教育をする人受ける人@REPSS下道

会社が調子良いや調子良くないという事は必ずあります。例えば美容室であれば、3月や12月は繁忙期と言われる様に、たくさんのお客様がいらっしゃって活気付く事でしょう。一方で私たちREPSS社の仕事であれば、実は2月と8月が繁忙期です。なぜならば、美容師さんにとっての閑散期と言われる2月の寒い時期と8月の暑い時期は、美容室へのお客様がやや減る傾向にある事から、私たちにとっては美容師さんに会えるタイミングなのです。特にプレイヤー兼務の代表者さんには特に。

 

今回のテーマは教育がタイトルですが、経営者にとっての安心材料はスタッフが安定しているとか、通帳残高がある程度あるとかは心強いですよね。そろそろコロナ融資の返済が始まる頃か、もうすでに返済開始が始まっている事でしょう。もちろんREPSS社でもコロナ融資を受けたので既に返済が始まっています。結構な額面の返済ですから、あらためて気を引き締めいていかないとね。

REPSS社に2名のスタッフが加わりました!

久しぶりの採用です。兼ねてから何度かブログで記事になっていたかと思いますが私から少し。

 

2022年3月入社の田口さんと、2022年4月入社の岩田さん。この2名が未来を担うREPSS社に参画してくれました。田口さんも岩田さんも元美容師さんで営業経験もありません。もちろん弊社のお客様先からの入社でもなく、リクルート社の求人サイトを利用し何の面識もなく面接に来てくれた2名です。

 

書類選考や採用面談の段階で私は一切関わる事をせずにスタッフに任せました。何度かの面接を繰り返し入社が決定した後にはじめて挨拶をした程度です。手前味噌ですがスタッフに全てを任せて良かった。タイプの異なる田口さんと岩田さん共にすごく魅力的で、田口さんは元野球部という事もあって、返事や話す口調は語尾が上がる感じでとても気持ちがいい。岩田さんは最高の笑顔と謙虚な姿勢はお客様にとって好印象でしょう。まだ2人とも緊張感はありますが、REPSS社に似合っていると確信できました。

 

まずは皆様、田口と岩田をよろしくお願い致します!

新人教育を受ける2人

現在、全国の美容室社長さんが毎月弊社に通ってくださり、新人教育の設計や事業設計や経営相談を受けています。

美容コンサルとプランナー@REPSS下道

REPSS社でも新人教育が始まりました。事前に教育の項目を決めスケジュールを組みテキストを作って実践です。皆さんの美容室ではカリキュラムはあると思いますが、明確なスケジュールなど教育をどう組み立てていますか?弊社では新人教育の間、がっつりとデスクに向かって聞いた事もないような単語が飛び交い、頭が混乱しながらも2人は頑張っています。きっと不慣れでしょう。頭の中がいっぱいになるでしょう。

 

一方で少し心配な事もあります。

新人教育を行う側

会社として新人教育のテキストに沿ってしっかり教えている。私からもそう見えます。そうなんです、しっかり教えているのです。ここが心配なのです。教える側は教える事が目的になってしまっていないか?その教えはテキストを丸暗記する様な、読書をする様な、行動に移せる教育になっているのか。何を教えたいのか、その目的は何なのか。教える事で教えた感を出されても困り物です。

 

教えて、教えて、教えまくる。これでもかという程、教えまくる。これで教える人の満足度は高いでしょう。どうだ?みたいな。これで教わる人の出来上がり。本来、教える人のやり切った感や、教わる人の分かりました感を高める事が教育ではない気がする。

 

教えた事を正確に出来る様にする事が目的ではなくて、教わる人の特徴や得意とする箇所を教える側が見つけ出し引き伸ばす為に、教えない部分を作ったり、考えさせるタイミングを図ったり、教わる人が行動するきっかけを奪わない様に配慮したり。これを怠ると、自分で決められない考えない、自分の意見を言わずに制度やルールに頼ったり、いつも上の人の意見を聞く人になってしまう。失敗したくない上司には都合の良い部下なのかも。REPSS社の仕事は本来「創造力」が必要なのに、創造力を引き伸ばす為には失敗させないと。その失敗の責任全てを上司が担う。当然のこと。

吉里と千葉

新たなリーダーの吉里と千葉。吉里はある意味私が教育したひとりでもあって、記憶ではそんなに教えた事はない気がする。教えるというより、昭和的な言い回しをすれば、見せて言ったきた感じか。そして今でも見せ続けている数字やリーダーの在り方。千葉においては、社内でもっとも適当な存在。この適当という表現はものすごく合っていて、もちろん良い意味での適当。

 

吉里は見え隠れする完璧主義者。

千葉は目に見える温和型。

 

これでちょうど良いのかも。真面目な吉里が教育者、抜け感を作り出す千葉。欲言えば吉里にもっと遊びが欲しいし、千葉はもっと仕事しろと言いたいが、ツートップに指名した私の責任もある。田口さんと岩田さんそれぞれが、吉里と千葉のどちらかの色に染まることなく、いいとこ取りができる様にフォローしていけたらベスト。

 

口出ししない。これは現実を目の前にすると難しいものですね。長年社長としてオラオラやってきたからこそ、目につくところ足りないところ、締めるところ緩めるところが気になる。見ざる、聞かざる、言わざる。日光の猿になり切れないので、同じ神保町に別オフィスを借りることにします。良いかどうか分からないなりに、まずは形から適度な距離感という物理的な事から修正しようと思うのです。

 

毎月REPSS社に通ってくださっている美容室社長さんには、6月頃から打ち合わせ場所が変わりますのでその時にご案内します。場所は同じ神保町で違う出口となりますが、駅徒歩1分程度の場所です。このオフィスは、ほぼ私のプライベートオフィスとなりますので、今後打ち合わせがある際には、こちらをご案内する事になりますので、よろしくお願い致します!

この記事を書いた人

下道 勝
下道 勝取締役会長兼務代表取締役
美容業界特化型保険代理店REPSS(レップ)株式会社の取締役会長と、美容師教育プランニング・美容室事業設計のアドバイザリー業務を運営するNAPIAS(ナピア)株式会社の代表取締役をしている、下道 勝(シタミチ マサル)が、日本全国の美容業経営者に向けた、情報ブログサイトを可能な限りの範囲で更新しているブログです。 日々営業活動をしている中で、美容業経営者の「なぜ」に対し、協会認定ファイナンシャルプランナーとしての情報が満載です。 これから美容業経営者を目指す方、現在美容業経営者の方に対し、情報を発信していきます。