社会保険は要チェック@REPSS田口

こんにちは。REPSSの田口です。

東京は梅雨はどこへ行ったんだというくらいに酷暑です。外を10分も歩けばダラダラと滝のように汗をかいてしまう、家を出たらすぐにお風呂に入りたくなるような季節がやってきました。去年もこんな感じだったような気がします。美容師の皆さん、お客様が汗だくで来店しても引かないで下さいね笑。殺人的な暑さ。ホントに対処の仕様がない。

どうなっていくのか?社会保険

先々週から続けて社会保険のブログを書きましたが、この件は美容業界だけでなく日本全体に影響が及びそう。友人の社会保険労務士の見解では、いずれは全国民が社会保険に加入する時代が来るだろううとのこと。個人事業主だろうが関係なく。つまり、業務委託サロン、面貸しサロンで働く人たちも社会保険料を納めなければいけなくなる。その徴収の仕方などの方法はまだ議論されていませんが、本当にそうなってしまうと間違いなく手残りは減りますよね。昨年のインボイス制度に続いて個人事業主の負担は増えていくばかりでしょう。

支出が増える一方で収入が増えていかなければ先々が恐怖でしかありません。一昔前から転職や、資格取得などのスキルアップを狙う人がいることも当たり前になりました。少しずつ自身の将来を考えるようになった時、給料が上がらない環境にいるとやはり不安になるもの。美容師さんも業務委託美容師、面貸し、独立開業の選択肢はどうしても頭に浮かぶでしょう。

それぞれにメリットもありますが自己責任も増えるということをしっかり頭に入れておかなければいけません。どうやらそれを学ぶ環境もないままに勢いで飛び込んでいる人が多いように感じます。そして再度選択に悩まされる人を見かけます。

 

情報は知っておくべき

雇用の時代よりも稼げるようになり、人生で一番自由にお金を使える時期を得るかもしれません。しかし社会保険料を払う時代が来るとしたら業務委託を選んだメリットが減ってしまいます。そんな先のことまで考えていては何をするにも動けませんが、もしスタッフが選択を悩んでいるとしたら情報として伝えてあげるのがいいと思います。知りませんでした。となってしまっては結果的に損をすることになります。

目先のメリットだけを見てしまっては将来困るかも。独立、結婚、子供、住宅、老後。長い人生を見たときに、その選択をするとどんな課題が生まれてくるのか、どう対処していくべきなのか。

今後も変化していく世の中です。自分自身も学び、予測し、変わっていく力が求められます。

この記事を書いた人

田口 恭平
田口 恭平
(タグチ キョウヘイ)元美容師。
美容室の経営に関わる仕事がしたいと思い、REPSS株式会社に入社しました。
最近は美容師新人教育の見直しについてのご相談を受けることが増えています。
その他、美容室に関わる保険、独立開業、採用、教育、税務、労務など、美容業界で働く皆様にとって、お役に立つような情報、気付きを発信していきます。