何が先だったか?@REPSS千葉

先日、経営者さんからご相談がありました。

節税のために車を買おうと思っているのですが、中古がいいですか?それとも新車でもいいのですかと。

この質問、年に数回いただくのですが、サロンに来ているお客さんからの話だったり、美容室経営者仲間からの話だったり、情報源は様々。

よくよく聞いてみると、今乗っている車に別に不満もあるわけでもなく、欲しいっちゃ欲しいけど、みたいな状態だったんですよね。

車は経費になる部分もありますので、間違いではないのですが、根本が少し間違っているといつも感じていますので、今回はその事について。

車を買う理由

皆さんからのご相談で、車を買うと節税になる?という質問があるのですが、正解は正解なんですよね。経費になる部分がありますので、結果経費になります。

この結果、というのが重要なんですが、車を買いたいんだけど節税になる?だったら、そうですね。と返すところ、本来の目的がズレてしまっているんです。

車が欲しいから買う、結果節税になる。

節税のために車を買う。

これ、大きな違いがありますよね。

欲しいから買うのは問題ないですよね、よっぽど背伸びをしない限り反対する理由がありません。でも節税のために車を買うのであれば、そもそも車を欲しい、もしくは乗り換えたいと思っているのかどうか?

いや、そんなに欲しくはないんです。という方も結構多いのですが、その場合は節税が目的になってしまっています。

車が欲しい。という目的があって、結果節税になる。というのが正解だと思っているんです。そんなに欲しくない車を買って、いくら節税できたとしても、ぶっちゃけただの無駄遣いだと思うんです。

車が欲しくて本当は新車が欲しいけど、中古で税効果を高める。

駄目ではないですが、欲しい車を妥協して節税を考えるのであれば、新車買ったほうがよくないですか?

節税が目的ではないはず

節税のために何かを買う。

必要なものを買ったり、買おうと思っていたものを買ったり。

結果節税になるというのは効率がいいですよね。新車が欲しいのに中古車をかったり、納車の関係で買う車を妥協したりするのは手段が目的になってしまっています。

経営者さんで車を定期的に乗り換えている人がいるのも事実ですので、もちろんメリットもある話なので上手く税効果を活用したほうがいいのも事実です。

節税できるのにしないというのはとても勿体ないので、もちろん無駄に税金を払う必要はないと思っています。

セーフティー共済

絶対にやりましょうという話ではないですが、セーフティー共済というものがあります。

ざっくりいうと、年間240万円まで経費として貯金ができる制度です。経営していく上で、コロナのような予測不能なことが起きたりした時に事業の支えになる。

単純に税金を払うのであれば、事業保障として貯蓄をしておくのは合理的ですよね。色々調べていくと、事業を行っていく上で必要な事に効率的にお金をかける事もできます。

助成金や補助金

助成金や補助金も、車購入と同じようなものかもしれません。

人を雇う事が目的、もっと大きな見方をすれば事業展開していく為の採用だったりします。

それに対して、助成金を活用していく。

これが正しい流れです。助成金を取りに行くために無理な制度を導入したり、最悪不正受給と判断され返金させられたりでは本末転倒ですよね。

返さなくていいお金をもらえるので、どんどん活用した方がいいですが、歪みやほころびが生じてしまうのであれば後々問題が起こってしまう可能性もあります。

目的は何か?

何事もそうですが、そこを見失ってしまうと結果、勿体ない事になってしまう可能性がありますよね。

何やら堅い内容になってしまいましたが、欲しいクルマを買えば良いのではと思ってます!

 

 

この記事を書いた人

千葉 実
千葉 実
美容師・美容ディーラーの経歴を経て、REPSS株式会社という美容業界に特化した保険/求人会社の執行役員として所属しております。
美容室の開業、経営のお手伝いをしています。普段は基本、お客様やディーラーの方からご紹介頂く「紹介営業」で活動していますが、より多くの独立開業やサロン経営に携わる事ができればと思い、独立開業セミナー等開催しております。