自分と向き合う時間@REPSS(レップ)吉里

オミクロン株が猛威をふるっていると連日ニュースになっています。
そのオミクロンよりも感染力が高い新種の変異株も現れてきたとか、まだまだ収束の気配がない新型コロナ問題。

美容業界においても、スタッフさんがコロナになってしまったというご連絡をいただくことが増えてきているように感じます。
感染者数が多いこともあり、保健所も対応に追われているようです。

いざ従業員やお客様がコロナに感染した場合、どのように対処して良いか分からないものですよね。

 

勉強会の目的

ご存知の方も多いと思いますが、弊社では月に一度「R塾」という名の勉強会を行っています。
社内外の若手のみで、本気でぶつかりあう勉強会です。

美容室運営においてもミーティングや勉強会などは少なからずあると思います。
ただ、その勉強会やミーティングが発表するだけや意見を言い合う会では、何の意味もないですよね。

参加するメンバーの大事な時間を使って、集まるからにはしっかり目的意識をもって参加してほしいですね。
みなさんは勉強会やミーティングにどのような目的をしていますか。

R塾では、目的を下記のように設定しています。
参加しているメンバーが

①成功すること
②成長すること
③自分と向き合うこと
この3つです

成功すること

「成功」とは二つの「結果」を出すことです
一つ目は、お金(金銭面)。
営業として、契約をいただき、自分の給料があがること

二つ目は、「ありがとう」をもらうこと
営業として、お客様から感謝されること
その積み重ねが「信頼」につながります

R塾では、特に二つ目を重視しています。
お客様からたくさんの「ありがとう」をいただけるように、何をすべきか。「ありがとう」をもらえるような人ってどんな人なのか。

お客様から信頼される自分になれば、自ずと金銭面の結果はついてきます。
これは美容師さんにも通じるところでもあると思います。

成長すること

以前にブログにしましたが、R塾では、5分間プレゼンを行っています
プレゼンというとかっこよく伝えることや伝える技術のことを想像する方も多いと思います。
この塾において、プレゼンを通して私が参加者に習得して欲しいことは、伝える技術ではありません

R塾のプレゼンでは
・考える力
・整理する力
・聞く力
・気づく力   が身につくと考えています
伝える技術は、その結果自然とついてきます

この4つの力は、すべて信頼される自分になることに必要な力です
つまり、これらを身につけることで、参加者の成長と成功につながると考えています

考える力

この力は、資料を作る際に
相手の意図を考える
自分の言いたいことを考える
これでいいのか考える などなど普段の生活の中でWHYを中心に考える機会が増えることで、考える習慣がつき、その繰り返しが考える力を養います。

整理する力

この力は、発表のルールを守ることで養うことができます
・1ページ5行まで
・5ページ構成
・発表時間は5分まで

このルールを守った資料を作ろうとすると
思い描いたことを全て話すことはできません

5分にまとめるには、
まずは、整理してまとめる必要があります
そして、優先順位を決め、優先度の低いものを省くことで
短い発表であっても的をえたものになります

制限やルールというとネガティブな印象を受ける場合もありますが、このプレゼンにおいては、これらのルールを設けることで目的を明確にしやすくなっています。

聞く力

この力は、一つ一つのプレゼンの発表後の質疑応答の際に鍛えることができます
R塾ではプレゼンを聞くときも、ただ聞くのではなく必ず参加者全員がプレゼンに対して感じたことを発言します。

何が具体的によかったのか、悪かった点はどうすればよいのかなど発表者に伝えます。
具体的に指摘することは、真剣に聞き、考えていなければできません。
発表の内容を理解していなければ、深い質問はできません
必ず発言すること、回数をこなすことで聞く力や考える力を養っていくことができます

気づく力

この力は、発表の際に「対話」を意識することで習得することができます
相手の目やしぐさ、態度、表情、質問の内容などを意識して観察することでささいな変化に気づくことができます

発表することが目的になると、聞き手が「」となっていても気づかないことが多いです。
話をすすめながらも、聞き手のささいな変化に気づくことができるか、聞き手も発表者の変化に気づくことができるのか。

気づくことは意識するだけで劇的に変わります。

これらの4つの力は、練習すれば身につけることができます
私もはじめは全然できていませんでした。

実行・修正を繰り返し、継続することでできるようになります
継続って大事です。

自分と向き合うこと

参加しているメンバーが皆感じていることが、この「自分と向き合うこと」です。
R塾を続けていく過程で、課題を考える時間や他者の発表を聞くことは「自分と向き合ういい機会」になっているようです。

普段の生活の中で、自分と向き合うことはなかなかないですよね
目の前の仕事が忙しかったり、疲れていたりして、
ついつい自分のことは後回しにもなっていたりしませんか。

一度きりの人生

自分と向き合い、自分に何が足りないのか、これからどうしたいのかなど考える時間てとても大事だと思います。
自分と向き合うことで、苦しくなること、悩むこともたくさん出てくると思います
私もそうでした。なんなら今でもそうです(笑)

ただ自分と真剣に向き合うからこそ、踏み出せる一歩があると思います。
自分で踏み出した一歩って、とても意味のあるものだと感じていて、その一歩を踏み出すために自分と向き合うことが大事だと感じています

一度きりの人生を楽しく、有意義なものに自分でデザインしていきたいですね

この記事を書いた人

吉里 公博
吉里 公博
REPSS株式会社に属し「美容業界に特化」して、経営・法律・税務・資金・制度を中心に、美容業界のライフプランナーとして全国の美容師さんと会い続けています。時には出店相談・お金の相談、時にはトラブル相談・離婚相談など、美容業界で起き得る事案や不安に対し、信頼できる人脈と多くの場数が経験値となり、お客様とのパートナーシップが生き甲斐です。
ブログでは、「見といてよかったわ~」「なるほどね」
と思ってもらえるようなお役立ち情報を発信して、皆様のサロン運営に役立てていただければいいなと思っています。