美容室フランチャイズ

美容室フランチャイズ契約書と覚書

投稿日:2016.11.09 更新日:

いつもご覧くださいまして、ありがとうございます!

ようやく大詰めになってきました!法律事務所での打ち合わせも、今回で5回目!いつ見ても眺めのいいオフィスですよね!

こんなオフィス借りてみたい!!

 

美容室フランチャイズ契約書と覚書の作成

今回の打ち合わせは、契約書に付随する「別紙」といわれる部分の打ち合わせと、契約書には盛り込まず、「覚書」に記載する内容のすり合わせの時間でした。

なぜ、美容室フランチャイズ契約書と、覚書とで分ける理由は、重要な項目はやはり契約書に盛り込む必要がありますが、将来変更の余地がある箇所については、覚書を別紙に作成する事で、契約書改訂ではなく、覚書の合意にしたいのです。

例えば、美容室フランチャイズ契約書に、本部指定業者を記名式で書き記した場合、その中の1社と折り合いが付かない場合、その業者との取り引きを変更する必要がありますよね。

そんな時に、いちいち契約書改訂をするのではなく、覚書に「指定業者」と「推奨業者」に二分して、「指定業者」はこれから先も永続的に取り引きを続ける業者と、「推奨業者」は何かあれば変更したいので、覚書として、この「指定業者」と「推奨業者」に分けておくと便利なんです。

 

この覚書は今回宿題として持ち帰る箇所として「推奨業者」の業種選定を再度練り直し!

「措定業者」で現在決まっている業種は、

  • 保険取扱い会社
  • 美容求人会社
  • ホームページ制作・運用・管理会社
  • 美容室内装デザイン・施工業者
  • チラシ制作・印刷物会社
  • 顧問税理士
  • 顧問弁護士

 

ざっとこんなところ。

覚書については、他にも記載する必要のある項目があるので、宿題はそれまでに!

 

美容室フランチャイズ別紙作成

この別紙とは、覚書という形とは役割が全く異なっていて、別紙は美容室フランチャイズ契約書に付随させる為の別紙なんです。

例えば、第1条◯◯◯みたいな感じで契約書は進んでいくのですが、例えばロイヤリティー数値の設定や、資本関係の具体的な数値、罰則規定における数値など、契約書の第1条◯◯◯が、とんでもなく長い内容をクドクド書いてしまうと、複雑化してしまうので、契約書の内容に、詳細は契約書末尾にある「詳細は別紙Ⅵを参照」みたいな感じで、数値上の事を中心に記載しておくと、分かりやすい契約書に仕上げる為に「別紙」を後半に入れておくのです。

 

美容室フランチャイズ契約書・別紙・覚書

こうして、美容室フランチャイズ契約書・別紙・覚書と3種類の内容別に振り分けて作り上げていくわけです。

出来上がった美容室フランチャイズ契約書を元に、エクセルで作り上げてある数値を実装してみて、おおよそのイメージが出来上がります。

ここから更なる作業は、「ダメ探し」なんです。

これってすごく重要で、いかにダメを探せるか。

実際に、美容室フランチャイズ店舗のモデルケースを実店鋪で行なってみて、美容室フランチャイズシステムとして制度を上げていきます。

2017年3月には、実装された美容室フランチャイズ実店鋪の起動しはじめて、1年間はダメ探しの期間。

そして修正して、改訂して、制度をを上げる事で、美容室フランチャイズ本部と、美容室フランチャイズ実店鋪の、「皆が良くなる仕組み」を構築していきます。

美容業界で、最も内容がシンプルで、大半の美容師さんが内容を理解でき、最も堅い内容に仕上がるでしょうね!

2017年以降の美容業界は、美容室フランチャイズシステムが間違いなく増えると予想していますし、例えば現在数店舗行なっている美容室経営を、1店舗を残して他の店舗を、美容室フランチャイズ化していきたい等のご要望にも、お答えできそうです!

この「支店を美容室フランチャイズに」とお考えの美容室経営者はすごく多いので、私としても美容室フランチャイズ契約書作りのノウハウを蓄積できて、今後お会いする可能性のある美容室経営者の「何かのお役にたてる事」もパワーアップする予定です。

2017年3月には、美容室フランチャイズ実店舗の1号店をオープン予定で、この契約書作を成きっかけに、他にも美容室フランチャイズ実店鋪のフランチャイズ化の別口相談にも答えられるでしょう!

来年が楽しみ!!