いざという時の準備をしておく@REPSS千葉

基本的にはそうそう無いことではありますが、可能性が無いわけではない訴訟問題。

美容室でいえば、お客様から訴えられてしまう事よりも、従業員からというケースが多いのかもしれませんね。もしくは従業員が何かしらの事故を起こしてしまった場合でしょうか。

冒頭にも書きましたが、そういった事故案件はそうそう起こらないことだとは思いますが、実際に年に数回?数年に一回?くらいの頻度ではありますが、訴訟問題が起こっています。

実際に弁護士先生に依頼するケースもあれば、相談のみで終わる場合もあったり、その時々によって対応は異なりますが、いざという時に弁護士さんに相談出来るというのは安心できるものです。

とはいえ相談先を確保することももちろん重要ですが、そうならないように事前に自社を整えておく必要があるのではないでしょうか。

労務環境の整備

自身で給与計算や明細作成をしている経営者の方も多くいらっしゃると思うのですが、万が一の際に後手に回ってしまわないように注意してくださいね。

用意しておかなければいけない書類、環境整備を行っておかないと被害が大きくなってしまう可能性があります。

ただでさえ労働基準法は従業員を守る意味合いが強いものでもありますので、軽い気持ちやこれくらい大丈夫かな?というところが大丈夫ではない事が多々起こってきます。

真っ白ホワイト企業というのが世の中にどれだけあるのかはわかりませんが、従業員とのトラブルが起こってしまうと基本的には会社側が弱く、被害を0にすることは中々に難しいことではありますが、できるだけ被害を少なくする対策は打てるはずです。

頻繁には必要ないと思いますが、社労士さんと今の労働条件はどうなのか?どんなトラブルが起こったりしているのか?情報収集や比較検討の時間を設けておく必要がある時代になっています。

業務委託やフリーランスやFC

自社で契約書を作成するようなものにも注意が必要です。

リーガルチェック、弁護士先生のチェックが入っているようなものであれば、契約書の穴もなくなると思いますが、自社で作成しているような契約書だと、いざという時の戦う材料としては弱くなってしまうでしょう。

知り合いだから、友達だから大丈夫。という感覚があるのであればそれも怖い部分があって、そういった関係性ほどお金で揉めたりしたくないじゃないですか。だからこそ書類をしっかり作成しておき、いざという時に揉めない、揉めるにしても指針になるような契約書が必要になると思っています。

この記事を書いた人

千葉 実
千葉 実
美容師・美容ディーラーの経歴を経て、REPSS株式会社という美容業界に特化した保険/求人会社の執行役員として所属しております。
美容室の開業、経営のお手伝いをしています。普段は基本、お客様やディーラーの方からご紹介頂く「紹介営業」で活動していますが、より多くの独立開業やサロン経営に携わる事ができればと思い、独立開業セミナー等開催しております。