人を頼る力@REPSS照井

こんにちはREPSS照井です。

いきなりですが人を頼ったことはありますか?生きていく上でおそらく皆様一人では生きていけないはずです。分からないことは人を頼ったり、周りと協力しながら助け合ってきて今がありますよね。

仕事ではどうでしょうか。

と言うのも仕事をする上で、店長やリーダーが一人で仕事を全て抱えこむよりは、部下や周りの人たちに任せられることは任せて周りを頼っていくことで、結果部下の成長に繋がったりしますよね。最近では自分の得意な技術だけを伸ばし売りにしている美容師さんが増えてきていますよね。例えば、ショートが得意、髪質改善が得意、フェードカットが得意など。サロンワーク以外の仕事もチーム内で得意不得意を全員で補っていけるとチームとしてバランスが取れることもあります。

 

一人でやるにも限界がある

私は美容師時代、店長になりたての頃、何をするにもとりあえず自分が全てやると意気込んでいました。売上を上げる事はもちろん、本来のサロンワーク以外での仕事もです。例えば材料や備品の管理、発注など、これら以外にもお店をやっていく上で必要な事全て店長である私がやるんだ。と意気込み全て1人でやっていました。

かれこれ1年くらい続けていたのですが、繁忙期に入りお店が忙しくなってきたり、新たに新人社員が入ってきて技術指導をしたりと、以前よりもサロンワーク以外での仕事が以前よりも増えてきた時に私は思いました。キャパオーバーだと。1人で全て抱え込むにも限界がありますよね。私は意気込みはありましたが、正直1人で色々やるのは大変でした。その時に部下にサロンワーク以外の仕事をやってもらえないかとお願いしたことがあります。その時部下に言われた一言が店長が全部やってくれているので、何をどうしたら良いか全く分かりませんと。

その時に気がつきました。

私がいないと部下は何もできないということ。何もできないと言うと大袈裟に聞こえますが、サロンワーク以外の仕事が本当に何もできなかったんです。私が全てやるという宣言をし、意気込んでいたため部下ができなくて当然ですよね。私が教えていないんですから。笑

その後は今まで私がやっていたサロンワーク以外の一部の仕事を部下に教え、部下を頼り任せる事にしました。

 

任せる事に責任をもつ

部下に仕事を任せるだけでは良くないですよね。任せっぱなしになってしまうと、部下としては良い思いはしないはずです。任せるからには店長としてお店のリーダーとして部下に任せた仕事に対し責任を取る必要があります。教えたからできるでしょ?後はやっておいて。ではなく、任せる事に対してなぜ部下に任せるのか。任せる理由が自分のキャパオーバーだったとしても、しっかりと理由を仕事を任せる部下に伝えるべきですよね。自分のキャパオーバー、つまり弱い部分を部下に見せ知ってもらう事によりチームとして協力してもらう必要がある場合があります。部下に任せる事により結果チーム内の仕事が分散され、自分は最優先でやるべき事に集中できる。部下も仕事を任せられ頼られることにより成長していけますよね。

お店のリーダーとして、時には部下を頼ることも必要です。自分が不得意としていた仕事が仕事を任せた部下が得意としていることもあります。お互いに得意分野を優先的に行い伸ばしていくことにより、チームとしてバランスが保てることもあるかと思います。

お店のリーダーとして、全ての仕事を自分でやることがリーダーとして重要とは限りません。部下を頼ることもリーダーとして必要なことです。部下を頼るためにも、部下との信頼関係がないと仕事を任せることもできないと思います。任せるだけではなく責任をしっかりリーダーがとることにより、部下としても責任をとってくれるのであればやってみます。と前向きに任せられた仕事に対し取り組んでくれると思います。

 

この記事を書いた人

照井 翔太
照井 翔太
元美容師
美容業界の悩み解決や美容室経営に関わる仕事がしたいと思い、REPSS株式会社に営業として入社しました。
美容師の経験を活かし、保険、独立開業、労務、税務などあらゆる視点から美容業界で働く皆様のお役に立てるよう日々勉強中です。
今はSNS等で情報が簡単に手に入る時代。しかしその情報が美容業界の皆様に適切かどうか。皆様一人一人の状況に合わせて、適切な情報やアドバイスをお伝えしています。美容業界の皆様向けの「お金の勉強会」や「独立開業セミナー」も開催しております。