聞く力@REPSS照井

こんにちはREPSS照井です。

先日、毎月1度の勉強会をしました。何度かこのブログでも登場しているR塾という名の勉強会です。参加者は社内に限らず、関係各社の有志ある営業マンも参加し、とても有意義な時間を過ごしてきます。

勉強会の内容は、108個あるテーマから自分で発表するものを選び、プレゼンテーションを行います。使用するスライドは5枚、発表時間は5分間です。テーマに対して自分の意見や考えをまとめ、なぜこのテーマを自分が選んだのか、このテーマにある意図は何なのか。そこから考えられるものは何かを考察します。

その中で今回私が選んだテーマが『聞く力』です。

 

聞くとは

おそらく皆さん、普段過ごしているの中で何気なく『聞く』ということをしていると思います。例えば、ニュースを聞いたり自分のお気に入りの音楽を通勤中聞いたりと、そこまで意識して考えたりせずに聞くということをしていたりできていますよね。

仕事においてはどうでしょうか。中には聞き流したいこともあるかと思いますが、必要な情報を得たい時やスタッフに何か相談をされた時、美容室の現場で置き換えると、お客さんとのカウンセリングは意識して聞くということをしていませんか? なぜならば、知識を得るためや悩みを解決するため、要望を叶えるためには聞くということが必要だからです。ただ聞くといっても様々な種類があると思います。

スタッフからの悩みや相談、お客さんからの要望などをただ単に聞いてるだけではダメですよね。話を聞く側のこちらの聞く姿勢が悪かったり、態度が良くなかったり、目が合わなかったり、そもそも相手に興味がなかったり。話を言いづらい空気感、状態では「本当に聞く気ある?」と相手が話したくても話しにくくなってしまいまよね。

聞くためには、まず初めに相手が話しやすい空気を作ったり、雰囲気を作る必要があります。この人にならなんでも話せる。なんでも相談できる。〇〇さんに話せてよかった。と感じてもらえたら理想ですよね。

 

力も必要

ただ一方的に聞いていても悩みや要望を叶えることは出来ませんよね。相手はどう考えているのか、何を本当は思っているのか。中には話を聞いてくれるだけでいいんです。という方もいるかと思いますがそれはそれ。相手の本心を引き出すために、いかに必要な情報を聞き出せるのか。聞き出した情報に対してどう話をしていくのか。

ここには提案力が必要だったり、相手の本心を引き出すためには質問力が必要ですよね。時には話が脱線し雑談になることも。雑談の中で、相手の好きなことや趣味の話題からその人の人と成りが見えてきたり、また違った一面を引き出せる可能性もあるため、雑談力もとても大切。雑談の中で生まれることもありますよね。

 

信頼関係を築く

相手の本心を引き出すためには話やすい空気作り、雰囲気作りや引き出す力が必要。初めましての人にいきなり本心を言える人って少ないですよね。だからこそ、本心を引き出すためには相手との信頼関係も必要。

信頼関係を作る上で一番効果的なのは、相手が考えていることや本心をこちらが先回りして伝える。「〇〇さんこう考えていますよね?」「〇〇ってことはこうしたいってことですよね?」など先回りして代弁することで、相手からすると「この人ちゃんと考えてくれている」「話をわかってくれている」という信頼に繋がると思います。

日常の中で当たり前にしている聞くということ。しかし聞くためには聞く力が必要。聞く力の意識があると、引き出せる情報の質が上がり、より問題を解決できる手段も増えると思います。スタッフとの信頼関係構築や、指名のお客さんを増やしていくためにも必要な要素ではないかと思います。

この記事を書いた人

照井 翔太
照井 翔太
元美容師
美容業界の悩み解決や美容室経営に関わる仕事がしたいと思い、REPSS株式会社に営業として入社しました。
美容師の経験を活かし、保険、独立開業、労務、税務などあらゆる視点から美容業界で働く皆様のお役に立てるよう日々勉強中です。
今はSNS等で情報が簡単に手に入る時代。しかしその情報が美容業界の皆様に適切かどうか。皆様一人一人の状況に合わせて、適切な情報やアドバイスをお伝えしています。美容業界の皆様向けの「お金の勉強会」や「独立開業セミナー」も開催しております。