提案型と説明型と@REPSS千葉
経験値が増え、知識や技術レベルも上がり仕事も増えていくって良いことですよね。
自分の成長を感じられますし、そうなりたいですし、そうならなければいけない事でもあります。先日Zoomでガッツリ3時間打ち合わせしたオーナーと、売れる売れないの話になりました。
その話の中で初心に帰る内容があったんですよね。
上手いだけでは売れない
当たり前なんですが、上手なだけでは売れないというお話。
コンテストなどで入賞できることはとても素晴らしいですが、それだけでは売れない。
豊富な知識量があっても、それだけでは売れない。
そういった自身の武器をどうやって活用していくのか?活用するためには何が必要なのか?そんな話になったんです。
スタイリストに成り立てで100万売り上げるスタッフもいれば、上手なのに思うように指名が伸びない。その違いはどこで生まれてしまうのか?
できるようになってくると誰もが通る道なのかもしれませんね、そこを突き抜けていけるのかどうか。
できる人、売れている人はこういった部分を意識してか自然になのか、やれている人が売れているように感じています。
知識があっても売れない
豊富な知識はあるに越したことはなくて、なければ行けない部分でもあります。
でも、知識があれば商品は売れるのか?そんなことはないですよね。もしそうであれば、商品開発者はやばいくらい売れるはず。
得た知識、情報を相手にどうやって伝えるのか、難しい成分の話をするのではなくて、相手がわかりやすいようにアウトプットしていく必要がありますよね。
私は美容師時代に店販がやばいくらい売れなかったんですが、今になって思うと得た知識を単純に並べて話していた、説明していただけだったなと感じています。
提案型という言葉
何やらかっこいいですよね、提案型。
提案できるってことは知識も経験もなければ出来ないことなので、それはそれで間違いでは無いです。
ただし、この言葉は良くも悪くも勘違いしてしまうのかもしませんね。
誰に対して、何に対して提案していくのかが重要だと思うんです。一歩間違えると提案ではなく説明になってしまう。美容室オーナーとの話でこんな事をお話しました。
美容室であれば、お客様にすごく良いトリートメントがあるんでやっていきます?これは提案しているようで違いますよね。常套句をお客様に話しているだけ。
◯◯さん、毛先がぱさつくとのことだったので、トリートメントもしておきましょうか?とお客様のニーズに合わせて提案していく。
もしくは毛先まとまりにくくないですか?とお客様の潜在的なニーズを引き出して提案できれば最高ですよね。
そういった部分に気付けるかどうかは、知識や経験はもちろん、相手の立場に立って、こんな事で悩んでるかも?もしかしたらこんな事ありませんか?と、親身になって考えることができるかどうか。
相手が抱えている事や状況、気持ちも考えない中で、その人にあった提案ができるのであればすごい才能だと思いますが、多くの人は相手を知ってからでないと、本当の提案はできないのではないでしょうか。
この記事を書いた人

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美容師・美容ディーラーの経歴を経て、REPSS株式会社という美容業界に特化した保険/求人会社の執行役員として所属しております。
美容室の開業、経営のお手伝いをしています。普段は基本、お客様やディーラーの方からご紹介頂く「紹介営業」で活動していますが、より多くの独立開業やサロン経営に携わる事ができればと思い、独立開業セミナー等開催しております。
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