レップ千葉と美容室フランチャイズ仕組み作り
今日は前もって千葉から相談を受けていた、美容室フランチャイズの仕組み作りの相談でした。
千葉のお客様で美容室を複数店舗を展開しているお客様との相談で、今ある店舗を店長に譲っていきたいという考えから、フランチャイズで儲けよう!みたいな発想ではなく、どんどん自立して頑張ってほしいという考えで、ロイヤリティの設定なども極めて優しい設定での仕組み作りを行っていきます。
しかしポイントはしっかり抑えていかないと、後のトラブルにもなりかねないので、そこはしっかりとルール化する必要があるはずです。
美容室フランチャイズ契約書
美容室フランチャイズ契約書は、仕組み化を行った上で、最終的にルールを書面にまとめるのが契約書であって、契約書が整っていればOK!ではないと思います。重要な事は、その仕組みの将来性や事業展開がしっかり描けるかどうかってとこではないでしょうか?
なので、契約書に行き着くまでに結構な回数の打ち合わせが必要になります。
法改正もあって、従来のフランチャイズ契約書の雛形に加筆修正する項目があったり、美容業界という特異性が分かっていないと、なかなか難しい内容になってしまいがち。中にはとっても重要な契約書にも関わらず、わずか5ページ程度にまとめた契約書も見たことがありますが、しっかり作り込まないと後々ややこしい事になると思うので、ここはしっかり作り込みましょうね。
千葉からの質問に応える
頭をフル回転で、重要なポイントだけピックアップして説明しました。また最近ではクレジットカード払いや、電子マネー支払いも増えて、従来の現金の取り扱いから少しづつ変わってきていますよね。
千葉からの質問はなかなか細かい箇所までツッコミがありました。
例えば、不動産契約が「定借」の場合や、美容師スタッフの所在をどの様に説明したり配置するのか、本店スタッフと、FCスタッフとの待遇の差においては、どの様な調整だったり説明をする必要があるのか。またそれは可能なのか、どんな不具合が起きる可能性があるのか、イメージ統制を計るには行うべきではないのか。
さすがに場数をこなしているので、細かな質問が飛んできました。
2020年12月からFC相談をメニュー化します
フランチャイズの仕組み作りは、とにかく時間が必要です。
美容室では、カット・カラー・パーマ・トリートメント・ヘッドスパなど、各メニュー毎に料金設定があると思います。カットを任せているんだから、カラーやトリートメントは付加価値で無料って美容室はたぶんないでしょうね。
今までレップではこの付加価値を無料で行ってきましたが、どうしても時間を割く必要があって、そのコストをビジネスとして投資と考えられる方をお客様として協業していきたいと思います。
ビジネスモデルを構築し成功させるには、構造改革・働き方改革・思考改革の3つが揃う必要もあるんじゃないかと。
この記事を書いた人
- 美容業界特化型保険代理店REPSS(レップ)株式会社の取締役会長と、美容師教育プランニング・美容室事業設計のアドバイザリー業務を運営するNAPIAS(ナピア)株式会社の代表取締役をしている、下道 勝(シタミチ マサル)が、日本全国の美容業経営者に向けた、情報ブログサイトを可能な限りの範囲で更新しているブログです。 日々営業活動をしている中で、美容業経営者の「なぜ」に対し、協会認定ファイナンシャルプランナーとしての情報が満載です。 これから美容業経営者を目指す方、現在美容業経営者の方に対し、情報を発信していきます。
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