見えぬ問題@REPSS田口
こんにちは。REPSSの田口です。
絶賛秋の花粉にやられています。鼻というよりも頭の中に花粉が詰まって脳がフリーズしているような何とも言えない微妙な体調不良。薬を飲んで対策していますが本当に健康って大事ですね。いろんな薬を服用しながら暮らしていくことに不便を感じます。
こうならないようにするためにはどうしていれば良かったのか?なんて振り返ったり反省しても何も変わりません。悪い事象の要因には不可抗力的なこともありますが、気付いたら放置せずに対策して、現状をいかに良くしていくかを考えていきたいですね。
いつまで現役
少し前に業務委託で働いている美容師さんからご相談をいただきました。「この先どうしたらいいのだろうか?」
独立願望がある訳ではなく、今のサロンで何歳まで働くことができるのか?そもそも生涯美容師ができるのか?という不安をお持ちのようでした。美容師さんは手に職、ずっと働ける仕事とは思われていますが、美容師もお客様も歳を取っていくので、体力の低下やライフスタイルの変化に伴って自然失客が発生します。業務委託であるので、売上の減少=収入が目減りしていってしまう。正社員の方がいいのか?いわゆる一般の仕事に転職した方がいいのか?美容師の仕事は好きだけど、どうしても頭をよぎってしまうそうです。
オーナーさんからすると、スタッフが転職したいという話は胸がドキッとしますよね。私自身が美容師を辞めて転職していますから、そんな話も出るのですが、基本的には反対するようにしています。そこにもいろいろな考えはありますが、今から違う業界に行ったとしても接客業とのギャップは感じると思いますから。
スタッフをどれだけ気にかけていても内心は辞めようと思っていたりします。今回はサロンに不満があるというよりは、原因は本人の年齢的なものです。
行動した通りに
良くないことが起きてしまった時にどう考えますか?自分のせいじゃない、仕方ないと言い聞かせたら気が楽になるかもしれません。本質の問題解決にはなりません。生涯を一つの会社で勤めあげるという時代ではなくなりましたが、せっかく縁あって出会ったのだから、美容室側がやれる事はまだまだありそうですよね。
人生は思った通りにいかないけれども行動した通りにはなります。良くないことが起きても他責にせずに、ぶつかった問題に向き合い続けていく必要がありますよね。だからこそ退屈しないのかもしれません。
この記事を書いた人
- (タグチ キョウヘイ)元美容師。
美容室の経営に関わる仕事がしたいと思い、REPSS株式会社に入社しました。
最近は美容師新人教育の見直しについてのご相談を受けることが増えています。
その他、美容室に関わる保険、独立開業、採用、教育、税務、労務など、美容業界で働く皆様にとって、お役に立つような情報、気付きを発信していきます。
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