ジュニアスタイリストの離職@REPSS田口

こんにちは。REPSSの田口です。

最近とある美容室のジュニアスタイリストの方から離職の相談がありました。

都心の一等地エリアの人気サロン。高い倍率の採用面接を通過し、はたから見ると順風満帆な美容師人生を進んでいるようにも見えるわけですが、聞くとその方と同期入社のほとんどのスタッフが辞めようかと迷っているとのこと。オーナーさんからしたらせっかく育てたスタッフが、これから活躍するという時にまとめて離脱していくかもしれないという危機。恐ろしい状況です。

今回はスタイリスト側からの相談でしたので、今はどういう状況なのか?どうしたいのか?どこに不満があるのか?どうなれば満足なのか?意見も感情もまとまらず、いろいろ考えがまとまっていないような状態でした。

何が原因なのか?

美容師は楽しい。サロンの人も好き。人間関係も悪くない。育ててもらった恩も感じている。ライバルもいて頑張れる。一見恵まれているような環境で、なぜ辞めたいという選択肢が出てきてしまうのでしょうか?本人も言語化出来ていない状態でしたが、何かしらの言い知れない不安を抱えているのは確かです。20代中盤ともなればある程度世の中が見えてきます。いろんな情報に心が揺れ動いてしまうのも仕方ないのかもしれません。

その美容師さんとは少し前からの付き合いであり、辞めたい理由を言うことが気まずいとか言いにくいとかもないはずですが、本当の辞める理由に本人自らが辿り着けない。このような状況で先輩や店長とミーティングの場を設けたとしても、本当の離職理由は判明しなそうです。「とりあえずもう少し頑張ってみなよ」と、なんとか辞めないようにと引き延ばすことしかできません。サロン側はこうやって離職の対策をできずに繰り返してしまうのかもしれませんね。

壁にぶつかった時のフォロー

私は本気で相談にのっていますが、立場的には第三者なので冷静に状況の整理をしていくと、

結論は、個人のSNS集客においてなかなか結果がでない。後輩に越されている。頑張りたいのだがこのままやってて結果が出るのかわからない。サロンの先輩に相談したら、その辺で声かけてこいよ。とりあえず必死にやれよ。と言われているとのこと。確かに解決方法はガムシャラに動くことのような気もしますが、そうしているうちに頑張れないモードに入ってしまったようです。

最適解はわからないですよね、そういった悩む時期が来る子は絶対現れますし、悩まない子なんていないはずです。強い美容師になっていくためには、地道に続けることも精一杯やり続けることも必要ですから合っているはずなんです。

おそらく先輩たちはいろんな壁にぶつかりながらもそれを乗り越えてきたのでしょう。だからこそ伝え方を気をつける必要があります。みんな同じようには育たない。一人一人と向き合っていくことで、一つの離職を防げるのではないでしょうか。

この記事を書いた人

田口 恭平
田口 恭平
(タグチ キョウヘイ)元美容師。
美容室の経営に関わる仕事がしたいと思い、REPSS株式会社に入社しました。
最近は美容師新人教育の見直しについてのご相談を受けることが増えています。
その他、美容室に関わる保険、独立開業、採用、教育、税務、労務など、美容業界で働く皆様にとって、お役に立つような情報、気付きを発信していきます。