独立開業〜内装業者選びのポイント〜@REPSS照井
投稿日:2024.10.10 更新日:
こんにちはREPSS照井です。
前回のブログで独立時の物件選びについてまとめました。
現在独立を考えている方で、まだご覧になられていない方がいましたら、こちらから是非ご覧下さい。
今回は内装業者選びのポイントについてまとめていきます。
美容室独立において、一番費用がかかる内装工事。自分自身が思い描いているコンセプトやテイストを表現演出できる部分ということもあり、こだわりたいポイントですよね。
この先ずっと長くを共にするため、妥協できないかと思います。
業社選びのポイント
一番のオススメは美容室専門の内装業者です。なぜオススメするのかというと、理由が2つあります。
1つ目は業界を知っているということ。美容室の内装デザインにおいて多くの経験があり、皆さんの頭の中にあるコンセプトやテイストを形やデザインに変換してくれます。デザインの部分だけでなく、お客様がスムーズに歩ける導線は確保できるのかといった視点でも提案してくれます。美容業界に特化しているため、シャンプー代やセット椅子などの美容器具にも詳しく、導入したい器具との調和性や空間を演出してくれます。
2つ目は設備面。
美容室の電気ガス水道は、他の業種と違い特殊です。これを業者が知っているのか知らないのかは大きな差です。電気の容量が少ないと、ドライヤーを数台と加温器を同じタイミングで使用した段階でブレーカーが落ちてしまったりします。2階や3階の空中階物件で水道管が細いと、シャンプー台の水圧が弱かったりします。これらはお店の内容設備を作り終わってから出てくる問題です。
相見積もり
内容業者を決める段階で相見積もりを取るケースがあります。相見積もりとは、A業社とB業社を比べどちらにするかを考えることです。
相見積もりをする場合は、金額だけを見て安い方に決めるのではなく、予算を決めてデザイン勝負で決めることをオススメします。例えば800万円という予算を決め、同じ金額内で皆さんが思い描いているものをどこまでデザインに落とし込めるかで判断した方がいいです。
美容師さんで例えると、例えばカット5,000円という同じ料金だとしても、経験のあるスタイリストとまだ経験が少ないJr.スタイリストでは仕上がりやデザイン、カウンセリング力も違うと思います。まだ顧客が少ないスタイリストはクーポン等で金額を値下げし集客し顧客獲得に動いているかと思います。しかし顧客の多いベテランスタイリストは、クーポン等で値下げをしなくても顧客に困っていないと思います。
内装業社も一緒なんですよね。金額で勝負してしまうと、いいデザインを作ってくれる業者さんがいなくなってしまう可能性が高いです。
この先もずっと使う内装。金額だけで判断しないと言いましたが、内容費用はこだわればこだわる分だけ費用は上がっていきます。大事なのは美容室内装専門の業者さんを選び、予算を決めてその予算内でいかにこだわるか。
作った内装を見てお客様がどう思うか。自分目線ももちろん大事ですが、お客様はどう思うのかという視点も大切ですよね。