やらないことを決める@REPSS(レップ)吉里

12月に入り本格的に寒い日が続いてます。
寒いのがとても苦手な私としては、ヒートテックが欠かせない!
ヒートテックを開発してくれたユニクロにはめちゃくちゃ感謝ですw

この神器のおかげで毎朝の駅まで(約1.2KM)の徒歩時間も余裕です。
その時間帯は近くの小学校の登校の時間とかぶることが多いのですが、今日は衝撃的な少年と出会いました。
今朝の気温は7度。雨も降っていたこともあり、体感的にはもっと寒く感じていました。
その状況下で、その少年は、半袖半ズボン姿で登校していました。思わず二度見しました(笑)
しかも寒がっている様子もなく、彼にとっては通常運転なのでしょう。

慣れ?体質なのかよくわかりませんが、人間ってすげーなと思った瞬間でもありました。
その少年もたくましいですが、子供をその格好で送り出すご両親もすごいですよね。(ふと思い返すと、私も小学生の頃は半ズボンで登校していたことを思い出しました。)いつの時代も子供は寒さに強いんですね。

月に一度の勉強会

話はガラッと変わって、REPSS(レップ)では、月に一度R塾という勉強会を行っています。
その勉強会では、事前にいくつかのテーマを参加者に伝え、当日に自分が選んだテーマについて5分間プレゼンしてもらいます。
プレゼンの目的の一つは、伝える技術を鍛えることですが、それだけではありません。このプレゼンでは考える力と整理する力を鍛えることも目的としています。
プレゼンでなぜ考える力と整理する力が鍛えられるのか。

考える力

考えることって簡単にできるようでなかなか難しくありませんか?
物事を深く考える、違う角度や視点で考えるなど考える訓練として資料作りが一つ役立ちます。
資料を作る際に、
なぜこのテーマなのか
自分は言いたいことはこれでいいのか
なぜ私はこれを伝えたいのか
なぜこの言葉遣いなのか などなど普段の生活の中でWHYを中心に考える機会が増えることで考える習慣がつき、その繰り返しを行うことで考える力を養うことができます。

整理する力

この力は、発表のルールを守ることで養うことができます
R塾の資料には下記のようなルールを設けています。
・1ページ5行まで
・5ページ構成
・発表時間は5分まで
このルールを守った資料を作ろうとすると思い描いたことを全て話すことはできません。
5分にまとめるには、まずは、伝えたいことを整理してまとめる必要があります
そして、その内容の優先順位を決め、優先度の低いものを省くことで短い発表であっても的をえたものになります

想いが強くなるほど

プレゼンだけでなく、人に何かを伝えようとする際に、自分の伝えたいことをより分かりやすく伝えようとすると、あれも話したい、これも話したい、これを入れるともっとわかりやすくなるかも・・・と想いが強くなるほど、資料の内容や話す情報量は多くなってしまうなんて経験をしたことありませんか。その結果、実は全然伝わっていなかったり、何が言いたいのかわからなくなったりすることが多いと思います

引き算することの大切さ

・1ページ5行まで
・5ページ構成
・発表時間は5分まで
たったこれだけのルールを決めることで、伝えたいことは十分に伝わります。
あれもこれもと足し算式ではなく、伝えたいことは何のか、5分の中で必要な情報は何かと考え、伝えたいことを引き算で発表することで、聞き手の印象に残るプレゼンとなります。

AppleのMacbook air

私はiphoneにiPad、air pods、MacBookとApple製品愛好家ですが、このMacBook airにも引き算の考えがあることは有名な話です。
MacBook airがでるまでのノートパソコンには、電源ケーブルの差込口、USB差し込み口×2、イヤホンジャック差込口などたくさんの差込口がありました。それが当たり前の世の中で、「世界でもっとも薄いノートパソコン」を実現するべくAppleがしたことは、「あれもこれもあれば便利だろう」と機能を追加してお得感を出すのではなく、機能を削って差込口を減らすことでした。
そうすることで、見た目もシンプルになり洗練されたデザインとなりました。

やらないことを決める

新しい体制となり、これまで以上にやることが増えてきました。どれも大事なことではありますが、本当にこれは自分がやる必要があるのか、今やる必要があるのか、あれもやりたいこれもやりたいとやることを増やしていないか。朝の少年の姿を見て、ついつい足し算式に仕事を増やしている自分に気づくことができました。やらないことを明確にして明日からまた頑張りたいと思います。

今度見かけたら、心のなかでありがとうと伝えたいと思います。(普通に話しかけたら、変な人扱い受けそうなのでw)

この記事を書いた人

吉里 公博
吉里 公博
REPSS株式会社に属し「美容業界に特化」して、経営・法律・税務・資金・制度を中心に、美容業界のライフプランナーとして全国の美容師さんと会い続けています。時には出店相談・お金の相談、時にはトラブル相談・離婚相談など、美容業界で起き得る事案や不安に対し、信頼できる人脈と多くの場数が経験値となり、お客様とのパートナーシップが生き甲斐です。
ブログでは、「見といてよかったわ~」「なるほどね」
と思ってもらえるようなお役立ち情報を発信して、皆様のサロン運営に役立てていただければいいなと思っています。