美容室フランチャイズ(ホールディング)ミーティング@関西

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数ヶ月間、関西エリアを行き来しまして、ようやく着地に近づいてきた感のある、美容室フランチャイズ(ホールディング)の仕組み作り。

 

今年の1月位からかな?京都と滋賀の美容室経営者さんに会いに行き、当初のテーマは「節税」だったのですが、節税がおおよそ完了してからは、美容室の仕組み作りに取り掛かっておりました。

 

美容室を店長に全てを任せると独立の助長する場合もある

美容室経営者さんは、店舗展開は考えているし、その先どうするか?をイメージすると「任せていきたい」という考えがあるようですが、現実的に「任せる」と「自分でやってみたい」という気持ちを同時に芽生えさせてしまう原因になってしまうケースもある。

 

その結果、独立を助長させてしまう事になると、スタッフを引き抜く行為や、お客様を事前に引っ張る行為が、横行してしまう事もある。

 

お客様側目線で言えば、親切に教えてくださった!と思われるでしょうし、お客様目線で物事を判断する事は正しいとは思いますが、美容室経営者と相談も無しにお客様に独立のご案内する事は、いささか賛成できない。

 

美容室の仕組みつくり

デザインを追求する美容室。

 

福利厚生充実の美容室。

 

ビジネスライクな美容室。

 

普段着感覚の美容室。

 

美容室にもさまざまな形態があって、美容業界以外の他業界に目を向けると、フランチャイズという分野は、実は割りと広いというか多い。

 

美容室の様に、デザインなどの技術系の仕事をフランチャイズ化させるって、やはり難しい事で、ブランディング化をしたとしても、古き良き時代を引きずって事を起こしてしまうと、まず良いことはない。

 

そこで美容室のフランチャイズ(ホールディング)という形式を仕組み建てるには、他業界のフランチャイズシステムが、かなり役に立たないw

 

美容室フランチャイズ(ホールディング)の店名は変える?

私が関わる美容室フランチャイズ(ホールディング)作りは、出店時には全店舗の店名は変えましょうと言います。

 

美容室業界でフランチャイズ(ホールディング)を実践している店舗の多くは、ブランディングを意識してか、同一店名にし易い。

 

同一名にするメリットも多くあるので、希望に沿って打合せを進めるのですが、同一店名でも個別店名でも、運営する上でのシステムは同一で、例外をできるだけ作らない事が大事なんです。

 

美容室フランチャイズ(ホールディング)のお金の管理

 

事業計画上、できる限り信頼性の高い会社と組む事もオススメするのですが、例えばお金の管理もそうです。

 

警備会社が運営・管理する「夜間金庫」みたいなものを設置すると、お金の管理やその事に対する時間が大幅に短縮もする。

 

バックルームにこの「夜間金庫」みたいなものを、警備会社が設置するのですが、万が一の事で、プロが荒らしに入ってもまず現金を持っていかれる事は不可能に近い。

 

毎日の入金をその金庫に流し込む時にお金を数え、金庫にお金を流し込むと入金金額のレシートが出て来る。

 

そのレシート金額と、POSレジ上の今日の日計が1円でも合わないと、その日の誤差が生まれてきてしまう。

 

そのレシートと、POSレジ上の売上を並べて写メを社長に送る事で、現金回収の手間は省ける仕組みになる。

 

なぜなら、その警備会社が売上を回収し、入金用の銀行通帳に入金までしてくれるし、釣り銭まで持ってきてくれる。

 

美容室のバックルームから、一歩外に売上を持ち出した時点から、通帳へ入金するまでが警備会社の仕事なので、何かあったその時は、警備会社の責任になる。

 

業務委託美容室の一部の店舗では使っているのですが、費用は多少かかっても、お金の管理から社長は開放されるって、結構大きなメリットとなる可能性は大。

 

来月行う「OSHINONBI」では、このサービスの紹介とかもしよっかな?

この記事を書いた人

下道 勝
下道 勝取締役会長兼務代表取締役
美容業界特化型保険代理店REPSS(レップ)株式会社の取締役会長と、美容師教育プランニング・美容室事業設計のアドバイザリー業務を運営するNAPIAS(ナピア)株式会社の代表取締役をしている、下道 勝(シタミチ マサル)が、日本全国の美容業経営者に向けた、情報ブログサイトを可能な限りの範囲で更新しているブログです。 日々営業活動をしている中で、美容業経営者の「なぜ」に対し、協会認定ファイナンシャルプランナーとしての情報が満載です。 これから美容業経営者を目指す方、現在美容業経営者の方に対し、情報を発信していきます。