少し先の未来@REPSS田口

こんにちは。REPSSの田口です。

オリンピックが開催されていますね。感情の起伏が少ない私ですが日本選手の活躍を見ると喜ばしいです。もちろん会ったこともないですが同じ日本人というだけで勝手に応援したくなってしまいますよね。世界中が一体になって大会を盛り上げていることに平穏を感じながら、集団に属しているという意識は多くの人間が潜在的に好意的に持っているのだろうとか考えました。純粋に声をあげて応援しろよって感じですがw

業務委託美容師さんのその先

毎年、若くて勢いのある美容師さんにお会いするのですが、業務委託や面貸しサロンで働いている方が増えたなぁという印象です。もはや若い美容師さんのキャリアプランとして当たり前の選択肢になってきています。都心の一等地で働いている業務委託、面貸しの美容師さんはその辺のサラリーマンよりとんでもなく稼いでいる人もいます。近年ではそれが当たり前になっていますが一昔前では考えられなかった状況です。昔はリスクを取って独立した人だけが手に入れられる環境でしたが、しっかり技術を身につけて自分で集客できる力がついてくると、店を持たなくとも個人の力でいかようにもできる仕事だと改めて認識しました。

若い美容師さんとお話ししていると、自分の店を持つメリットをあまり感じていない方が多いようです。そもそも独立という選択肢はもはやない。現時点である程度稼げてしまっているので、わざわざ借金というリスクを取って、独立というこれまでの王道パターンには進まないようです。今の生活である程度満足しているのですが、そんな生活も数年経ってくるといいしれぬ不安が出てくるとのこと。5年後10年後と未来を考えたときに、業務委託、面貸しという働き方で本当に続けられているのか。お客様は変わらず来店し続けてくれるのか?働いてみて初めて懸念が生まれてます。何か他の事業を始めたくなったり、面貸しから箱貸しに移動したり。何かしら行動を起こしたくなるようです。

逆算して考える

業務委託も面貸しもメリットはあります。従来通り雇用される形態にもメリットもあります。近い将来を想像したときにどちらがいいのかなんてその人次第です。美容師をやっている以上、周りには関わる人たちがいてその人たちをどう喜ばせていきたいのか。目の前のことを真剣に考えて取り組むことはもちろん良いことです。何か迷ったときは少し先の未来、自分の理想の未来から逆算して今やるべきことを考えて設計してみるのもいいかと思います。

 

この記事を書いた人

田口 恭平
田口 恭平
(タグチ キョウヘイ)元美容師。
美容室の経営に関わる仕事がしたいと思い、REPSS株式会社に入社しました。
最近は美容師新人教育の見直しについてのご相談を受けることが増えています。
その他、美容室に関わる保険、独立開業、採用、教育、税務、労務など、美容業界で働く皆様にとって、お役に立つような情報、気付きを発信していきます。