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独立プランとは

美容室独立開業においての知識や
情報を提供しこれから独立を考える
皆様の疑問や不安を解決していきます。

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1、開業までの流れ

開業までの流れ

オープンまでに何をしていくのか

独立開業するまで、どういった流れで物事を進めていくのか。
ここでは無事にオープン日を迎えられるために、必要な流れをお伝えしていきます。

物件探し

物件内見

物件仮申込み

融資面接

融資決定

物件契約

内装工事スタート

保健所検査

オープン

大まかにこの流れで進めていきます。

オープンまでのスケジュール

いい物件が見つかったその日から約3ヶ月後にオープン日を迎える。このようなスケジュールで動いていきます。
このスケジュールの中でやるべきことを進めて行きます。攻略のポイントとしては多くの動きを同時進行で進めていくことです。
物件が見つかり物件の仮申込みをしてから融資の準備をしていては遅れをとってしまいます。
物件が見つかったと同時に融資の準備をし、物件を仮申込みした段階で融資に必要な準備が全て揃っている状態が理想です。
なぜならば、仮申込みはあくまで物件を仮で抑えている状態です。
大家さんによっては長期間待ってはくれません。いい物件が他の人に取られないように早めの行動を心がけましょう。

スケジュールが何故重要なのか

順番を間違えてしまうだけで、取り返しがつかなくなる可能性があります。
人生の一大イベント『独立開業』を成功させるために、慎重に今やるべきことを進めていきましょう。
大切な内容、おさえておきたいポイントはこの後各項目ページにて詳しくお伝えいたします。

2、事前準備

事前準備

どのくらい自己資金が必要か

自己資金は多い方が間違いなく良いです。融資を受ける場合一つの目安は開業資金合計の1/3は自己資金があると一旦安心できます。
なぜ一旦なのか?という所は、融資のページにて詳しくお伝えしていきます。自己資金の貯め方が実はとても重要です。

これから独立開業をする皆さんが、どのくらいの規模感でお店をスタートさせるのか。それによってかかる開業資金も大きく変わってきます。例えば1人サロンでセット面2席、シャンプー1台なのか。2人スタートのサロンでセット面4席、シャンプー2台なのか。これだけでも美容器具費用は倍違ってきます。

では自分の思い描いている独立開業を実現させるためにはいくら自己資金が必要か。開業資金の合計はいくらなのか。それは一人一人違うはずです。なぜならば、皆さんそれぞれ考えている独立開業プランが違うからです。弊社では皆さんの思い描いているプランを実現するために、一緒に考えていきます。

お店のコンセプトは何か

皆さんが思い描いているお店のコンセプトは何ですか?独立に対する思いは何ですか?どんなお店にしたいですか?
他社競合と比較した場合強みは何ですか?おそらく頭の中にイメージはあると思います。
イメージを言葉にするのは少し難しいですよね。融資必要書類の中に創業計画書があります。
※融資必要書類リンクにあります。
そこには『創業動機』『セールスポイント』『他社競合との比較』を書く欄があります。言い方を変えれば自分をアピールする場です。
これらを考えていきます。オープンまでのスケジュールのページで同時進行の大切さをお伝えしました。
あっという間に時間が過ぎて行きます。事前準備に時間が取れるタイミングで、前もって考えておきましょう。

何から準備を始めたら良いのか

「約2年後に独立開業を考えています」「今すぐではないがいずれ独立開業を考えています」という方もいるかと思います。
独立開業を考えている方と打合せをするとよく聞くお声の一つです。
将来的な自分のライププランの1つに独立開業を考えていたり、数年後に独立を考えている方とお話しする際、お伝えしていることがあります。
それは「今出会えてよかったですね」と私はいつもお伝えします。
それはなぜか。独立開業を成功させる上で、まだ動いていないこの期間に、どれだけ準備をしてきたかが重要になるからです。
そのため、将来的に独立開業を考えているのであれば準備は早めに始めた方がよいです。
では何を準備するのか?大きく分けて2つあります。

1.自己資金
自己資金は多い方が良いです。理想の物件に出会ったタイミングで自己資金が少ないと、動くにも動けなくなってしまいます。融資を受けるためにもある程度自己資金がないと融資が厳しくなってしまう可能性があります。コツコツ貯めて行きましょう。

