時にはノリと勢いで@REPSS(レップ)吉里

2022年も1ヶ月が経とうとしています。
ついこの前に、新年を迎えたと思ったら、もうすぐ節分。本当に早いですね。

冬は寒いのでとても苦手ですが、星が綺麗に見えたり、冬キャンプする人がすくないのでゆっくりキャンプが楽しめるなど、冬は冬で好きな季節です。
また、寒さに関してもヒートテックと防風フリースという神器のおかげで、本当に楽しく冬を過ごせています。(ユニクロに感謝ですw)

とはいえ、寒いから〜と考えてついつい動きたくなることも多々あります。

考えすぎて行動できない

新しいことをはじめるときに考えすぎて、行動できない。なんていう経験をしたことがある人は多いのではないでしょうか?
考えることは決して悪いことではないですよね。

失敗やしんどさやめんどくささなどを考えると、より一層やりたくなります。
ましてや、つらいのが分かっててやる意味とか「意味」なんか考え始めたらヤバいですねw

時にはノリで行動も

深く考えないで、ノリや雰囲気・勢いでとりあえずやってみたことって、意外とよい経験になったりしませんか。
今考えるときっとやらないと思いますが、挑戦してよかったという経験があります。

それは「ウルトラマラソン」です
フルマラソンやトライアスロンを知っているって方は多いと思いますが、ウルトラマラソンを知っている方は少ないのではないでしょうか?
ウルトラマラソンとは、フルマラソン(42.195km)を超える距離を走るマラソンのことです。

50kmや60km、100km、115kmなどの大会があります。
長いレースでは、6日間レースや砂漠レース、南極レース、アメリカ大陸横断4,600kmなんて途方もないレースもあります。笑
(100km完走したランナーのことをウルトラランナーといいます)

こういう風に聞くと、ウルトラマラソンとかやりたくありませんよねw
フルマラソンと聞くだけでもしんどいのに、それよりも長いなんて、しんどいだけでしょって多くの方が感じると思います。

走るきっかけ

過去に私は、3度100kmのレースを完走したことがあります。
そんな私ですが、決して長距離が得意だったわけではありません。

運動をがっつりしていたのは高校生まで。高校のサッカー部時代に合宿で経験した17kmランが最長距離でした。
27歳の時に、社会人でしていたサッカー部のつながりで、はじめてフルマラソンを走ることになりました。

私が走り始めたとほぼ同じ頃に、現会長の下道も走り始めた時期でした。
当時の下道は、走るとは無縁の人でした。走るまでは学生時代にバレー、若い時はサーフィン、社会人になってからはシーバス釣りと走るとは本当に程遠い人でした。500m走るのもしんどいレベルです。

そんなランナー初心者の下道が走ることを知り、当時の僕はフルマラソン挑戦を意気揚々とドヤ顔で伝えました。

吉里:下道さん、今度、初フルマラソンで4時間ギリを目指してるんです

下道:ぬるっ!そんな小さいレースに出るんだ。ふーん

下道からの予想外の反応に、初心者ゆえにフルマラソンで4時間ギリをすることの大変さがわかってないのかなと思っていました

下道:よっしーさ、ウルトラマラソンって知ってる?

吉里:知らないっす。なんですか?ウルトラなんとかっていうのは。

下道:世の中にはフルマラソンより長い距離を走るウルトラマラソンっていう大会があって、俺はそれにでようと思ってんの。その大会は14時間で100km走る大会やから、よっしーの走る距離の倍以上走るわけ。それからすると、フルマラソンとか半分以下の距離やから、俺からするとぬりー大会だなと(笑)

吉里:やべー大会じゃないすか。ウルトラマラソン。

下道:だろ?よっしーの周りにフルマラソンを完走した人はたくさんいると思う。俺の周りにも何人もいる。けど、ウルトラマラソンを完走した人、100kmを完走したウルトラランナーはいなくない?

吉里:・・・いないっす。

下道:周りに達成したことのないウルトラランナーになれば、かっこよくない?

吉里:かっこいいっす。

下道:なりたくない?ウルトラランナー。

吉里:なりたいっす。

下道:今度、その大会あるから出る?

吉里:出ます!

私のウルトラマラソンを始めたきっかけは、このような経緯を経たものでした。
その後めちゃくちゃしんどい思いをすることをろくに考えもせず、その場のノリと勢いで決めたものです。

挑戦して得たもの

実際にウルトラマラソンに挑戦して得たものは、計り知れません。
その中でもこの二つは特に自信につながりました。
・忍耐力
・目標達成する力

忍耐力

100kmを完走するには、言わずもがな忍耐力がつきます。
とにかく自分との戦いです。苦しくなって辞めるのを決断するのは自分なのです。しんどい、やめれば楽になるとか弱い自分と向き合いながら、完走を目指す。
この経験は、本当に仕事面でも役に立っています。

目標達成する力

100kmを完走するには、ちょっと練習しただけではできません。
完走するには、どんな練習が必要か、怪我しないためにはどうすればよいのか、どのような段階を経て完走するのか、当日のペース配分やエネルギー補給、怪我にはどう備えるかなどなど、完走するために徹底的に考えて臨みました。

100kmの道中は99%しんどいことだらけで、70kmを過ぎてくると本当にしんどいです。ただ、そんなしんどいことだらけのウルトラマラソンですが、完走した喜びや達成感は半端ないものでした。フルマラソンを4時間ギリを達成した時のものとは比べ物にならないです。

この挑戦で得たもの、挑戦する過程で得たものは一生の宝だと感じています。
きっと考えていたら得られなかった貴重な体験です。

ウルトラマラソンへの挑戦は、新しいことやしんどいことなどに挑戦する一例です。
その先のことを考えると、挑戦することをためらう何かに遭遇したときにとりあえず深く考えずに勢いでやってみるというのもありだと思います

最近、めっきり走れていなくお腹が出てきました。
かっこよくあるためにも、こっそりラン再開しようと思います。

この記事を書いた人

吉里 公博
吉里 公博
REPSS株式会社に属し「美容業界に特化」して、経営・法律・税務・資金・制度を中心に、美容業界のライフプランナーとして全国の美容師さんと会い続けています。時には出店相談・お金の相談、時にはトラブル相談・離婚相談など、美容業界で起き得る事案や不安に対し、信頼できる人脈と多くの場数が経験値となり、お客様とのパートナーシップが生き甲斐です。
ブログでは、「見といてよかったわ~」「なるほどね」
と思ってもらえるようなお役立ち情報を発信して、皆様のサロン運営に役立てていただければいいなと思っています。