求人に繋がる辞めない仕組み@REPSS千葉

求人をしているが全く集まらない。

以前から相談が多かった話ですが、ここ最近は立て続けに話が上がっています。

サロンの売上は順調、出店や展開を考えているが、費用をかけても学校訪問をしてもスタッフが集まらない。そんな悩みを抱えている経営者さんは多いのではないでしょうか。

そんな状況ですが、毎年スタッフが増えているサロンもあります。

例えば求人費用を多く掛けていたり、インスタ求人が上手く行っていたり、学校訪問で上手くパイプが作れたりと、その方法はサロンによって違いますが、結果が出ているという事実はあるんです。

何が売りですか?

自社の強みはなんでしょう。

求人を行う際に、他のサロンとの差別化を図り、少しでも目立つようにしなければいけませんよね。

アットホーム?

確かな技術?

このあたりを強みにしているサロンは多くあるかもしれませんね。

少し厳しい言い方をすれば、どこも考えついて、当たり前になってしまうので強みにはなりにくいのかもしれません。

自社を求職者へ、学校へアピールしなければいけないのであれば、もう少し掘り下げて行かなければいけませんよね。

何を求められていますか?

逆の質問です。

求職者や学校の先生達は、サロンに何を求めていると思いますか?

どんなサロンで働きたいのか、どんなサロンで働かせたいのか?そこを考えた事はありますか?一つの答えはそこにあるのかもしれません。

美容学校という例を出すと、まず社会保険というものは当たり前になりました。

週休2日というのも当たり前、有給休暇も当たり前になりつつあります。そういった条件がなぜ必須になっているのか?

おそらく、美容業界の離職率の高さが原因ですよね。

せっかく決まった勤務先を数ヶ月で辞めてしまう、数年すら持たずに離職してしまう確率は相当高いですよね。

数名入社しても、半分残れば良い方という考え方。この考え方が美容室と学校側もしくは費用を出している親御さんの考え方と異なっていると思いませんか?

問題を解決出来るアピール

親御さんや学校側は、長く働けるサロンを求めているはずです。

それでいて環境がしっかりしているところ。難しいと考えてしまうかもしれませんが、求めているサロンはそういうところなんです。

一部のやる気のある新卒生と、大半をしめる普通の新卒生。

やる気のある学生は、倍率の高い有名サロンに持っていかれてしまうかもしれません。

その中でどうやって求人競争で戦っていくのか?

その戦い方を確立してきているサロンさんも増えてきています。

おそらく、どんなサロンでもその仕組を取り入れる事はできると思っています。

求職者側はどんな問題を抱えているのか、その問題を解決できる企業であれば、それを全面に打ち出して求人という場面でも他のサロンより頭ひとつ抜きん出て見えるはずです。

この記事を書いた人

千葉 実
千葉 実
美容師・美容ディーラーの経歴を経て、REPSS株式会社という美容業界に特化した保険/求人会社の執行役員として所属しております。
美容室の開業、経営のお手伝いをしています。普段は基本、お客様やディーラーの方からご紹介頂く「紹介営業」で活動していますが、より多くの独立開業やサロン経営に携わる事ができればと思い、独立開業セミナー等開催しております。