2.指名客
独立開業をした時に初月の売上見込みは自分の指名客の数によって決まります。融資を受ける場合事業計画書を作成します。必要な事業計画を作成する上で、根拠となるのが指名客の数です。そのため指名客を増やす動きも大切な準備の一つです。

いい物件が見つかるまで、独立開業の動きをスタートするまでの準備期間は待ちの時間ではありません。

3、物件選び

物件選び

物件選びの基準について

物件選びの基準について
とても大事な物件選び。物件を探し始めてすぐ良い物件が見つかる場合もあれば、何ヶ月も良い物件が出てこなくて苦戦する方もたくさんいます。
ここでは物件を探す上での基準についてお伝えしていきます。
物件を探す上で基準となるものが2つあります。

1広さ
自分が希望しているセット面の数やシャンプー台の台数が設置できる広さがあるのか。
狭いと希望のセット面シャンプー台が設置できないリスクの他に、バックルームやカラーブースを確保するスペースが足りなくなってしまいます。
反対に広すぎてしまうと、希望のセット面シャンプー台が設置でき、バックルームやカラーブースも十分にスペースが確保できますが、その分家賃の金額も上がってしまいます。
物件の広さに応じて、セット面シャンプー台がどのくらい設置できるのか。参考に目安をお伝えします。

【広さ目安】
10坪:セット面3・シャンプー台1
15坪:セット面5・シャンプー台2
20坪:セット面7・シャンプー台3
物件の構造が正方形なのか長方形なのか。セット面は対面式なのか壁に設置型なのか。シャンプー台はフルフラットなのかバックシャンなのか。
導入する種類によって多少変動しますが、参考にしてみて下さい。

2立地
どの場所にお店を出すのか。現在働いているお店から近い場所なのか、地元に帰ってお店を出すのか。皆さんそれぞれかと思います。
地元に帰ってお店を出す場合を省くと、なぜその立地なのか。その立地を選ぶ理由は何なのか。現在の氏名のお客様は通いやすい立地なのか。
様々な角度から考え、より明確にしていきましょう。

美容室に向いている物件の見極め方

美容室は一般の業種と違って電気ガス水道の設備面が特殊です。
その物件が設備面で美容室が向いているのか。内見時に美容室に詳しい内装業者さんと一緒に内見することで、その判断が明確になります。

4、内装

内装

内装費用の相場

一坪あたり50〜60万円くらいが美容室を作る内装費用では相場になってきます。
一昔前まではもう少し金額は低かったのですが、資材の高騰や人件費の高騰により内装費用の相場は上がってきています。
そのため、周りの独立した先輩に内装について相談する際は、金額は鵜呑みにせず参考適度に思って下さい。
あくまで相場のため、内装デザインをこだわればこだわるほど費用は上がっていきます。
どういった内装を作りたいのか。自分の思い描いてるイメージをどう内装に落とし込んでいくのか。
物件が見つかる前からでも準備できることもあるかと思います。

内装業者の選び方

とても大事な業者選び。オススメは美容室を専門で作っている業者さん、美容室を得意としている業者さんが良いです。
なぜならば、美容室を得意としていない業者さんと比較した際、経験値が圧倒的に違うためクオリティーに差が出ます。
美容室は一般の業種違い、電気ガス水道関係の設備面が特殊です。これを理解している業者さんでないと、オープンしてからトラブルになる可能性が高いです。
オープンしてからこの先長く使用していく内装。皆さんが思い描いているイメージを形にしてくれる内装業者さん。

美容室を知っている業者さんは強い味方になってくれます。

内装を失敗しないために

前の項目では内装業者さんの選び方についてお伝えいたしました。
内装業者さんを選ぶ際に、相見積もりをするケースがあります。相見積もりとは、複数社にデザインと見積もりを依頼しその情報を元にどの業者さんに依頼をするのかを選ぶことです。
相見積もりをする際、金額だけで選ぶのはなるべく避けたほうが良いです。なぜならば、安いには理由があるからです。

