物件内見時の注意点@REPSS照井

こんにちはREPSS照井です。

毎日暑いですね。外は灼熱、室内はエアコンガンガンで快適、むしろ寒いくらい。この温度の差で体調を壊してしまう人が続出しているようです。皆さんは大丈夫でしょうか? 無意識のうちに熱中症になってしまうケースもあるようです。お盆休み前でいつもより忙しいお店もあるかと思いますが、水分をしっかり取って体調には気をつけていきましょう。

物件内見時のチェックポイント

ここ1週間の間で、独立を考えている美容師さんと物件を一緒に内見するという日が4件程ありました。物件を探しているエリアは皆さんそれぞれバラバラですが、希望している広さは皆さん同じ15坪くらい。席数は4〜5席、シャンプー台は2〜3台置けるようなイメージ。物件の間取りによって多少変動しますが。

物件を探すエリアによって、希望している条件の物件がすぐ見つかる人もいれば、全く見つからず1年以上探している人もいます。

仮にいい物件が見つかり、広さや間取り的にも希望している席数、シャンプー台の数が置ける。一見完璧な物件に見えますが、これだけで判断してしまうのは少し怖いです。なぜならば、電気ガス水道が美容室向きでは無い可能性があるからです。

美容室の電気ガス水道は一般の小売店等と違って少し特殊です。水道管が細すぎたり電気の容量が足りないと、水圧が弱かったりドライヤーを数台稼働させるとブレーカーが落ちてしまうこともあります。

どんなに条件が良くても設備はどうなのか。ここを理解していないと、お店をオープンした後に後悔することになってしまいます。以前に防ぐ方法として、美容室に詳しい内装業社さんと一緒に物件を内見しに行くことをオススメしています。

美容室に詳しい内装業社さんであれば、物件内見時に内装面のことはもちろん、設備面も細かくチェックしてくれます。美容室を理解しているのは、この先長く使っていくお店の内装を任せる上でとても心強いですよね。

自分目線・他人目線

物件はどのエリアで探していくのか。席数は何席にするのか。シャンプー台は何台にするのか。細かいところではありますが、席と席の間隔はどのくらいが理想なのか。希望の席数、シャンプー台が置けたとしても、お客様をご案内する導線が悪いとお客様がストレスを感じてしまいますよね。

働く側の目線も大切ですが、お客様の目線も大切ですよね。それぞれの目線で考えどうしていくのか。いろんな角度から考えていくことで、より良いものが出来上がるはず。

 

この記事を書いた人

照井 翔太
照井 翔太
元美容師
美容業界の悩み解決や美容室経営に関わる仕事がしたいと思い、REPSS株式会社に営業として入社しました。
美容師の経験を活かし、保険、独立開業、労務、税務などあらゆる視点から美容業界で働く皆様のお役に立てるよう日々勉強中です。
今はSNS等で情報が簡単に手に入る時代。しかしその情報が美容業界の皆様に適切かどうか。皆様一人一人の状況に合わせて、適切な情報やアドバイスをお伝えしています。美容業界の皆様向けの「お金の勉強会」や「独立開業セミナー」も開催しております。