田口のセミナーの自己採点は?
先日2日間のセミナーを青山で行いました。対象は美容室社長と教育担当者さんです。弊社からは田口と新人の照井と私が参加し、2日目は千葉も合流しました。
今回の登壇者は全編田口が担当する予定を組み、田口にとってはじめて120分の独壇場ステージだったので、親心としてドキドキしながら、もし言葉に詰まったり、舞いあがってしまう様な事があれば、いつでも私がヘルプとして前に出る準備はしていたのですが、そんな心配は無用でした。むしろ、そんな準備をしていた私が恥ずかしいとさえ思いました。田口のオンステージは最高でした!100点!
美容室社長教育担当者向けセミナー
day1
day2
セミナー開始前に私から注意した事はたったひとつでした。腹から声を出す意識だけ。腹式呼吸の様に。口先だけで話すのではなく、聴衆の方々に響く様な発声を前もって注意したくらいです。
田口のセミナーを聞いて見てはっきり分かりました。相当練習してきたんだろうなと。私の見えないところで、会社でも自宅でも何度も何度も練習したはずです。時間の構成、テキストには書いていない行間話、聴衆への目配り、立ち姿、声の上下左右前後、私が作成したKeynoteを完璧に使いこなしてくれました。
今日の自己採点は?
今年、田口とは相当数のセミナーを予定していて、すでに10数本は終わっているのですが、セミナーが終わった後に田口といつも話します。「今日の自己採点は?」
青山セミナーの1日目が終わった後もいつも通り聞いてみました。
下道「田口、今日の自己採点は何点なんだ?」
田口「ん〜250点でしょうか」
下道「100点満点なんだけど?」
田口「はい、250点くらいです」
下道「ガハハハハハハー、過去最高得点じゃんw」
いつもこんな調子で、過去100点以下はあったのか?なかったのか?いつだって、私と田口は自己採点高めなんですw
繰り返し経験させる
田口は、セミナー初期の頃は私の付き人程度で、お客様とのLINEのやり取りだけで混乱していたり、当日のスクリーン準備の為に早く行ったりと、慌ただしくアシスタントをしていましたが、私は早期に田口に小さなチャンスを与えてみました。
私が120分を話し通す時の一部分に参加させてみたり、前半を田口に任せてみたり、後半を任せてみたりと、あの手この手で聴衆の前に立つという経験を含めて当事者側に立たせました。もちろん最初は緊張で固まったし、早口にもなるし、何を言っているのか私にも分からない表現をしたりしました。
田口は思ったと思います。こうして突然話を振られたり、前もって一部分を話す機会があるという事は準備の必要があるんだなと。そうして、人前に立つ準備をしてきたのだろうと思います。
最後は楽しく
自己評価が低い時もありました。だから練習をしたのでしょう。上手くいかない経験をし、自分の中でうまくいく様に流れを掴む練習をするには、数をやらなければ掴めませんから、相当数の練習をしたと推測します。
私のセミナー動画を何度も見返して練習しても、同じ様にいかない経験もしたでしょう。それもそのはずで、私と田口は別人ですから同じ様にはいかないのです。
田口は、飲みにいく機会を削って練習して、自己評価250点を獲得できました。
全ての仕事を楽しくできたら良いのですが、仕事ですから簡単ではありません。それでも最後は楽しくできたら、しんどい過程を帳消しにできます。田口と照井には、最後は楽しくという事をこれからも教えていきたい。
美容師教育計画キャリアプラン@NAPIAS(ナピア)株式会社
この記事を書いた人
- 美容業界特化型保険代理店REPSS(レップ)株式会社の取締役会長と、美容師教育プランニング・美容室事業設計のアドバイザリー業務を運営するNAPIAS(ナピア)株式会社の代表取締役をしている、下道 勝(シタミチ マサル)が、日本全国の美容業経営者に向けた、情報ブログサイトを可能な限りの範囲で更新しているブログです。 日々営業活動をしている中で、美容業経営者の「なぜ」に対し、協会認定ファイナンシャルプランナーとしての情報が満載です。 これから美容業経営者を目指す方、現在美容業経営者の方に対し、情報を発信していきます。
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