PDCAのP@REPSS田口

こんにちは。REPSSの田口です。

先週、2月に受けた健康診断の結果が送られてきました。

なんと身長がプラス4ミリ、体重はマイナス3キロ、ウエストマイナス4センチ。なかなか良い結果のように思えましたが、重要課題である痛風予備軍の数値はほぼ変わらず、依然として予備軍のままでした。尿酸値が7.6から7.4とわずかに減りましたが、アルファベット表記は昨年と変わらずC判定のまま。良い結果と悪い結果をしっかりと受け止めて、健康を気にしながら爆食いしてその分思いっきり運動しようと思います。

定期的なチェック

みなさまは定期的に健康診断は受けていますか?保険屋らしく、健康に気をつけましょう。というのもそうなんですが現状を知る。ということは美容室の経営においても非常に重要です。

昨年の健康診断の尿酸値がC判定。今年もC判定ながら数字が僅かに良くなっている。0.2減りましたのであと3年同じペースで続いていくと正常範囲内に戻っていくはずと考えられます。加齢は考慮しません。

この1年間で何を改善してきたかというと、最初の方は食事やお酒に気をつかっていたような。その後に運動を始めてみたり、水をたくさん飲むようにしてみたり。なんとなく体に良さそうなことをスマホで調べては実践していました。身近に痛風の人がいたので、危機感はありました。

 

改善の理由は

一年がたち少し数値が良くなったとはいえ、いったい何をしたおかげだったのか?その理由が判別できない状況です。体重は減りなぜか身長は伸びました。寒くなってからは走らない時期も続きましたし、最近は特に気にせず食べたり飲んだりしていました。いろいろ気をつけていたのは初めの数ヶ月程度で、残りはなんとなくは意識をしていましたって感じ。単純に健康診断の日だけ姿勢が少し良かったのかもしれません。

何はともあれ、健康診断によって1年間のなんとなく気をつけた行動に対しての0.2減少という結果が出たわけですが、来年も同じように下がるのかは確証もないままです。何が言いたいのかというと、しっかり計画をたてておかないと、後から振り返りができないということです。なんとなくやっていましたから。

 

計画が大事

美容室でも税理士さんから試算表をもらいますよね。読み解き方がわからないという問題もありそうですが、定期的な打ち合わせで経営がどういう状態なのかを見ていってなぜその状態になったのかを検証しなければなりません。

数字が良くなっているのか悪くなっているのかは肌感覚でもなんとなくわかると思いますが、出た結果に対して具体的な仮説すらもたてられないと困るわけです。原因がわからないと再現性が生まれませんから、次の年はどうしたらいいのか、わからないままですよね。重要なのは計画をたてることです。

週に何回はあれをやってみる。何かをやめるのであれば1年間はやめてみる。何かをやると決めたらそれを計画通りに実行する。

結果に対しての計画があれば検証と修正をすることができます。良い時はもっと良い結果を出すために、悪かった時は次こそ良くなるように修正したいはずです。

なんかいいかも!と行き当たりばったりにやってみる。一見行動力があるとも言えますが、感覚の経営になってしまいます。

PDCAサイクル

PDCAを回す。という言葉はよく聞きますよね。

PDCAのPはプランです。つまりは計画。計画を立てて、実行し、チェックをして、修正する。

計画がないままにDに進んでいませんか?PだけをしてDがないのも問題ですが、猛スピードで走り抜けてきて、もし行き詰まった時にはP=プランニングから始めてみることをお勧めします。

痛風予備軍脱却のために、とりあえず走り始めたのはいいことですが、計画が足りなかったわけです。

自分の体だとつい後回しにしてしまいますが、経営を良くしていくためには失敗やうまくいかないことだらけです。しっかりとした計画や準備を行い、修正の質を高めていきたいところです。

この記事を書いた人

田口 恭平
田口 恭平
(タグチ キョウヘイ)元美容師。
美容室の経営に関わる仕事がしたいと思い、REPSS株式会社に入社しました。
最近は美容師新人教育の見直しについてのご相談を受けることが増えています。
その他、美容室に関わる保険、独立開業、採用、教育、税務、労務など、美容業界で働く皆様にとって、お役に立つような情報、気付きを発信していきます。

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