無駄な事や余計な事はどんどんやってみる@REPSS下道

継続は力なりという言葉を聞いた事がある方も多いと思いますが、継続する力が弱ければ力にはなりませんよね。この事を頭で理解していても、何かと難しいとブレーキを掛けてしまっている人もいるのではないでしょうか。自分自身で難しいな、時間がないなと脳に指令が出てしまった時点で先細りになってしまうのでしょうね。この症状はリーダーにとって成長できるかできないかの分岐点でもあります。

 

リーダーに暇な人はいません。難しい事に直面し乗り越えていくからこそリーダーなのですから、自分に言い訳をして逃げていてはかっこいいリーダーにはなれませんね。直面した課題や問題に対して、真っ向勝負を挑んでいく姿を部下は見ています。説明や理屈ではなく、また答え探しでもないリーダーの挑む姿は誰も最初から持ち合わせた性能ではないのです。鍛えられて性能は向上していくものです。

リーダーは人に期待する

私は人の成長が大好きです。元社長として今でもスタッフの生活を豊かにする為、また社会を豊かにする上で利益は必要ですから、その為の手段として今でも緩める事なく仕事をしますが、私は仕事の楽しさの中に、人を感動させたり、人を喜ばせたり、人を驚かせたりする事が好きですし、人が困ったときには助けたくもなるし、ひとりで居ることや暇な時間は大の苦手です。

 

最近私も仕組みについて書いたり実践したりしていますが、仕組みを作る目的は何でしょうか?仕組みを作る事が目的ではないはずですよね。私からの提案で「BTP」美容版として数多くの美容室の教育改革に挑んでいます。そして今後この「BTP」をもっと多くのプランナーが伝えられる様に育成できたら良いなとも思っています。その人たちに期待しながら。

キャリアプランは未来創り

神保町に毎月通ってくださっている社長さんたちは皆、スタッフの未来を創りに来ています。安心して長く働ける仕組みを作っているという事は、人に期待しないとは真逆です。人の為に作っています。つまり、その人の希望する生き方が自分の会社で実現できる様に、会社としてキャリアプランを作るのです。売上や利益は後から付いてくるのです。その設計をしていれば。

美容室の教育設計が未来を変える@REPSS下道

美容コンサルとプランナー@REPSS下道

私にも転職経験がある

会社が一生懸命に考えるビジネスデザインがあっても、相性の違いとして離れていく人もいるでしょう。その人を無理に引き止める必要はないとは思います。きっと1度や2度の転職を経験した事がある人も多いのではないでしょうか。

 

人を感動させたり、人のやる気を引出したり、人が失敗したり成功したりして、そこには感情もあって、嬉しいとか楽しいとか悲しいとか辛いとかがあって、それを乗り越えて人は成長するものではないでしょうか。

ひとつひとつゴール(出口)を決める

このブログの読者さんはほとんどが経営者や幹部の方でしょう。ゴール(出口)を決めて仕事に取り掛かっていますか?ゴールのない勢いだけ、場当たり的で楽しいだけの仕事の進め方は、最後に止まるか割れます。それもお金が原因だったり、人間関係で止まり割れるでしょう。それを望んでいないはずです。

 

どれだけ努力をしても報われない事なんて山ほどあるはずです。リーダーには「ひらめき」という得体の知れない性能を持っている人がいます。私はこの「ひらめき」を信じる方です。雑談の中から生まれるひらめき、本を読んでいて思いつくひらめき、食事の最中や電車で移動している時に思いつく。

 

「天才とは、1%のひらめきと99%の努力である」ってエジソンの名言

 

エジソンやアインシュタイン、ソニーの創業者盛田昭夫氏、Appleの創業者スティーブ・ジョブズ氏の本を読むとその共通点として、猛烈な好奇心が旺盛ではないでしょうか。この好奇心は、冷静な人には感じづらいかもしれませんが、熱量があって好奇心をもった時の推進力は、人並み外れた事だと思います。

「情熱を注ぐ」は第1章第1条

私の学びの第1章第1条の言葉が「情熱を注ぐ」です。深く理解し共感し想像することで自発的な行動になるはずです。いちいち論理的な解釈をしていれば自発的行動の妨げになりかねません。つまり遅いのです。

 

そこそこ仕事ができる人たちの特徴として、効率を重視する傾向がある気がします。余計な事をしない、遠回りをしない、言い換えると冒険をしない真面目さん。最短コースを探して、どの方法が効率的かの答えを欲しがるので、無駄をしたがらない。実はこの無駄からさまざまな発見があったりするのだけれど。

余計な事をする

最近「おぉぉー!」とか「わぁぁー!」とか感動して声が出ちゃった事ありましたか?

 

猛烈な好奇心や情熱に答え探しはありません。あるとすれば、目の前の事だけではなくその先の未来を想像しそれに向かって推進できているかどうか。楽しいだけでは遊び、遊びの様に仕事をし、仕事を遊びの様に過ごせたら継続する力は振り返って見返したら継続していたと気づくのです。

 

忙しいから、時間がないが先に想像されればもう前には進めません。平等に与えられた時間を自分自身でデザインする。そのデザインは、効率的な設計書ではなくカラフルか?取扱い説明書ではなく、体験するという実行力が伴う行動か?

 

計画は計画通りに、自分が考えた通りになんて滅多に進まないのです。つまり、完璧な計画が必要なのではなく、仮計画でテストして修正してを繰り返す事で、より良くする為の継続が生まれてくるのです。そこにあるのは変化し続ける事であって、答え探しではない。もし答え探しがあったとしても、その答えを導き出すプロセスが楽しいのであって、楽しむプロセスが欠けると場がしらけるもの。

 

無駄な事、余計な事は前もっては分かりません。先に進んで振り返った時に、その無駄や余計な事という点と点が繋がる事だってたくさんある。営業の現場でも同様に「無駄話」は何一つ無駄ではないのと同じなの。

この記事を書いた人

下道 勝
下道 勝取締役会長兼務代表取締役
美容業界特化型保険代理店REPSS(レップ)株式会社の取締役会長と、美容師教育プランニング・美容室事業設計のアドバイザリー業務を運営するNAPIAS(ナピア)株式会社の代表取締役をしている、下道 勝(シタミチ マサル)が、日本全国の美容業経営者に向けた、情報ブログサイトを可能な限りの範囲で更新しているブログです。 日々営業活動をしている中で、美容業経営者の「なぜ」に対し、協会認定ファイナンシャルプランナーとしての情報が満載です。 これから美容業経営者を目指す方、現在美容業経営者の方に対し、情報を発信していきます。