REPSS照井

あなたの長所は何ですか?@REPSS照井

投稿日:2024.06.27 更新日:

こんにちはREPSS照井です。

いきなりですがあなたの長所は何ですか?

即答できる人もいれば、少し考える人、答えが出ないという人もいるかと思います。少し前まで自分の長所を理解していたのにも関わらず、知らず知らず自分の長所を見失っている。そんな人もいるかもしれませんね。

自分では気づいていなくても、誰もが必ず自分の長所はあるはずです。しかし、その長所をどのように活かすかを自分で理解している人は意外と少ないのかも知れません。

長所を見つけ最大限活かすことができたら、仕事もプライベートも順調にいく気がします。

なぜこの話をしているかというと、お客さんからのある相談がきっかけで、このブログを書いています。

意識の変化

新卒アシスタントが思ったよりも育たない。

こんな相談を受けました。何故育たないのか。そもそもどこまでのレベルで育ったと言えるのか。基準は各サロンごとにあるかと思います。

教育環境としては週に3日、営業時間中に教育担当の先輩美容師が講師として研修を行うアカデミーを実施。ジュニアスタイリストまでのカリキュラムをしっかり作り込み、作り込んだカリキュラムをスケジュール通りに実施しています。カラーやパーマなどの各技術のチェック試験も受かっているとのこと。

育たないと思う理由を紐解いていくと、ある事が見えてきました。それはチェックに受かることが目的になっていると言うことです。

営業時間中の研修も、教えてもらっている事をとりあえずこなし、教えてもらうことが当たり前という感覚。本来スタイリストになるために必要なこと、自分の成長のために必要な事なはずなのに、自ら学ぼうと言う意欲的な姿勢が見られず、作業のようになってしまっている現状がありました。これでは成長の速度も落ちてしまいますよね。

やる気を引き出す

本来、美容師として活躍したい。スタイリストになりたいと思っていたはずです。当初あったやる気が、日々の研修やサロンワークの忙しさに追われ、徐々にやる気が薄くなってしまう。

そうならないためにも、教育担当の先輩がアシスタントの本来あったやる気を引き出し、自ら学び行動に移すことで自分の成長に繋げる。やる気を引き出すためには、モチベーションを上げる必要があると思います。

モチベーションを上げるための手段として、その人の長所を活かしてあげることが効果的だと私は思います。長所を先輩が認め、気づかせてあげることで、前向きに取り組む姿勢が芽生えるきっかけになると思います。

教えて終わり。ではなく、後輩たち一人一人の良いところを認め、やる気を引き出させることができたら、チームとしての一体感も生まれ、全体的にいい方向へ向かっていくのではないでしょうか。