幅広く付き合う@REPSS田口
投稿日:2024.04.17 更新日:
こんにちは。REPSSの田口です。
週末はいつも決まった友人と飲んでいることが多いのですが、最近は歳上の経営者さんと飲む機会がたまたま重なりました。とても為になるお話、美容業界以外のお話なんかも聞けたりすると勉強になります。だからといって堅苦しい雰囲気にはならない時間をつくってくれて、面白おかしくお話を聞かせてもらいました。
仕事柄いろんな世代の美容師さんと話すのですが、共通項は美容業界にいるということ。話している内容は毎回それぞれ違えど大きな枠組みでいつと一緒です。振り返るといつも同じような日々に偏ってしまっていることに気付きました。こうやってたまに業界が違う人と話す機会があると、客観的に見ることができますよね。
幅広い目線
美容室にはいろんなお客様がいらっしゃいますよね。子どもからご年配までという年齢層の幅は当然のように広いですし、お客様の職業もバラバラ。改めて思うと美容師さんって、とてつもなく会話のスキルが求められますよね。逆にいえばメチャクチャ鍛えられる環境でもあります。
生きていくとどこかのタイミングで仲のいい気の合う友達グループが出来上がります。美容学校に行くと基本的には美容に興味を持った仲間たちが集まっていて、同じサロンなど、自分の生きているコミュニティは、自分がいやすい人たちで自然に形成されていくことが多いように感じます。
気の知れた関係性の中で過ごすことはとても楽なんですが、出てくる話題や出会う人達もいつの間にか同じような感じになってしまう。新たな世界観、価値観を知るということが減ってきます。プライベートでわざわざ合わない人と付き合う必要はないですが、仕事になるとそれだけではいけないような気もします。
誰からも学びがある
美容師さんも得意な年代と話すことが固定されがちだと思います。自分の得意なフィールドの生活に落ち着いている人も、苦手な分野を避けながら生きてきた人も、時にはいつもとは違う業界の人と話すことをお勧めします。美容室はせっかくのコミュニケーションの場であり、最大限に活用できます。
世間のおじさん達の中には、意外と若い子達と話す機会を求めていることを知りました。
おじさんと話してもつまらない。最近の若い子は何考えてるかわからない。
そう決めつけてしまうと、新しい気付きや学びに出会えないかも。私もいよいよおじさんです。多様性を大事に、いつまでも様々な価値観に触れ、視野を広げる努力を忘れないようにしたいところです。