成長の実感@REPSS田口

こんにちは。REPSSの田口です。

間も無くREPSS社に転職をして、2年が経とうとしています。

おかげさまでパワハラ?デブハラ?に耐えながらも厳しく楽しく過ごしています。

凝縮された2年間でしたが、こんなにも変わるのかというくらい人生が変わったような気がします。業界こそ一緒ですが、職場と職種が変わったので当たり前かもしれません。周囲の環境がものすごく影響が及ぼすということを実感しました。成長しましたし、成長させてもらいました。これから先もますます楽しみです。

成長とはなにか

成長という聞き慣れているワードですが、ポジティブに感じる人もいればプレッシャーを感じる人も様々いるでしょう。成長できる環境というのもよく聞きます。美容師さんでいう成長とはスタイリストデビューに焦点があたることが多いですよね。誰でもデビューできる教育カリキュラム、何年以内にデビューできます!などを売りにしているサロンもあります。自分のために頑張れという風潮から、より従業員に投資をしていくサロンが増えましたよね。

美容師さんでいう成長とはなんでしょうか?スタイリストになることはわかりやすく成長です。売上、指名数、歩合のような数字で表せられるものだったり、役職を任されることも成長でしょうか。アシスタントであればスムーズにチェックに合格すること?アシスタント業務を完璧にできるようになること?美容師として稼げるようになること、最高売上をつくること、教育担当を任されること、突き詰めていくと成長とはもっと細かくありそうですよね。

人の数だけ成長のイメージは違いそうです。成長していきたいスピードも全員が一緒にはならないでしょうね。言いたいことは経営者や上司が考えている成長と、従業員の考えている成長の捉え方にはズレが生まれている可能性があるということです。

 

成長の捉え方

過去に、なぜやらないのだろう?なぜもっと練習しないのだろう。なぜ上を目指さないのだろう。従業員にそう感じてしまったことはありませんか?一見、今のままでいいという雰囲気を纏っている人達も潜在的には成長を求めているそうです。その成長の捉え方が人によって違う。やる気がないように見える人達も、求めている成長やそのスピードが違っているとしたら、日々のコミュニケーションの中でその環境に居づらくなる原因を作っているかもしれません。

一方厳しくしすぎないようにと、そのままでいいよ。頑張らなくてもいいよ。と言いすぎることも、本人からしたら成長しなくてもいいという風に聞こえてしまうとよくないですよね。誰しもが何かしらの成長を求めているからです。成長できないところは、どれだけ居心地が良くてもいずれ離れていってしまいます。そこでもコミュニケーションのズレが生まれてしまいます。

人それぞれイメージする成長は違う。その見極めとコミュニケーションのズレを生まないようにすることが非常に重要になります。

 

何を求めているか?

美容業界も昔から変わっています。より健全な労働環境に近づき、一昔前には考えられないくらいの待遇になりました。今後も改善されていくことは喜ばしいことです。その反面、労働者が職場に求めていることは条件や待遇と捉えてしまうことはリスクです。

つい、基本給や歩合、報酬率、福利厚生、働くスタッフにとっての好条件、優しく恵まれた環境をつくることに注力しがちですが、全員がそこだけを求めているわけでもありません。経営側は数字で判断する機会が多いのでどうしても待遇や条件面を見てしまいます。

確かに条件や待遇を良くすることはとてもいいことですが、職場に求めていることはそればかりではないということ。世の中には誰もが知ってるような大企業を辞めていく人もいます。安定した生活よりもその人たちは何かを求めて動くわけです。

私が携わっている美容室教育設計があれば充分なわけではありません。従業員それぞれが、ここにいるとなんか良さそうだ。ここにいると成長を実感できる。そう感じてもらえる美容室作りをお手伝いさせていただきます。

この記事を書いた人

田口 恭平
田口 恭平
(タグチ キョウヘイ)元美容師。
美容室の経営に関わる仕事がしたいと思い、REPSS株式会社に入社しました。
最近は美容師新人教育の見直しについてのご相談を受けることが増えています。
その他、美容室に関わる保険、独立開業、採用、教育、税務、労務など、美容業界で働く皆様にとって、お役に立つような情報、気付きを発信していきます。