれば「慣れてきて雑になってきた」と感じるお客様は減っていくことでしょう。

細かいところですが、積み重なることによって失客につながる可能性もありますよね。お店の状況によっては先にシャンプーする場面も出てくるかと思います。そのような状況であれば担当スタイリストが一言お客様に声をかけてあげるだけでも印象は変わると思います。

慣れをよく思うお客様がいる反面、違和感を感じるお客様がいるということを意識することで、失客を少しでも防いでいけるのではないかと私は思います。

 

この記事を書いた人

照井 翔太
照井 翔太
元美容師
美容業界の悩み解決や美容室経営に関わる仕事がしたいと思い、REPSS株式会社に営業として入社しました。
美容師の経験を活かし、保険、独立開業、労務、税務などあらゆる視点から美容業界で働く皆様のお役に立てるよう日々勉強中です。
今はSNS等で情報が簡単に手に入る時代。しかしその情報が美容業界の皆様に適切かどうか。皆様一人一人の状況に合わせて、適切な情報やアドバイスをお伝えしています。美容業界の皆様向けの「お金の勉強会」や「独立開業セミナー」も開催しております。