特化するメリット@REPSS(レップ)田口

こんにちは。

REPSSの田口です。

ブログを書く事も慣れてきたかな、と思っていましたが、スラスラと書ける日もあったり、全く文章が出てこなくなってしまったり、四苦八苦しています。

 

今月からブログのノルマが与えられ、空いている時間の使い方をより意識するようになりました。

常日頃から頭の中で何かしら考えている方なのですが、いざ書こうとすると上手く言語化する事が出来ません。

少し考えるだけで終わってしまって、自分なりの答えを出すまで深く考えていないんでしょう。

書くことは習慣になってきてるとしても、それで満足せずに、少しずつブログ脳をアップデートしていきたいです。

何かに特化する

先日、REPSS会長の下道との食事の席で、こんな話がありました。

「田口はこの先、何をやっていきたいの?」

うーん、、、

REPSSはメイン業務こそ保険屋ですが、入社前は実際に何屋かわからない会社って印象で、これまでお会いしたお客様にもよく言われていることでもあります。笑

入社してみてわかったのですが、保険だけでなく、美容室の独立開業、内装、融資、求人、社会保険、税務、労務、助成金、教育コンサル、

とREPSSの業務内容は多岐にわたります。

 

私はやりたいことが無い訳ではなくて、全部やりたいな〜となってしまっています。

いろいろチャレンジ出来てありがたいのですが、選択肢が多いというのも、それはそれで迷いが生まれてしまいます。

ただREPSSの先輩方は、その中でも得意分野といったものを持っていて、それぞれ特化して働いています。

全部興味があると言った私に、下道はそれでもどれかに特化した方がいい。とのことですので、特化するメリットについて考えてみました。

特化するメリット

特化する。

美容業界でいうと、カッターやカラーリストなど分業制をとっているサロンは昔からありますが、少し前からメンズ専門、レディース専門スタイリストといった形も増えてきましたよね。

私が新卒で入った美容室では、入社3年目から、カラー、パーマ、ヘアケア、プロダクト、デザインのどれか一つを選択して、専門的にスキルや薬剤知識を研究する。といった仕組みがありました。

 

それぞれ個々にわかりやすく武器をつくり、研究や実験を重ねて習得できた知識や技術をサロン内で共有する。

先輩スタイリストが後輩アシスタントに薬剤知識を質問するのも日常茶飯事でした。

結果として、そのサロンの技術力は、時代の移り変わりにも対応しながら全体的に底上げされていき、常に高いクオリティを担保できていたと思います。

 

では特化せずに全分野を均等に教育していく方法をとっていたら、どうだったのか?

これは正確に比べることはできないのですが、成長スピードや技術レベルは、やはり特化させた方法が優れていると思います。

 

好きだったり、興味がある分野だと自ら学ぼうとしますし、追求する深さが変わります。練習も楽しく出来て習得スピードも早いでしょう。

それを共有し合う環境が当たり前に出来ていれば、結果は想像出来ますよね。

出来ることや頼られることが1つ増えると、やりがいも感じられますしね。

サロン全体の技術力で例えましたが、個人の能力に置き換えてみても結果は同じなのかなと思います。

世の中

今思えば学校の先生も教科ごとに変わっていましたしね。

大学入試も5科目ではなく、得意な科目を選択して受験してました。

5教科で受けていたら希望の大学に受かっていなかったかもしれません。笑

 

今振り返ってみると、世の中には既に特化することが浸透していましたね。

過去には、出来ないことはない方がいい、苦手なことはそのままにしてはいけない。と言ってくれた先輩もいました。

全てバランス良くこなせる天才肌タイプ、万能型、オールラウンダーと呼ばれる人も世の中にはいますよね。

そんな人にも憧れてしまうのですが、そこを目指せる人は実際には限られているような気がします。

まずは何かに特化する。と割り切ることも次のステップだったり、目標達成への近道となるのではないでしょうか。

相乗効果

最近のInstagramでも、わかりやすくブリーチカラーのスタイル写真で差別化をはかっている美容師さんっていらっしゃいますよね?

ボブ特化、ショート特化、メンズ特化している方も見受けられます。

何かに特化して、こだわりだしていくうちに付随する他の能力も自然に必要になってきますよね。

カラーがキレイに見えるようにこだわり始めると、結局カットやウェーブ、スタイリングや撮影のテクニックまで気になりだしたりしませんか。

1つ特化した後には、それまで苦手と感じてたものも違う角度から見ることが出来て、意外とすんなり理解してモノに出来たこともありました。

 

初めのとっかかりは自分が好きな方向性で進んでいくのもいいでしょう。

ただ、注意しなければいけないのは、好きなことが得意だとは限らない。ということです。

今の自分に何が必要か?何に特化していくか?

判断するタイミングと方向性をしっかり見極めたいところです。

この記事を書いた人

田口 恭平
田口 恭平
(タグチ キョウヘイ)元美容師。
美容室の経営に関わる仕事がしたいと思い、REPSS株式会社に入社しました。
最近は美容師新人教育の見直しについてのご相談を受けることが増えています。
その他、美容室に関わる保険、独立開業、採用、教育、税務、労務など、美容業界で働く皆様にとって、お役に立つような情報、気付きを発信していきます。