リーダーの標準装備とは?

お勉強は大の苦手でした。しかし、そうも言っていられない状況にもなりたくさん学んだと思います。勉強の方法はさまざまで、本から学ぶ事も、人から学ぶ事、オンラインで学ぶ事、体験から学ぶ事、Googleで学ぶ事。ひと言に学ぶといっても、辛い方法もあれば楽な方法もあります。

 

しかし今思い返せば、その気でいればそのタイミングで、ベストと想えるな内容が舞い込んでくる気がします。もし、勉強しようとその気もなければ、そのチャンスに気づかずに通り過ぎていたかもしれませんね。

 

つい先日、私が読んだ本を部下に紹介しました。実は滅多にない事で、部下にとっては本を勧められると、読まなくてはならないという気持ちになって、自ら読もうと思った事と異なる気持ちで読んでもあまり意味がないと思っています。だからあまり勧めたりはしないのですが、偶然出会った本が、REPSS社の若手には当てはまっているなと感じたので、前置きしながら紹介しました。

勉強はした方が良いと思っていても。

私が通っていたリーダー塾で「リーダーが1番勉強していないのは迷惑」だ、という教育がありました。確かに。

 

お勉強に対してなかなか気が向かないのもすごく分かります。私もそうでしたから。

 

私の場合なぜ学ぼうかと思ったきっかけは、似た様な事業規模で似た様な職種の社長達とつるんでいて少し安心感もあったのですが、気がつくと周りには案の定似たり寄ったりな社長ばかりでした。(私も同様に)

 

ここに居て頭ひとつ抜け出せるのかな?なんて思いました。同等レベルで懇親会ばかりで良いのか?と思いました。

 

心のどこかに、なんとなくですが自分が行なっている事が合っているのかどうか?

自分の考え方でこの先は良いのか?

社員達は成長するのか?

と疑問と不安があったからです。

学びにいくと決めた先

学ぼうと決めて探した先は、弊社の事業規模よりちょっと大きな会社とかではなく、また知人関係から離れた全く縁もゆかりもない先を選びました。その方が客観的で且つ厳しい意見をもらえると思ったからです。

 

私が学びに行った先は、Apple Japanの元社長の山元さんに連絡し会いに行きました。

部下が1番学んでいないか?

私も注意していないと追い抜かれるかもしれない。それはそれで嬉しい事ですが、まだ引退したわけではないし、この先も現役で仕事をし続けると決めているので学びも止めるわけにはいきません。

 

リーダーが1番学んでいないのに部下に勉強しろは言い過ぎかもしれません。部下は先輩を見て育つ一面もあるでしょう。後輩より学ぶ事でその姿勢も示せるでしょうし。

 

リーダーが1番学んでいるから会社は成長するでしょうし、部下も成長すると思います。逆にリーダーが学んでいないのにどうやって会社は成長するのでしょうか?以前の私の様に、感覚的でどこか不安を抱えながら自分の知識や経験の範囲内でしか判断ができないとすれば、自分より優秀な社員の採用も成長も自分未満になりかねませんよね。

学ぶを選ぶ時

学ぶ事への時間と費用は自己投資として私は最も有効だと考えています。

 

私の経験値からだけですが、いろいろ学ぶ方法はあります。私が選んだ方法は、この人だ!と惹かれた人や内容を徹底的に深掘りする。広く浅くいろいろ学ぶ事より、私は一点集中の様な深掘りでマスターしたいと思いました。

 

それがApple Japanのリーダーでした。

いろんな人からではなく信じたこの人から

広く学ぶ事は、なんだか学んでいる気にしてくれますが、身になる事、血や筋肉にはなりづらい。私はリーダーとしての標準装備をまずは身に付けたかった。その上で自分の置かれた環境の中で実行し、継続する力を身につける事で、それでもなかなか結果が伴わない経験をして、修正し更新してきた気がします。

 

学ぶの選択には好みもあるでしょう。いろんな人から話を聞くのも新鮮です。しかし教わった事を実践し続けて結果を作れている人は、もしかしたらごく少数なのかもしれません。

 

私のお勧めは、この人だ!と感じたら自分を信じて、徹底的に学び通したらどうでしょうか?

この記事を書いた人

下道 勝
下道 勝取締役会長兼務代表取締役
美容業界特化型保険代理店REPSS(レップ)株式会社の取締役会長と、美容師教育プランニング・美容室事業設計のアドバイザリー業務を運営するNAPIAS(ナピア)株式会社の代表取締役をしている、下道 勝(シタミチ マサル)が、日本全国の美容業経営者に向けた、情報ブログサイトを可能な限りの範囲で更新しているブログです。 日々営業活動をしている中で、美容業経営者の「なぜ」に対し、協会認定ファイナンシャルプランナーとしての情報が満載です。 これから美容業経営者を目指す方、現在美容業経営者の方に対し、情報を発信していきます。