目的のすり替わり＠REPSS(レップ)田口

こんにちは。

REPSSの田口です。

いつの間にか梅雨が明けて、急に暑くなりましたね。

今年の梅雨は日本全国で最短期間だったらしいです。

ジメジメした日も嫌いですが、こうも暑すぎる日々が長く続くのも考えものです。

熱中症に注意してくださいね。先日人生で初めて熱中症になりかけました。

喉が乾いたと感じる前に、こまめな水分補給と日焼け止めは忘れないようにしてくださいね。

 

実践で経験を積む

最近の私はというと、お客様の前で話す機会が増えてきました。

フィードバックを繰り返しながら、もっと出来るように、もっと上手く伝えれるように、なんて試行錯誤している毎日です。

手ごたえを感じる日もあったり、思ったより上手くいかなかったり、プレッシャーを感じて眠れなくなったり、汗だくになったり、

この調子ならもっと出来るようになるんだろう。と感覚を掴める日もあれば、先輩達の背中が簡単には追いつけないぐらい遥か遠くに感じたり、一喜一憂しています。

この時期に経験できる事を大切にして、あんな事もあったなぁー。と笑って振り返れる日がきてくれることを願います。

 

振り返ること

新入社員の皆さまも、部署や支店が変わった人達も、新しい環境にようやく慣れてきた時期でしょうか。

新しいチャレンジをしたり、苦手なことにも向き合ったり、プレッシャーのかかる仕事を任されている人もいるかもしれませんね。

上手くやろう、早く覚えよう、次はこうやってみよう、この仕事は苦手だなぁ、アイツには負けたくない！

人それぞれに思いがあると思いますが、良くも悪くも仕事には結果がついてきます。

皆さんはその都度、振り返りは行っていますか？

その日に出た疑問や感じたことは、出来るだけ早く消化する方がいいですよね。

その方が身になるし、同じ失敗は繰り返さないようになるとも思います。

 

上手い？下手？

ある日の帰り、今日1日の仕事の振り返りをしていると、ふと気付きました。

「どうしても上手くできないなー。何でだろうなー。」

『あれ？そもそもどうして上手くなりたいんだっけ？』　と。

そりゃトークが下手な営業マンよりは、上手い営業マンがいいですし、お客様はありがたいのかもしれません。

常に上達したいと思っている社員は、お客様だけでなく、会社にとっても求めている人材であるはずです。

でも、上手くなるために働いているわけじゃない。

そこそこ真面目に働いているし、充実している毎日であるはずなのに、その日の振り返りでは自分の中で違和感が残ってしまいました。

 

何のため？

違和感の正体は、目的がすり変わってしまっていたから。でした。

美容業界で働く人のためになりたい、自分だから必要とされたい、という目的でスタートしたREPSS生活。

本来の転職理由や働く目的みたいなものを改めて思い返しました。

美容業界で働く皆様のために、必要とされるために、という目的であったはずなのに、いつの間にか話すことが目的、覚えることが目的、振り返ることが目的、となってしまっていました。

今やるべきことを把握し、目の前の事に集中して取り組むのはいい事ですが、最終的な目的を見失ってはいけませんね。

 

目的のすり替わり

美容師さんにもいらっしゃるのではないでしょうか。

目標売上を達成すること、上手く切ること、キレイなカラーを成功させること、パーマをきれいにかけること、が目的となってしまっていること。

個人的には、黙々とカットしている時間を楽しんでいたりしていましたが。笑

美容師時代には、早く正確に切ること、1日で数多くお客様をこなすこと、を目標にして働いていました。

ある時、ちょっと時間かかっちゃったな、、、なんて自分で反省してる時に、お客様にはめちゃくちゃ感謝されて、ハッと気付かされました。

目の前のお客様を見ていなかったー。と。

罪悪感でいっぱいになったことを思い出しました。

美容師さんの磨き上げられたスキルは、自分のためでもあるのですが、最終的にはその先にいるお客様に向いていてほしいと思っています。

 

努力の向き

会議をした結果「これは難しいですねー。」なんて言って終わって、なんかいい仕事した感が出て満足してしまう。

長時間話し合うことが目的になってしまっている、こんなケースは結構多いと思います。

目的や努力の向きを間違えたまま、いくら経験を積んでいってもきっと思うような結果には現れてこないのでしょう。

今目的や向きを修正しても、この先またズレてしまう事があるかもしれません。

仕事が軌道に乗っている人も、行き悩んでいる人も、時折、目的や努力の方向性を再確認してみることが重要だと思います。