アドバイス過多@REPSS田口

こんにちは。REPSSの田口です。

4月に入りました。いろいろと変化がある季節ですよね。入学や卒業、新社会人、新たなチャレンジ。何かしらの変化が起きている人も多いのではないでしょうか?

期待や不安が入り混じる中、相談できる相手がいたら少し気が楽になりますよね。家族なのか友人なのか先輩なのか。相手によって相談する内容が変わることもあると思いますが、我々も美容師さんと仕事の話をしている時にプライベートのご相談を受けることがあります。一見仕事に関係ないような話を聞くことは無意味のように思われるかもしれませんが、むしろ重要だったりします。仕事に集中できないような悩みがプライベートで起きていたら、大事な話をしてもなかなか入ってこないですからね。そんな話をしてもらえる関係性がありがたいですし、仕事はもちろん何かしらでお役に立てればありがたいです。

アドバイスの量

相談を受けるときに気をつけなければいけないと感じることがあります。それは、ついついアドバイスをし過ぎてしまうというケース。こういった傾向は男性に多いらしいですよ。別にアドバイスなんか求めてない。ただ話を聞いて欲しいだけの人に対して、良かれと思ってアドバイスをしてしまうと、モテないうえに嫌われるらしいです。w

自分に出来ることや、自分に伝えられることはないか?とか真剣に考えることがむしろ逆効果となりうる。ただ頷いて聞くだけでいいとのこと。相手がどういう状況か見極めていないと、自分が話したいことを話しているだけの人になってしまうので注意が必要です。頭ではわかっているんですけど、相談されると嬉しくなっちゃってついつい口を出し過ぎてしまうんですよね。気をつけます。

 

長い目で見る

嫌われるかもしれないからと怖がってしまい、何も言わない方が無難となってしまうとそれはそれでよくありませんよね。相談相手は誰でもいいということになってしまいますから。長く深く付き合っていきたい相手なのであれば、なるべく相談して良かったと思ってもらいたいでものです。

近年の美容室では、若い子が辞めないように優しく接するしかなくなったという悩みをよく聞きます。逆にいまだにズバズバッと言い過ぎてしまって、明日にでも辞めちゃうんじゃないか心配といった悩みも聞きます。お客様のために、サロンのために言わなきゃいけないことは絶対ありますから、どの程度伝えるかというのは難しい問題ですよね。

解決策や答えは見えているけれど、その瞬間その場で全てを伝えるかどうかは工夫の余地はありそうです。相手を見ながら発言を調節する余裕があると、少しずつ成長を促せるようになるかもしれませんよね。成長ペースは人それぞれですから。

自分に余裕がない状況だと相手をよく見ることもできませんから、まずは自分がゆとりを持って対話するように心がけたいものです。

この記事を書いた人

田口 恭平
田口 恭平
(タグチ キョウヘイ)元美容師。
美容室の経営に関わる仕事がしたいと思い、REPSS株式会社に入社しました。
最近は美容師新人教育の見直しについてのご相談を受けることが増えています。
その他、美容室に関わる保険、独立開業、採用、教育、税務、労務など、美容業界で働く皆様にとって、お役に立つような情報、気付きを発信していきます。