思考が先か行動が先か@REPSS(レップ)千葉

先日、独立希望者との打ち合わせがあり、2回目の打ち合わせをしてきました。

結果的には今回のこのタイミングでの独立を止めたのですが、家賃、タイミング、準備など諸々考えた上での判断で、その方も最終的には前向きな判断として今回は止まるという意見に賛同してもらいました。

「やりたいこと」と「やれること」これが上手くマッチしないことって多々ありますよね。

独立はスタート

独立することが目標になっている美容師さんはまだまだ多い印象です。

それはもちろん悪い話でもないし、夢のある話でもあると思っています。しかし、絶対に言える事は独立がゴールでは無いこと。

むしろ独立してからが大変で、お金や人の事を自分で考えていかなければいけませんよね。

独立後のそういったストレスを緩和するためにも事業計画が必要で、そのお手伝いをしているのですが、今回は止めさせていただきました。

居抜きで内装がかからないというテナントでしたが、家賃バランスや資金、出店場所など総合的に不幸になる確率が高かったので、今回は先延ばしし、もう少し準備が整ったタイミングで再度動きましょうと。

経営はギャンブルか

やってみないとわかりませんが、独立はギャンブルではないですよね。

経営ももちろんギャンブルではないです。蓋を開けてみての結果論ももちろんありますが、失敗しないように計画し、事業の見通しを考察し、予測をする。

行けるか?ではなく行ける。で動くものですよね。

最近ではウエブセミナーや経営セミナーも多く情報が入り、勉強する機会が多くなってきています。

とても良いことだと思いますが、物事のは順序が必要ですし、やりたいこととやれることは必ずしもマッチしないんですよね。

仕事柄、内装の打ち合わせにも多く同席していますが、無い袖は振れないんですよね。

例えば私も20代なかばまで美容師をしていました。

そんな私が美容室を開業するとしたら、現役で美容師をされている方のほうが上手くいく確率は高いでしょう。

売上70万の美容師さんと、売上100万の美容師さん、売上200万の美容師さんがそれぞれいたとすれば、どの美容師さんが上手くいきそうですか?

自己資金100万の人、200万の人、500万の人がいたとして、どの人が計画性があり、経営者に向いているでしょうか?

単純に数字だけでは判断できませんが、与える印象は違いそうですよね。

美容室以外に事業を拡大していく

経営者の方で、これを考えている方も多いのではないでしょうか。

基本的にはやりたいのであればやれば良いと思っていますが、問題なのはそのタイミングだと思っています。

サロン経営が上手くいき、事業を展開していく。

別の事業を支える母体は、どれくらいの体力が必要でしょうか。

多くの経営者さんが別の事業で成功を収めていますが、そこに至るまでの道筋を考えなければいけません。果たして1店舗で支えられるのか?数店舗必要なのか?利益がどれくらいあれば支えられるのか?

そういった計画、見通しを考え行動に移す。

準備と計画で、どれだけリスクを軽減できるか、成功している経営者さんはここをしっかり考えているように感じます。

以前お話した経営者さんは、思いついた事があった場合、とにかくあらゆる可能性を考え、行ける!と思ってからしばらくその考えを寝かして、数カ月後にその考えを思い出し、やはりやった方がいいと判断した場合のみ、実際に動き出すようにしているそうです。

それくらい慎重に動いてちょうどいいそうです。

 

初めからやりたいことがやれるに越したことはないですが、しっかりと準備し、構想を練った上で行動に移しても、それでもイレギュラーな事は起こるものですよね。

とはいえ、上手くいく確率を上げてから行動に移る必要はあると思っています。

この記事を書いた人

千葉 実
千葉 実
美容師・美容ディーラーの経歴を経て、REPSS株式会社という美容業界に特化した保険/求人会社の執行役員として所属しております。
美容室の開業、経営のお手伝いをしています。普段は基本、お客様やディーラーの方からご紹介頂く「紹介営業」で活動していますが、より多くの独立開業やサロン経営に携わる事ができればと思い、独立開業セミナー等開催しております。