ドッチorキャッチ@REPSS田口

新年あけましておめでとうございます。

REPSSの田口です。

美容師の皆さんは、すでに仕事が始まっているかもしれませんね。

本当にお疲れ様です。ありがとうございます。

お正月はがっつり食べ過ぎないよう気をつけているのですが、さすがに年齢的に気になってくるお腹周り。

美容業界で働く身として、年齢を言い訳にせず、見た目には注意しなければいけませんね。

しっかりお休みをいただいたので、さらなる成長を目指します。

皆さま、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

聞きたいことは?

年末に、いつもは行かないようなちょっといいお店にランチに行きました。

普段は外食するとしても近所の決まった所で済ましているので、たまに行くとテンションが上がりますよね。

料理も、店内も、接客もとても満足したと言いたかったのですが、

途中、どうしても気になってしまったことがありました。

広い店内でしたのでお手洗いが見つけられず、店員さんに聞いたときのこと。

 

私「すいません。お手洗いはどちらにありますか?」

店員さん「店内にございます。」

私「えぇっと、、、すいません。どちらでしょうか?」

店員さん「、、、突き当たりを左です。」

 

、、、なんでしょう、もったいない。

それまですごく良い気持ちだったのに。

他のサービスが良かったせいか、違和感を感じてしまいました。

こちらの被害妄想なのかもしれませんが、店員さんの回答のニュアンスはザ、機械的。

私が聞きたかったのは、あるか?ではなく、どこか?

聞いた内容に的確に答えてもらえませんでした。

さらにはおそらく返答を間違えてしまった事に気づきながら、淡々としていらっしゃる。

単なる質問を聞き間違えたのか、こちらの聞き方が悪くて勘違いさせてしまったのかわかりませんが、少しばかり残念な気持ちになってしまったのは確かでした。

語尾まで聞く

まぁ些細な事だったですが、明日は我が身とも思いました。

自分の身に置き換えてみても、話しいるうちに自分が何が言っているのか、わからなくなってしまうことがあります。

質問に答えられていないまま会話が続いていくこと。

本題の話から脱線してしまい、そのまま戻ってこれずに着地してしまう。

本題を見失わないようにするのはもちろんですが、話を最後まで聞くという基本的なこと出来ていない時もあります。

会話しているときに、相手の話を最後まで聞かずに、聞こえてきた単語に反応して返答を始めてしまう。

相手の言葉を遮って自分の話を始めてしまう。みたいな事はありませんか?

焦ってしまうのか、一つの返答しか準備していないのか、意思疎通がなされないままに雰囲気で会話が進行していく。

そうゆうことが聞きたいんじゃないんだけどなー。みたいな状況って日常に溢れている気がします。

頭の回転が速い人、コミュニケーションが苦手と思っていない人にも意外と多いと思います。

接客業に限らず気をつけないといけませんね。

本来は言葉だけじゃない相手の反応も見れるようにしたいところです。

本当に伝わっているのかどうか。相手がポカンとしていないかどうか。

準備している言葉で返答するだけだと、リピートに繋がらなくなりそうですよね。

ドッチボールとキャッチボール

プレゼンとは対話。では対話とは?

どう相手に当てるか、どこが取りにくいか、避けて拾って、球を奪って反撃に転じる。

一方的なのがドッチボール。

揚げ足の取り合い、みたいな感じですかね。

どこに球を投げたら取りやすい?スピードは?相手の体勢は?

相手の利き手は?距離感は?日差しは眩しくないか?

一声かけてから投げたほうがいいか?

相手に気遣いがあるのがキャッチボールだと思います。

 

時にはドッチボール的な要素が必要な瞬間もあると思いますが、キャッチボールがしっかりできているか?

改めて考えさせられる出来事でした。

この記事を書いた人

田口 恭平
田口 恭平
(タグチ キョウヘイ)元美容師。
美容室の経営に関わる仕事がしたいと思い、REPSS株式会社に入社しました。
最近は美容師新人教育の見直しについてのご相談を受けることが増えています。
その他、美容室に関わる保険、独立開業、採用、教育、税務、労務など、美容業界で働く皆様にとって、お役に立つような情報、気付きを発信していきます。