岐阜美容室社長さんと幹部美容師さん来社

毎月各地から私のオフィスがあります東京の神保町へさまざまな美容師さんが訪れてくれています。その目的は変化を作りにです。私はコンサルではありません。しかし皆さんが通ってくださっています。皆さんの期待に応えられる様に準備したり、その場の質問に対して私の経験を元にさまざまな内容をお伝えしています。

 

岐阜の美容師さん達はオリジナルでオーダーメイドの教育の仕組みを作りに来ています。この2023年4月に入社する新卒美容師さんを受け入れる準備を整えに来ています。新卒美容師さんも幸せだと思います。これだけ真剣に新人教育に対して取り組んでいる美容室はまだまだ少ないと思うので。

半信半疑の美容室社長

私は美容師さんではないので技術的な知識も毛髪知識もカラー理論も分かりません。今日来てくださっていた美容師さんにいろいろ質問をしながら、教育の仕組みを一緒に作っています。社長は東京の超有名美容室を長年経験して岐阜にIターンして創業しました。

 

新卒を受け入れる体制作りに当初社長は疑念をもっていたと思います。私が伝える事に対して、そんな内容で上手く行くわけがないと感じたかもしれません。教育はそんな簡単な事ではないと思っていたかもしれません。半信半疑どころか、80%くらいは疑っていたんじゃないかと思います。しかし今は幹部連れで東京に通うくらい真剣に教育に取り組んでいます。

 

何が社長をそうさせたのでしょうか?

美容室社長に聞いてみました

「新人にシャンプーを教えるとすれば何時間くらい教えればベーシックとしては出来る様になるのですか?」

 

私は何の疑いもなく純粋に聞いてみたのです。すると、うーんと考えて○時間くらいかなー?と。皆さんならどうでしょうか?何時間くらい教えたら良さそうでしょうか?

 

ではカラーやパーマやカットはどれくらいの時間をかければ、ベーシックとしては学べるのでしょうか?技術職ですから技術に完成はないでしょう。向上心があればずっと学べるし勉強するでしょうし、練習を繰り返せばどんどん技術は向上するものだと思います。

 

私は「時間」について質問をたくさんしてみたところ、その合計こそがその美容室で考えるベーシックな部分での必要教育時間ではないですか?と伝えました。

期間から時間へ

早期デビューが目的ではなく、感覚的に次は何と教えるのではく、必要教育時間の合計を計算する事こそが必要ではないかと、伝え方を変え言葉を変え社長に伝えました。もちろん教育のカリキュラムはあるそうです。私はその中身をみても正直さっぱり分かりませんが、ヒントはたくさん眠っていました。

 

私が一緒に作り込む事ができるのは設計です。そして更新です。幹部美容師さんも一緒に居ましたが感動していました。これはすごいと!

 

人を喜ばせる事、人を感動させる事は皆好きですよね。私も大好きです。喜んでいる顔を見れて、感動している顔を見れて私も嬉しくなっちゃいました。プランニングという仕事は、目の前で喜んでくれるからこそやり甲斐があります。

この記事を書いた人

下道 勝
下道 勝取締役会長兼務代表取締役
美容業界特化型保険代理店REPSS(レップ)株式会社の取締役会長と、美容師教育プランニング・美容室事業設計のアドバイザリー業務を運営するNAPIAS(ナピア)株式会社の代表取締役をしている、下道 勝(シタミチ マサル)が、日本全国の美容業経営者に向けた、情報ブログサイトを可能な限りの範囲で更新しているブログです。 日々営業活動をしている中で、美容業経営者の「なぜ」に対し、協会認定ファイナンシャルプランナーとしての情報が満載です。 これから美容業経営者を目指す方、現在美容業経営者の方に対し、情報を発信していきます。

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