新卒採用@REPSS照井

こんにちはREPSS照井です。

8月に入り美容学生が就職先を探している真っ最中かと思います。元美容学生の私は、気になっているサロンを見学したり、実際に施術しに行ったりしていました。皆さんは当時どう動いていましたか?

初めての就職、初めての社会人。美容師としてのスタートダッシュをきるサロン選びはとても慎重になりますよね。今はSNSの投稿内容から、どんなスタッフがいるのか、どんなことを大切にしているサロンなのか。サロンの雰囲気が直接行かなくてもなんとなく分かったりしますよね。

新卒採用事情

最近打合せ等でお会いする美容室オーナーさんから、「来年の新卒スタッフが◯人採用決まりました!」とめちゃくちゃ笑顔で教えて下さる機会が立て続けにありました。本当に嬉しいことですよね。新卒採用が厳しいと言われる中で、8人や10人、多いところでは20人と採用が決まっているようです。

新卒採用ができているサロンさんがある一方で、全く採用できていない。むしろ応募すらこないといったサロンさんも実際あります。私が感じるに2つの違いがあります。

一つ目は内部の仕組み

組織として内部がしっかりしているサロンは新卒採用においてとても重要。例えば教育。スタイリストデビューまで2年。という曖昧な期間ではなく、アカデミーのカリキュラムを時間割で作成していたり、デビューまでのスケジュールが年単位で作成されている。デビュー後の美容師人生においてのキャリアプランも明確に提示されている。入社後何をどうするのかが美容学生が想像しやすいと、働くイメージも湧きますよね。美容学校の先生からは、安心して大事な生徒を送り出したくなるとの声も実際あります。

二つ目は発信力

どんなに素敵なサロンでも発信しなければ届きません。発信量が多いサロンさんは美容学生の目にとまる回数も多いです。リクルート専用のインスタグラムを活用していたり、美容学校へのアプローチやガイダンスへの積極的な参加。サロン見学を行なっていたりと、動いているサロンさんは美容学生からの反応もいい気がします。

表面上だけではなく、目的はなんなのか。

新卒採用すべく、基本給を高くしたり福利厚生を充実させようと動いているサロンさんもあります。このご時世に基本給を他のサロンよりも高く設定している企業努力は本当にすごいなと思います。

好条件のため応募がたくさん来るかもしれません。新卒採用はできるかもしれません。しかしせっかく基本給を高く設定しサロンに来てくれた新卒スタッフが定着するかは全く別問題です。

新卒採用だけが目的であれば良いのかもしれません。しかし本来、採用した新卒スタッフが育ちスタイリストとして活躍することが重要なはず。入口は良くても教育がしっかりしていなかったり、人間関係が良くなかったらどんなに好条件でも人は離れていってしまう気がします。

重要なのは内部の強化。そして発信力。一緒に仕組みを作りませんか?

 

この記事を書いた人

照井 翔太
照井 翔太
元美容師
美容業界の悩み解決や美容室経営に関わる仕事がしたいと思い、REPSS株式会社に営業として入社しました。
美容師の経験を活かし、保険、独立開業、労務、税務などあらゆる視点から美容業界で働く皆様のお役に立てるよう日々勉強中です。
今はSNS等で情報が簡単に手に入る時代。しかしその情報が美容業界の皆様に適切かどうか。皆様一人一人の状況に合わせて、適切な情報やアドバイスをお伝えしています。美容業界の皆様向けの「お金の勉強会」や「独立開業セミナー」も開催しております。