独立開業を考える上で＠REPSS照井

こんにちはREPSS照井です。

現在、数名の美容師さんの独立開業をお手伝いさせていただいています。皆さんそれぞれ独立に対する考え方や思いが異なっており、これから独立する皆さんの夢や今後のプランを聞いて、私もワクワクしてきます。

考えていくこと

一括りに独立開業と言っても、自分1人で独立、現在一緒に働いているスタイリスト、アシスタントと一緒に独立、仲間と一緒に共同経営で独立など、様々なケースがありますよね。

自分の思い描いている独立プランを実行するためには、席は何席必要なのか？シャンプー台は何台必要なのか？物件の広さはどのくらい必要なのか？

スタッフを入れて独立するのであれば、スタッフは雇用？業務委託？フリーランス？どの働き方でいくのか。雇用するのであれば、給料はどのくらい？業務委託であれば歩合率はどのくらい？しつこいくらいの『？』が文章に出てきていますが、これから独立する皆さんが想像している以上に、考えていく事が沢山あります。

物件やスタッフのこと以外にも沢山考えなければならない事があります。内装はどこにお願いをするのか、美容ディーラーはどこにするのか。独立したい物件が見つかったら、内装業者と一緒に内見。美容ディーラーとセット椅子やシャンプー台など美容器具の打合せをします。内装、美容器具の見積もり金額が分かり次第、事業計画の作成をし融資を受けます。融資はどこで受けるのか、保険、広告集客、ネット電話回線、有線、ポスレジなど。様々な業者との打合せをし、どうしていくのかを考えていきます。必要であれば、税理士や社労士との打合せもしていきます。

計画性を持つ

次から次へ様々な業者と連携を取り、打合せを進めていくことになります。ご自身の休みはほとんど打合せで消えてしまうと思います。そのくらいスピード感を持って取り組んでいかないと、オープン日がどんどんズレていってしまう可能性があります。

オープン日がズレてしまうと、空家賃が発生したり本来支払わなくていい費用が出ていってしまいます。費用面以外にも、オープンを待ち望んでいるお客様を待たせてしまうことになりますしね。融資に時間がかかりすぎてしまうと、抑えている物件も無くなってしまう可能性もあります。それはなぜか、大家さんが待てなくなるためです。実際にあった話です。

そもそも独立開業を考える上で、何からしていくのか。何から考えるのか。皆さんはじめは分からなくて当然です。今までの独立開業をお手伝いしている経験をもとに、これから独立開業を考えている皆さんの「？」を一緒に解消していけたら嬉しいです。

ご相談お待ちしております。

この記事を書いた人

照井翔太: 元美容師
美容業界の悩み解決や美容室経営に関わる仕事がしたいと思い、REPSS株式会社に営業として入社しました。
美容師の経験を活かし、保険、独立開業、労務、税務などあらゆる視点から美容業界で働く皆様のお役に立てるよう日々勉強中です。
今はSNS等で情報が簡単に手に入る時代。しかしその情報が美容業界の皆様に適切かどうか。皆様一人一人の状況に合わせて、適切な情報やアドバイスをお伝えしています。美容業界の皆様向けの「お金の勉強会」や「独立開業セミナー」も開催しております。