知識量の勝負にならないように@REPSS田口

こんにちは。REPSSの田口です。

少しだけ涼しい日々が続いたかと思いきや、まだまだ残暑が厳しく少し移動するだけで汗だくです。例年こんなに暑かったっけ?と思いながら、とてつもなく自分の代謝が良くなったような。毎月走っているからこその良い変化なのでしょうか。体にはいいことなのでしょうが仕事をしている時は考えものです。電車の中を見渡しても1番暑苦しそうにしているのは自分。むしろ太ったのかもしれません。

いきなりですがそんな事情もあって車を買おうかと。つい数ヶ月前まで東京で車なんて乗る必要がない。電車とたまにタクシーに乗っていれば困ることはないと思っていました。買う理由が移動中の暑さに耐えきれないからという、美容師さん向けにお金の勉強会を開催しているとは思えない、節約という概念を一切無視した動機となりました。

 

期待感と知識量の差

ネットで情報収集をしつつ車に詳しい周りのおじさん達からいろいろ聞いて、乗りたい車の候補を絞っていざ車のディーラーさんに行ってきました。誰かの付き添いではなく自発的に車のディーラーさんに行くという経験は久しぶりにワクワクした瞬間でした。店舗に到着して担当についてくれた方はベテランの雰囲気を纏いながら余裕のある話し方でなんだか頼もしい。

試乗しながらいろいろとメーカーの歴史やら車の細かな設備を教えてもらいましたが、、、

「結局のところよくわからない!」という感想でした。

私が車について初心者すぎて何を質問したらいいのかもわからない。ベテランさんの圧倒的な知識量に感服しながらも、わからないまま物事が進んでいく状況に不安を感じました。高額な買い物であるだけにじっくり検討したいのですが、担当さんと私の車好きレベルがかけ離れすぎていて置いてけぼり。

仕事に慣れてくると、お客様が質問をしている途中から頭の中で回答が浮かぶことがあります。ベテランになるとその速度も、プラスαの提案も増えてきますよね。それが武器にもなる一方で、物事を難しくしてしまい相手を困らせることにもなります。

改めてゆっくりお話をしてみると、とても優しい方でしっかりと質問に答えてくれたので安心して任せられそうです。

 

仕事のできる人

お客様がついて来れていない状況を作ってしまうことってありますよね。つい知っている知識量や今までの経験値で勝負しがちになるものです。何でも知っている人は確かにすごい。しかし重要なのはお客様の表情や感情や状況に合わせて物事を運んでいける人ではないでしょうか。仕事に慣れてきたからこそ、毎回立ち返るよう気をつけたいポイントですよね。

この記事を書いた人

田口 恭平
田口 恭平
(タグチ キョウヘイ)元美容師。
美容室の経営に関わる仕事がしたいと思い、REPSS株式会社に入社しました。
最近は美容師新人教育の見直しについてのご相談を受けることが増えています。
その他、美容室に関わる保険、独立開業、採用、教育、税務、労務など、美容業界で働く皆様にとって、お役に立つような情報、気付きを発信していきます。

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