教育のアップデートを@REPSS田口

こんにちは。

REPSSの田口です。

寒い日が続きますね。

花粉症が気になってはきますが、春が待ち遠しいです。

最近は、カフェで打ち合わせしようとすると以前より混んでいる気がします。

学生さんは春休みに入った方もいるのか、前よりも席の確保に困っています。

コロナも5類感染症になることが決まり、マスクも外していい風潮が本格的になってきました。

当たり前にあった日常が戻ってきたというよりは、少しづつ新しい形にアップデートされてきたのでしょう。

新社会人

多くの会社では、もうすぐ新卒社員が入ってきますよね。

このブログを見てくれている皆さん全員が経験したであろう、新社会人という時期。

自分が初めて社会人になる時の心境ってどんな感じだったか覚えていますか?

僕の場合、レーシックが終わって、クロスバイクを買って、無駄にコームをいっぱい用意して、、、

少しの緊張や不安もあったかもしれませんが、働くことを楽しみにしていたと思います。

大学の卒業式にも出ずにサロンで働き始めていました。

あれから10年超、途中で挫折したり、人生投げやりになってみたり、紆余曲折ありました。

縁あってREPSSに入り、今から10年後の自分はどうなっているのか、楽しみに想像できるようになりました。

これからの若者を見ていると、どんな道を進んでいくのか?

勝手に想像してしまって、少し羨ましく思ったりもします。

若いっていいですよね。

悩んだり失敗することも多くあるでしょうが、出来れば仕事というものを楽しく感じて欲しいものです。

昔の教育

記憶が薄れていたくらい昔のことも、何とか思い出してみるとブログのネタになるものですね。w

入社当時、我々は「ゆとり世代」と言われていました。

自分は違います!そんなことないです!なんて常識人を装っていましたが、何かとひとくくりに評価されていた気がします。

朝、夜は練習して火曜日はモデルハント。ヘアカタログの撮影モデル、自分のモデルを探すために休みなんてとってる場合じゃない。

そんな時代を経験してきたオーナーさんが多いのではないでしょうか?

冷静に考えると美容師の仕事ってけっこうハードです。

同期が全員辞めていったのも納得です。

ゆとりを持った教育を受けてきたから辞めるわけじゃないと思います。

私自身はそんなハードな生活もそこそこ楽しめたんですけど、入社前に想像していた生活とは少なからず違いました。

いつしか漠然と将来への不安を抱えたまま働くようになっていました。

不安、不満、批判、離職

「このままここにいたら、この先自分はどうなるんだろう?どうなれるんだろう?」

全くイメージが出来なくなっていました。

甘い考えで社会に飛び込んだのも、自分の努力が足りなかったのも事実なんですが、このままだと、なんか自分の人生ヤバそう。という危機感、不安を抱えていました。

そこからは、正直いつ辞めよう。自分にとって丁度いい辞めどきを探しながら働いていました。

アシスタントがそう考え出したら、もうその時点で離職は避けられないですよね。

サロン側も、ウチのレベルについて来れるやつ、生き残れたやつがスタイリストになれる。という考えでしたから、残された道はもちろん退社しかありませんでした。

振り返ってみると、時代は変わりましたね。

教育のアップデートを

スタッフの離職というのはサロン経営においてダメージがあります。

求人広告費用、売上ダウンもそうですが、一人の育成にかけた時間と労力も失われます。

人が簡単に採用できない、育てても定着しなくなったこの時代では、スタッフの離職が繰り返されていくと、経営者の身も心もジワジワと削っていきます。

オフライン、ネットを介した便利なツールはたくさん出てきていますが、根幹の教育設計そのものを見直すべきかもしれません。

せっかく縁があってサロンを選んでくれた若き美容師達に、サロンで大事にしている理念、得意な技術はしっかり伝えながら、仕事を楽しんで、一緒に成長していけたら最高ですよね。

時代に合わせた新しい教育の形にアップデートしてみませんか?

もし興味があればお気軽にお問い合わせください。

この記事を書いた人

田口 恭平
田口 恭平
(タグチ キョウヘイ)元美容師。
美容室の経営に関わる仕事がしたいと思い、REPSS株式会社に入社しました。
最近は美容師新人教育の見直しについてのご相談を受けることが増えています。
その他、美容室に関わる保険、独立開業、採用、教育、税務、労務など、美容業界で働く皆様にとって、お役に立つような情報、気付きを発信していきます。