新卒採用の強み@REPSS田口

こんにちは。REPSSの田口です。

今まで多くの美容室経営者にお会いしてきました。色々なお悩みを聞いてきましたが、やはり求人と離職に困っているサロンさんが多いです。人さえいればいろいろと解決するのに。その人がどうやっても集まらない。集められない。

離職の問題も同様です。長く続かない。練習しない、デビューしたくない、デビューしたと思ったら辞めていく。

美容室の永遠の課題になっていますよね。あらたまって書くまでもないほどに多くのオーナー様に共感していただけると思います。

これといった解決策は見つからず、人の問題を解決できないまま想定していたような展開ができていない。規模縮小を余儀なくされています。

一方で、少数でしょうが新卒社員を平均20人取れているサロンがあることも事実です。

いったい何が違うのでしょうか?

採用の強み

一年で20人取れるということは毎年それ以上の応募者がいるということです。なぜそれほどまでに応募が集まるのでしょう。

サロンの知名度、立地、技術力、SNSの露出、美容学校との関係性、給与などの条件面、カリスマ美容師がいる、冷静に考えてみるといろいろな理由が挙げられそうです。全ての条件を全サロンがすぐに備えられるかというと簡単ではないですよね。

ただ、条件が整っているからといって、条件を合わせたからといって、人で勝てるようになるのかというとそんな気はしません。だからといってずっと採用できないわけにもいかない。今すぐにでも人は欲しい。

なぜ自分のサロンが選ばれないのか?どうしたら自分のサロンが選ばれるのか?

 

選ばれるサロンには一つの基準があることに気づきました。

将来性です。サロンの将来性もそうですし、美容師自身のもそうです。

なんとなくこのサロンに入ったら、技術が上手くなりそう。成功しそう。稼げそう。独立するまでに修行できそう。人気者になれそう。入ってからの自分をイメージしてみて楽しく美容師をやれているか?理想の人生に近づいているか?

私自身、美容学生の頃はそんなことを考えていたと思います。

今でこそ私は教育設計の重要性を多く書いていますが、こうして言語化する前から、就職するサロンに求める条件には潜在意識の中では将来性が入っていました。細かい条件面というのはそこまで気にしていなかったように思います。

 

将来を作る

サロンの立地は簡単に変えられませんし、条件を大幅に釣り上げることもできない。知名度、SNS、学校との関係性はすぐには作れません。技術力はどこのサロンも推しています。そこまでの差別化はできない中でどうやって将来性を打ち出してアピールしていくのか?

20代前半の子に10年後を想像することは難しいかもしれませんが、3年後や5年後ならば少し想像しやすいかもしれません。

入社してすぐにやることといったらまずはアシスタントと練習です。自分がどんな風に成長できるのか?いつデビューできそうか?日々の生活はどうなるのか?欲しいものはいつぐらいに買えるのか?奨学金はいつ頃返せるのか?どんな想像でもいいのです。想像できないところには行けません。

既に強いサロンと戦い方は違います。すぐに戦える武器となるのは教育設計なのです。教育の中身に関しては皆さんが既に持っています。それを今まで以上に可視化するだけです。誰もやっていないような特別なことを教えるわけではありません。新人のためにしっかりと技術を教えるだけです。

いつ、一人前になれるのか?を想像させてあげましょう。

教育設計でサロンの将来を作る

面白いことに各サロン様と教育設計をやっていると、どんどん教育の質が良くなっていくのがわかります。自画自賛になってしまいますがこれは確実です。オーナーはじめベテラン勢の技術に対してのこだわりを、若手が「初めて聞きました。」なんてことも起きたりします。もともとやりたかった教育、教え方のようなものが、なかなか見直す時間がなかったり、後回しにしてしまっているサロンが多いと思います。

教育設計では皆さんが培ってきた技術やこだわりを、効率よく高い精度で伝えることが出来ます。形にする時間を確保していないだけかもしれません。教育設計は採用活動の武器になり、そこで働く美容師さんが自分の将来を想像しやすくするための手段です。

そんな教育設計が出来たときに何が一番変わるかというと、設計しているオーナーと教育担当者の表情です。この教育設計がハマった時には自分のサロンがどうなっていくのか、少し先の未来を想像してワクワクしてくるんですよね。新卒採用と聞くとなんとなく暗くなりがちな美容業界ですが、先輩たちがサロンの未来を想像して楽しんでいる。自分が働くならそんなサロンに入りたいですよね。

この記事を書いた人

田口 恭平
田口 恭平
(タグチ キョウヘイ)元美容師。
美容室の経営に関わる仕事がしたいと思い、REPSS株式会社に入社しました。
最近は美容師新人教育の見直しについてのご相談を受けることが増えています。
その他、美容室に関わる保険、独立開業、採用、教育、税務、労務など、美容業界で働く皆様にとって、お役に立つような情報、気付きを発信していきます。