若くして稼ぐ@REPSS田口

こんにちは。REPSSの田口です。

強風が吹いたり雨だったりと天気が優れませんね。このままだと動かずに太ってしまいそうです。体力がなくなると、体はもちろんですが頭も回らなくなり仕事が滞る可能性があります。走れない日が続いてしまう時には朝起きてから軽い運動をするようになりました。こうやって少しでも体力を維持できたらと思います。ほんとは走りたいんですけどね。疲れを知らない子どもたちは成人のアスリートに匹敵する回復力を持っているらしいです。うらやましいですよね。

稼いでいる美容師

毎日のように予約枠が埋まっていて、20代からとてつもなく稼いでいる美容師さんによくお会いします。ある種、SNSの活用や働き方の多様化によりスタープレーヤーが生まれやすい時代となりました。想像するだけでも大変そうなサロンワークの日々ですが、本人たちは楽しそうに働いています。若さや体力だけでなく、美容師が好きということも稼げる人の要因の一つと思い知らされます。

こうやって間近で見ていると、業務委託、シェアサロンという働き方に美容師が流れていくのも分かります。楽しそうに仕事をしていながら、時間の自由に使えて、サラリーマンより稼げている人がいっぱいいますから。

ただ、これから起こるであろう問題には気付いていない若い人も多い気がしています。今のような働き方を10年後も継続出来るかどうか、わからないということです。

 

問題を予測する

まず考えなければいけないことは、序盤で触れた体力だと思います。絶対といっていいほど体力は落ちていきます。肉体的な疲労感が残るようになります。私も手首や腰を痛めました。1日にこなせる客数が減っても単価を上げていければいいのですが、全員がそれを出来るとは思えません。お客様自身のライフイベントの変化も起こりますので、サロンを変えざるを得ないかもしれません。単純に売上は落ちていきやすく、イコール所得は落ちていきます。インボイスの影響もあって税負担も増えていくでしょう。

次にお金の使い方、一度贅沢な暮らしを経験してしまうとなかなか生活のレベルを落とせません。散財するタイプの方は危険です。収入が減っているのに支出を減らすことができない。過去の栄光にすがって現状に気づかないフリをしてしまう。

将来そうなってしまいそうな毛がある若い人が多いと感じています。

 

対策

集団行動が苦手な人、労働環境に不満があった人、稼げると期待した人が委託やフリーランスに流れていると思います。若いうちから実力で勝負が出来るというわかりやすい世界ですので、そこで頑張った分はしっかり使って遊ぶべきとも思います。

稼ぎ過ぎたばかりにイージーコースと過信せぬよう、スタイリストの流出に悩むオーナーさんは、各スタッフの将来設計までを一緒に作れてあげれたらいいですよね。

この記事を書いた人

田口 恭平
田口 恭平
(タグチ キョウヘイ)元美容師。
美容室の経営に関わる仕事がしたいと思い、REPSS株式会社に入社しました。
最近は美容師新人教育の見直しについてのご相談を受けることが増えています。
その他、美容室に関わる保険、独立開業、採用、教育、税務、労務など、美容業界で働く皆様にとって、お役に立つような情報、気付きを発信していきます。