強い会社(美容室)を作る為にアドバイザリーをはじめました
美容室は人がすべてという言葉をよく聞きます。「人さえいれば」という言葉も聞きます。私も本当にそう思います。
ものすごい好立地を獲得できたとしても、会社の通帳に10億円も使える資金があったとしても、成功する約束が出来づらいのが美容業界ですよね。上場などをしている他業界から参入してこないのも、そのあたりを分かっていての事でしょう。
私が考える強い美容室経営は、従業員の定着率が高い会社です。この項目を最優先にしてアドバイザリー業務は進行しています。
強い美容室とは
私の資格は協会認定FP(ファイナンシャルプランナー)です。つまり、お金に関しては元々専門分野ですから、昨今でいう財務というものは20年も前から美容室社長と継続的に話している内容にすぎません。美容室のお金の専門家として言える事は、どんなに財務面が強くても定着率の低い会社は衰退します。
逆に定着率の高い会社は上昇気流に乗りやすい特徴があります。もちろん時間生産性の事や、総客単価の事や、原価率の事など、課目を追えばひとつひとつ検証する必要があるのは当然ですし、美容室ごとの特徴を伸ばし苦手分野は平均点を取りにいく程度で十分だと思えます。
従業員が離職しないという事は、従業員数が毎年増えるという事ですよね。数年後にはセット面が足りなくなりませんか?つまり、いい場所が、お金があるから出店するのではなく、また社長が出店したいから出店するのではなく、従業員が活躍する場を提供する為の出店になるのが理想なはずです。
理想や夢の話の記事を過去何度も書いていますが、理想に近づける為に夢に近づく為に仕事をする方が楽しいからです。
リーダーとフォロワー
美容室の幹部とはどこまでの人のことなのでしょうか?店長?マネージャー?役員?
私の中では、取締役がリーダーとして相応しいと思います。しかし美容室ではおおくくりに幹部の事をリーダー陣としています。例えば夜中の23時に面白いアイディアが浮かんだ時にすぐに電話して話せる間柄というか。笑いながら、こんな時間になーんだよ?と言える様な。
同じ事を従業員にはできません。従業員はフォロワーです。会社を応援してくれる社員、リーダーを応援してくれる社員、先輩を応援してくれる社員たちは、働きやすく待遇も整え、できれば定時に帰れる就業環境を求めているでしょうし環境整備する必要もあります。特に日本なら。
リーダー教育を受けていないリーダー
私の社長時代は10年が過ぎた頃にようやく外へ学びに出ました。リーダーを教わりにです。皆さんはリーダー教育を受けましたか?時間と費用を使ってでも、まずリーダーが学ぶ必要がある事を私は体験しました。
Apple Japanの元社長へ会いに行き面談をし学ぶチャンスをもらえました。学習商材を自ら購入し、自負していますが日本で1番その音源を聴いていると思います。その事を先日伝えたところ、とってもかわいいスタンプで返信をいただいた事もありました。
リーダーがリーダーを育てなければ誰が育てるのですか?また、育つのですか?
次世代リーダー候補とリーダーは異なります。
まずはリーダー教育。また、もし社長がリーダー教育を受けた事がないのなら、自己投資するべきです。
リーダー教育に関する事は一度ご相談ください。
美容師教育計画キャリアプラン@NAPIAS(ナピア)株式会社
この記事を書いた人
- 美容業界特化型保険代理店REPSS(レップ)株式会社の取締役会長と、美容師教育プランニング・美容室事業設計のアドバイザリー業務を運営するNAPIAS(ナピア)株式会社の代表取締役をしている、下道 勝(シタミチ マサル)が、日本全国の美容業経営者に向けた、情報ブログサイトを可能な限りの範囲で更新しているブログです。 日々営業活動をしている中で、美容業経営者の「なぜ」に対し、協会認定ファイナンシャルプランナーとしての情報が満載です。 これから美容業経営者を目指す方、現在美容業経営者の方に対し、情報を発信していきます。
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