美容室フランチャイズの相談が相次ぐ最近の変化

今日は3アポイント中、全てが美容室社長との打ち合わせ。

地域もさまざまで、現在の規模感も美容室経営の手法も別。

 

昨年から少しづつ増えてきた「美容室フランチャイズ」の相談。

 

実は私個人的には「フランチャイズ」という、コンビニの様なビジネスパッケージの末広がりは、美容室にはあまり向かない様な気がするのですが、コンビニの様なビジネスパッケージではない、美容室ならではの仕様展開なら「大アリ」だと考えています。

 

私が考える仕様展開とは、美容室社長の考えに応じた、オリジナルのフランチャイズ的な展開の事です。

 

美容室フランチャイズ

 

美容室の社長、美容師さんであればきっと分かると思います。

単なるパッケージで美容室経営がうまくいくわけではないんじゃないか?

コンビニの様に「未経験」でもオーナー募集が可能かどうか?

美容業界以外の業界の方が、美容室経営をできるかどうか?

しかし現在の美容業界で、元美容師さんではない美容室経営者さんは多くいらっしゃいますよね。

 

フランチャイズ的な展開と、元美容師さんではない美容室経営者とは全く異なる内容ですが、弊社のお客様はそのほとんどが現在美容業界関係者さんなので、フランチャイズ的な展開の相談は、現在の美容室社長が圧倒的に多いという事になります。

 

今後の美容業界では「人さえいれば」が続くでしょう。

 

地域性も大きく関係しますが、「人さえいれば」という悩みがあるからこそ、美容室フランチャイズ的な動きは、今後益々相談したいと思う方が増えるんじゃないかと思います。

 

セミナーで話している美容室の直営店は○店舗まで

 

OSHINOBIセミナーを毎月開催しています。実は開催しておりますw

あまりインターネットで大きく公開せずに、紹介だけで行っています。

 

そのOSHINOBIセミナーの内容の中に、時代的に直営店は2店舗程度までにとどめた、5年で5店舗、融資最大額2000万円という内容は、大きく反響をいただいています。

 

つまり直営2店舗、3店舗がフランチャイズ的な展開の基礎にするといった感じ。

 

ブログであまり書いちゃうと、費用をお支払いいただいて学びに参加してくださった方々に失礼なのでこの程度までに。

 

美容室フランチャイズの規模感

 

美容室社長との相談で、実はみなさん目標設定がフワッとした感じもします。

「どの程度の規模感で考えているんですか?」の質問。

 

店舗数なのか、グループ社長の人数なのか、売上規模なのか。

 

ビジネスパッケージのコピペビジネスであれば、店舗数がひとつのメジャーになるのかもしれませんが、美容業界であれば、もしかしたらグループ全体の社長人数(オーナー数)の方が正確性があるのかもしれません。

 

100店舗、300店舗、500店舗を目標にするのもいいと思います。

グループ全体の社長を、10人、50人、100人にしたいもいいと思います。

 

いつまでに、どの規模感のゴールのような通過点は、向かいたい方向性を定めるにはもちろんあった方がいいわけです。

 

方向性という向きを決めて進まないと、どの程度進んでいるのか、どの程度達成しているのかの実感がわかない感じになると、きっと途中の段階で進んでいる実感が薄かったり、迷ってしまう事になると思うのです。

 

美容室シェアサロンは地域が限定されがち

 

シェアサロン経営は、美容室がたくさんある地域、美容師さんがたくさんいる地域であれば、地道には増えてくるかと思います。

 

weworkの様なシェアオフィスの様な展開をモデルにしてしまうと、実は成長の足かせに数年後直面するのではないかと思う。

 

令和の元号に変わった時代からは、直営店の店舗展開や、業務委託美容室の店舗展開、シェアサロンの出店もまだまだ続くと思いますが、最も注目されるであろう美容業界全体の動きがあると考えています。

 

それは他業界とのコラボや副業ビジネスではなく、統制がある気がします。

 

最近相談数がとっても増えたのは嬉しい事ですが、初動の動きは慎重に厳選し、安請負はしません。

一般的なフランチャイズを学ぶなら、ネット検索でたくさんあると思いますよ。

この記事を書いた人

下道 勝
下道 勝取締役会長兼務代表取締役
美容業界特化型保険代理店REPSS(レップ)株式会社の取締役会長と、美容師教育プランニング・美容室事業設計のアドバイザリー業務を運営するNAPIAS(ナピア)株式会社の代表取締役をしている、下道 勝(シタミチ マサル)が、日本全国の美容業経営者に向けた、情報ブログサイトを可能な限りの範囲で更新しているブログです。 日々営業活動をしている中で、美容業経営者の「なぜ」に対し、協会認定ファイナンシャルプランナーとしての情報が満載です。 これから美容業経営者を目指す方、現在美容業経営者の方に対し、情報を発信していきます。