喉元を過ぎてしまう前に@REPSS千葉
喉元過ぎれば忘れていく、もしくは薄れていく。
人間とはそういう風になっているみたいです、という何やらわかりにくい話からすみません。
先日、家内から同じことで注意されふと思うことがあったんですよね。怒られるのも嫌なんで気をつけようと思っていてもすっかり忘れてしまう、怒る方もまたかときっと嫌だと思うのですが。
楽しかったことは割りと鮮明に覚えていて、辛かったことは段々と薄れていく。そういうものらしいですが、仕事の上でそうなってしまうと改善していかないので、記憶が鮮明なうちに、痛みが強いうちに動き出さないと同じことを繰り返してしまいますよね。
最近サロンで問題はありましたか?
最近何か良くない出来事はありましたか?
プライベートではなく、仕事の中でです。その記憶が鮮明なうちに何かしておかなければ、もしかしたら同じようなことが起こってしまうかもしれません。
少し話はズレてしまうかもしれませんが、先日の打ち合わせでは今後FCオーナーになりたいという方とお話したのですが、実は1年前に一度話をしていたんです。
自己資金不足だったので最低いくらの貯金が必要、1年後に動きましょうという内容の話だったのですが、蓋を開けてみると貯金ができていない、準備不足という事で、他の方に店舗を譲るかもしれない話になってしまいました。
独立前、自分自身が労務という部分で苦労した経験があるにも関わらず、最近になってスタッフから給与が何か違う気がすると指摘を受けてしまったオーナーさんもいました。
その瞬間、そこからしばらくは意識があって、どうにかしなければいけないと思っていても、数ヶ月も経つとすっかり意識が薄れていってしまう。
これが当たり前の事なんですが、当たり前にしてはいけない事だと思っています。
離職という問題点
しつこいくらいブログで書いているので、聞き飽きているかもしれませんが、離職問題に手をつけるタイミングはいつにしましょうか。
きっと辞めた瞬間のダメージは大きいですよね。でも数ヶ月もするとその状態に慣れていくので、そんなに気にならなくなってくる。
人件費と売上のバランスで、逆に利益が増えるケースだってあります。
とはいえそこで何が原因だったのか、何ができていれば防げていたのか、原因と対策はしていますか?
少しの改善で済むケースもあれば、大きなテコ入れが必要かもしれません。
同じような離職があったとしても、それは同じではないんですよね、なぜなら年齢を重ねているんです。
中間の抜けたサロンで、新卒や若手は働きにくくなってきます。そうなると同じように人が集まってこなくなる。そうなる前に、まずは原因を追求してみませんか。
この記事を書いた人

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美容師・美容ディーラーの経歴を経て、REPSS株式会社という美容業界に特化した保険/求人会社の執行役員として所属しております。
美容室の開業、経営のお手伝いをしています。普段は基本、お客様やディーラーの方からご紹介頂く「紹介営業」で活動していますが、より多くの独立開業やサロン経営に携わる事ができればと思い、独立開業セミナー等開催しております。
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