働き方の変化@REPSS照井

成長に伴う変化

何度もブログに書いていますが、私は元美容師です。先日、関東圏内で働いている専門学校時代の美容師友達4人とご飯に行ってきました。半年に一度は定期的に集まりお互いの仕事の近況報告という名目で飲み会をしています。

初めて集まったのは美容師2年目の頃で、その当時は全員アシスタントでした。そのため集まって話す内容は専門学生時代の昔話や、こんなスタイリストは嫌だ。のようなアシスタントあるある話が中心で、そんなに深い話はしていませんでした。しかし時間と経験を重ねていくことで全員スタイリストになり、指名客が増えていく中で今後自分が何に特化していくのか。どういう美容師になっていきたいか。という美容師としての方向性がお互い少しずつ違ってくるようになりました。会う度にお互いが成長していき、話す内容もアシスタントの時と比べると大きく変化していきました。

美容師としての変化

美容師としての方向性が変化していく中で、今後やっていきたい事を叶え実現するため、ここ数年で全員転職をしました。というのもその当時働いているサロンだと自分のやりたい事を実現できる可能性が低いという判断をしたためです。

お店の方向性や環境によっては、できるメニューや働き方にどうしても制限が出てしまう可能性がありますよね。例えば雇用サロンでは休日や出勤日数の融通が効きづらかったりしますよね。もちろん保障という意味では雇用サロンの方がメリットはありますが、何がメリットで何がデメリットかという判断はその人によって変わってくると思います。

転職後は大手チェーン店で店長に就いた私。業務委託サロンで稼ぐ事を優先している人。独立に向けて計画を立て出店希望エリアで働いている人。トリートメントや髪質改善系に特化した人。それぞれが今後美容師としてやっていきたい、目指している理想を実現できる可能性が高いサロンへと転職をしました。

結果的に私は大手チェーン店を退社しREPSSへ転職しましたが、他の美容師友達は理想を実現するために転職したサロンで日々頑張っています。

働き方の変化

ここ数年で美容師としての働き方は大きく変化したと思います。

昔は雇用サロンしかありませんでしたよね。技術はカットやカラー、パーマや縮毛矯正、アップやセット。全てのメニューができないと一人前の美容師としてスタイリストデビュー出来ませんでしたよね。私が働いていたサロンもそうでした。

しかし業務委託という働き方が出てきたり、髪質改善やカラーなど、一つのメニューに特化したサロンが出てきましたよね。雇用という形に縛られる事なく働けるようになってきたり、全てのメニューの技術を習得せず、自分の得意なメニューやこだわりたい事に特化した働き方ができるようになってきています。

離職という目線で考えると働き方が多様化することにより、私の友達のように今後やっていきたい事ができるサロンへと転職してしまう美容師さんが出てきますよね。実際こういった理由で辞めてしまう美容師さんが多くなってきていると感じます。

サロンがどう対応していくか

もちろん今まで通り雇用で働きたい美容師さんや、全ての技術を満遍なくやっていきたい美容師さんもいらっしゃいます。大事になってくるのは、変化している働き方の多様性にどう対応していくか。今いるスタッフが辞めないためにどう仕組みを作っていくか。が大事になってきます。

雇用サロンであれば、今まで通り雇用の形態を残しながら業務委託制度を導入する。そうすると稼ぎたいという理由で転職を考えているスタッフを囲い込めますよね。転職しまた一からお客様を指名にしていくよりも、今いるお客様を担当でき今より稼げるようになる。転職を考えているスタッフからするとメリットが大きいですよね。

雇用で働くか業務委託になるか。選べる選択肢があると働き方の幅が広がり離職は減る可能性があると思います。

働き方の仕組みをどう作っていくか。サロンの環境やスタッフの状況はサロンによって異なりますよね。そのためサロンの状況に合わせた独自の仕組みを作っていく必要があります。仕組みをどう作っていくかを私達REPSSが一緒に考えお手伝いをしております。

気になる方は是非お問い合わせください。

この記事を書いた人

照井翔太: 元美容師
美容業界の悩み解決や美容室経営に関わる仕事がしたいと思い、REPSS株式会社に営業として入社しました。
美容師の経験を活かし、保険、独立開業、労務、税務などあらゆる視点から美容業界で働く皆様のお役に立てるよう日々勉強中です。
今はSNS等で情報が簡単に手に入る時代。しかしその情報が美容業界の皆様に適切かどうか。皆様一人一人の状況に合わせて、適切な情報やアドバイスをお伝えしています。美容業界の皆様向けの「お金の勉強会」や「独立開業セミナー」も開催しております。