開業費用の中で1番費用が高額なのは内装費用です。内装費用をなるべく抑えたい気持ちは分かりますが、安さだけで業者さんを選ぶのはリスクがあります。
出来上がった内装が家っぽい。仕事がしづらい。などといった事例がたくさんあります。
具体的には床壁天井が家っぽくなってしまった。シャンプーすると肘が壁に当たりそうなくらい壁に近い距離で設置されてしまった。
お客さんを案内する導線が確保されていない。セット面の間隔が狭すぎて隣のスタイリストとぶつかってしまう。
なぜこうなってしまったのか。
費用を抑えたが故に、内容に使用する材料が最低限のものになってしまった。美容室の構造を内装業者さんが知らないが故に、訂正な間隔や距離を確保できなかった。
これらが原因にあげられます。

冒頭にもお伝えした開業資金の中で1番費用が高額な内装費用。
この先ずっと使っていく内装は、費用だけで業者さんを決めるのではなく、自分の思い描いているイメージを理解しそれを形にでき、美容室を理解している業者さんを選ぶことで、失敗を防ぐことができます。

5、開業費用

開業費用

何にお金がかかるのか

独立を考える上で、開業資金の内訳がどうなっているかを理解していないと、実際に独立に向けて動き始めて資金不足になってしまう可能性があります。
ここでは何にお金がかかるのか。についてお伝えしていきます。
大きく分けて4つの項目に分けます。

1.物件
物件を借りるためのお金です。
物件の初期費用です。(#_物件)大体家賃の10ヶ月分が物件の初期費用相場です。

2.設備
内装費用、器具費用です。内装を作るのにどのくらい費用がかかるのか。(#_内装
シャンプー台やセット面、パーマ器具や炭酸系の器具、エアコンやレジカウンターなど、お店を作る上でかかせない設備面の費用です。

3.設備以外
設備以外と大きくまとめてしまいましたが、電化製品、材料費、広告宣伝費、雑費です。
電化製品は電子レンジ、洗濯機、空気清浄機、iPadなど。材料費はカラー剤、シャンプーなどの水物。
広告宣伝費はホットペッパービューティーなどの費用。雑費はボールペン、雑誌、タオル、クロス、カラーカップなど細かい備品です。

4.運転資金
運転資金も開業費用に含みます。
運転資金とはお店のお金として手元に残しておくお金のことを言います。
思っていたよりも売上が上がらない。などといった場合でも資金不足にならないよう手元に残しておきます。
運転資金の目安は家賃、人件費の〇ヶ月分のようなイメージです。
これら1〜4の総合計金額が独立する上で考えなくてはいけない開業資金です。

開業資金の考え方

開業資金の項目である物件、設備、設備以外、運転資金。この4つをどう考えていくのか。考え方の優先順位をつけます。
優先順位は、物件→運転資金→設備以外→設備という順番で考えていきます。ではなぜこの順番なのかについて説明していきます。

独立する上で1番欠かせない物件を1番初めに考えます。
なぜならば、物件が決まっていないと次に進めないため1番初めに考えます。

次に運転資金。独立することが目的ではないはずです。独立して順調に売上が上がっていく事が理想ですが、万が一の事態に備える余力がないと経営できなくなってしまいます。
運転資金という名のお店の余力を作ることは経営する上でとても大切です。

次に設備以外。最後に設備を考えます。1番最後に設備費用を考える理由は、こだわればこだわるほど費用が上限なく上がってしまうためです。
例えば内装費用。内装はこだわるほど作り込める点が良いところであり魅力的なところです。
しかし費用の上限を決めず話を進めていき、結果費用が高くなり他の電化製品や運転資金を圧迫してしまう可能性があります。
そのため、設備費用の内装器具は他の開業資金がどのくらい必要なのかを計算した後、最後に考えていきます。

6、融資

融資

融資はどこから受けたらいいのか

独立を考える多くの美容師さんは融資を受けて独立をしています。ではどこから融資を受けたら良いのか。
融資を受ける場合、選択肢として2つ挙げられます。銀行(信金)もしくは日本政策金融公庫です。融資を受けて独立をする多くの美容師さんは日本政策金融公庫から融資を受けるケースが多いです。
それはなぜなのか。理由は2つあります。

1.融資決定までのスピード
銀行(信金)と比較すると、融資が決まるまでの時間が早いです。時間が早いということは次の準備にすぐ移れるということです。
物件を押さえている関係上、融資決定は早いほうが良いです。

2.手数料
銀行(信金)から融資を受ける場合、銀行(信金)から直接お金を借りるということではなく、間に保証協会を入れて融資を受けます。
その保証協会に支払う手数料が発生します。日本政策金融公庫の場合は融資希望額にもよりますが、基本的には融資を相談しに行っている支店での判断になります。
この他にも大きな理由がありますが、気になる方は是非お問合せ下さい。

