待っていても仕事は来ないよ@REPSS下道
最近の美容師さんであればInstagram集客やTikTok集客で成功している方もいらっしゃいますし、大手集客媒体を通じて集客が成功している美容室もありますが、共通して言える事は発信しているという事実ですよね。発信の質もとても重要ですが結果が伴っている方々の発信の「量」はやはりすごくて、しっかり学んで相応の時間を使って発信をしています。
どんなに良い商材でも素晴らし技術でも知ってもらわなければ「知られない」という事ですよね。つまりまずは知ってもらいたいと想うなら、成果に繋げたいと想うなら、量を増やし質を上げる努力が必要になりそうです。その手間や時間を確保できない場合は金銭で解決する外注という手段もありますが、質に疑問は残るでしょう。なんせ自分で行っていないのですから仕方ないのかもしれません。
結果作り
程々の量であれば結果も良くて程々で、その程々が結果の最大値です。しかし多くのケース結果が伴う事もなく先細りになる気がします。
実は努力を上回る事があります。それは興味だったり好きという感覚。これは努力を感じて行うのか、好きでやるのかでは過程での感情が異なるからです。
例えば週1回トレーニングする人は、週1回のトレーニング以上の結果は伴いません。努力するのか好きでやるのか分かりませんが、どの程度の量を行う事で、どの程度の結果が伴うのかの検証もせずに感覚的に程々やる場合、やっている感はあるでしょう。ちょっと厳しい表現かもしれませんね。
やるからには結果が欲しくないですか?
やるからには反響が力になったりしませんか?
反応が嬉しかったりしませんか?
仕事につなげる為に何かを行うのあれば、結果を作る為に考える必要があると思います。
大前提ですが、結果を作る目的や理由を定義する必要があります。希望する結果を前もって設定して、それに向かってどの手段を行うのか。つまりバックキャストの考え方ですね。
バックキャスト@REPSS下道
伝える手段
伝える手段はさまざまありますよね。SNSでもブログでも、外注した先の広告会社もそのひとつですよね。しかし、何も発信しなかった場合はどうでしょうか?口コミは人から人へ伝わる場合と、インターネットを通じた口コミがありますが、そもそもインターネットを使わない場合を考えると、人から人への口コミであったり、紹介営業といった分類になるのでしょう。
私は営業担当として20年以上、ご紹介とセミナー登壇でお客様を増やす事ができました。飛び込み営業もテレアポ営業もやった事がありません。ましてや広告を出す事もした事がないのです。紹介営業には限界があると聞きますが、私は未だ限界を感じません。
では、待っていてお客様が勝手に増えたのでしょうか?
そんな訳はありません。常に前へ前へ進む努力をし続けた事で今があります。お客様が増える事が楽しかったのです。
前へ前とは、先読みした事を前もって学んだり、お客様に必要になるかもしれない情報を前もって学んだり、信頼できる弁護士さんや公認会計士さんから学んだり、税理士さんから学んだり社会保険労務士さんから学んだりもしました。自分にない知識を持った方々から学び、それをお客様のケースに応じてお伝えする事で、同様な情報を必要と考える方をご紹介いただけたりもしました。
待っていても変化はない
私たちの場合、店舗を構えて素敵な内装デザインにし、見栄えの良い外装にする事はありません。目の前を通る人がフラッと声を掛けてくださるなんて皆無です。何も発信していなければ、私たちを知っていただく機会は全くありません。
つまりREPSS社は発信を行わなかった場合、REPSS社は知られる事は無いという事になりますよね。
発信をしないという事は、知っていただく機会を損失しているのです。
これはREPSS社に限らずどの業種でも同じ事が言えるかもしれません。
芸能人だって、著名人だって、名の通った会社だって、発信をし続けているから知られている訳ですよね。小さな会社だからこそ、吹けば飛んでしまうような規模だからこそ、有名な会社に負けない様に知ってもらう機会を増やさなければならないと想うのです。
REPSS社の未来は?
今のREPSS社は私と石井とで土台を作り、後に今のスタッフが参画してくれた事で今があります。従来通りの手段を仮にREPSS社のやり方と捉えるとすれば、今後はどのような変化を作っていくのか期待です。
もし発信を怠ったり、発信する量を加減したりすれば、未来を担うスタッフの足枷になりかねません。先ほど書いた、機会を損失する事になり、スタッフの為に機会を作る事が先輩の役割でもあるはずですからね。
待っていてお客様が来てくださる程、REPSS社は有名ではありません。努力し続ける事が必要なはずです。知ってもらう努力を好きでやれたら良いですが、仮に発信が苦手だとしても、その苦手から逃げていれば、その姿を後輩は見ています。
理想と現実は違うもの。
理想を現実にするのも自分であって、理想を理想としてヘラヘラするのも自分です。
失敗や挫折は生きていく上で、仕事をしていく上で、リーダーというポジションに就いた上で宿命です。心が折れる時だってあるはず。しかし失敗も挫折も経験できるというポジションでもあるはずです。全ての経験は自分の未来で自信に繋がります。
この記事を書いた人
- 美容業界特化型保険代理店REPSS(レップ)株式会社の取締役会長と、美容師教育プランニング・美容室事業設計のアドバイザリー業務を運営するNAPIAS(ナピア)株式会社の代表取締役をしている、下道 勝(シタミチ マサル)が、日本全国の美容業経営者に向けた、情報ブログサイトを可能な限りの範囲で更新しているブログです。 日々営業活動をしている中で、美容業経営者の「なぜ」に対し、協会認定ファイナンシャルプランナーとしての情報が満載です。 これから美容業経営者を目指す方、現在美容業経営者の方に対し、情報を発信していきます。
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