融資を受ける場合必要な書類は何か

日本政策金融公庫で融資を受ける場合、必要な書類を紹介していきます。
借入申込書、創業計画書、内装費用見積書、器具見積書、物件初期費用見積書(または物件契約書)、物件詳細書類(チラシ)、美容師免許、身分証明者、自宅の賃貸契約書、持ち家の場合は固定資産税納税証明書、印字されている通帳全て。こちらを準備します。
借入申込書:いくら融資を受けるのかを記入します。
創業計画書:独立の動機やメニュー詳細、何に費用がかかるのか。独立した初年度の収支予測、未来の収支計画を記入します。
各種見積書:いくら費用がかかるのかを証明するために提出します。
ここまで揃えてweb上で申込みをします。webで申込みをすると、担当から電話がきます。担当と面接の日程を調整します。面接当日に残りの書類を持っていくようなイメージです。
日本政策金融公庫の書類ダウンロードページはこちらになります。
https://www.jfc.go.jp/n/service/dl_kokumin.html

いくつか必要書類がありますが、創業計画書の作り込みが融資の結果を大きく左右します。
どういう作り込みが良いのか、融資が有利に動くためにはどうしたら良いのか。気になる方は是非お問合せ下さい。

いくら融資を受けたらいいのか

開業資金の合計金額から自己資金を引いて残った金額が出るかと思います。その金額分融資を受けるというようなイメージです。
例えば開業資金1500万円、自己資金500万円の場合、差額の1000万円融資を受けるようなイメージです。
融資は運転資金枠と設備枠、この二つに分かれています。基本的に美容業は現金商売のため、創業時は運転資金を借りるのではなく設備枠で融資を受ける必要があります。
そのため、開業資金の中の設備の金額に対して融資を受けます。実際にいくら融資を受けるのか。そのための準備をしていきましょう。

7、各種サポート

各種サポート

融資に必要なこと

物件や内装、融資の他に必要なことが実は沢山あります。
電話ネット回線、クレジット端末、保険、広告、ポスレジ、名刺、保健所、ディーラー、税理士、社労士など。
融資が決まり内装工事が始まる頃から、これら各業者さん達との打合せが始まってきます。
クレジット端末が導入できても、電話ネット回線がお店にきていないと使用できません。電話番号が決まっていないと、広告サイトに掲載できません。つまり、進めていく業者の順番がとても重要になってくるということです。これらを全て決めていく必要があります。

自分には何が必要なのか

先程お伝えした業種が全て皆さんに必要かというとそうではないはずです。
なぜならば、皆さん1人1人お店の規模も違えばスタッフ人数も違うからです。自分にとって何が必要なのか。そもそもなぜ必要なのか、必要な場合はどういったスケジュールで打合せを進めていくのか。これら全てをスケジューリングしていき、開業をサポートしていきます。

8、Q&A

Q&A
開業資金をどのようにして考えたらいいのか

まず初めに物件を探します。それと同時に融資の書類準備をしていきます。物件を借り申込みした後に融資を受けます。融資が無事決定した後、内装工事、保健所の審査を経てオープンを迎えます。
スムーズにオープンを迎えるためには、いかに準備をしてきたのかが重要になってきます。
詳しくはこちらをご覧下さい。

開業資金をどのようにして考えたらいいのか

基本的には物件、設備、運転資金、設備以外。この4つの合計が開業資金になります。
全て混ぜてしまうと分かりづらくなるため、一つずつこれは何の費用なのかを項目ごとに分けて考えると良いと思います。
詳しくはこちらをご覧下さい。

融資を受ける場合何を準備したらいいのか

各書類に記入をし面接の応募をします。記入するためには独立の動機、現在の指名売上、指名人数、自己資金。この4つがとても重要になります。
この4つを軸に創業計画を立て面接に挑みます。
詳しくはこちらをご覧下さい。

融資を受ける場合、自己資金はどのくらい必要か

開業資金の1/3、または融資希望額の1/2が自己資金としてあると安心できます。
自己資金の貯め方も重要になってきます。通帳にコツコツ貯めていて、しっかり明細が記帳されている状況が1番良いです。
詳しくはこちらをご覧下さい。