美容師の離職は増えていくのか減っていくのか?@レップ千葉
今回のブログは、レップのイケメン千葉が担当です!
千葉も早いものでレップ社へ入社して5年が経ちました。最も成長しているスタッフの一人です。
美容師さんを経験し、美容ディーラーを経験し、現在レップ社で成長を遂げています。
是非千葉のブログを参考にください!
レップ千葉ブログ1月ブログ
2019年、早いもので1ヶ月が経ってしまいますが、成人式が終わって一段落といったサロンも多いのではないでしょうか。 昨年あった着物レンタルのトラブルからあっという間の一年ですよね!!年々時間が過ぎるのが早くなっている気がします。 ところで、私は独立開業のお手伝いもさせていただいてるのですが、美容室の経営者さんとお話させていただく際に、こんな話が出てきます。 「これだけ美容室の数が増えてくると、開業減ってきてるんじゃない?」 「業務委託のサロンも増えてるしねぇ。」 多くのオーナーさんは流石にもう飽和状態で、開業のメリットは少ないと感じているんでしょうね。 業務委託やフリーランスという新しい(そんなに新しくもないですがw)独立のカタチも確立されてきているので、店舗を構えるいわゆる独立は減っていく傾向にあると読んでいる方が多いのかもしれません。 実際、私自身も今後は減っていく傾向にあるのかな?なんて思ったりしてました。2019年も美容師さんの独立は続く?
2019年が始まってまだ1ヶ月くらいですが、私個人の肌感としては、例年より独立希望者が活発に動いている。と感じています。 事実、年明け早々から独立のご相談が多く寄せられているんですよね。 美容師さんの中には将来自分のサロンを持ちたい!と初めから強い志を持って業界に飛び込んできた方ももちろんいらっしゃると思います。 ただ、これだけ多く独立していく、分散していく業種もそうはない気もするんですよね。 初心やきっかけが何であれ、色々な美容室オーナーとお話させていただいても本気でスタッフを良くしたいと考えている方がほとんどです。それでも独立を考える、独立をしていくのはなぜなんでしょうか?業務委託美容室が流行ったのはなぜか?
少し話は逸れますが、業務委託サロン、本当に増えたと思いませんか?実感している方も多いのではないでしょうか。 事実、一つのターミナル駅に1〜2店舗だった委託サロンは、数を増やしエリアを拡大していっていると思います。 委託サロンや面貸しサロンについては賛否両論あって、今後はどうなっていくかはわかりませんが、美容師さんの働き方や考え方にマッチしていた?のではないかと思います。 将来は店舗を構えての開業を考えていた方や、今の給与や収入に不満を抱えていた方にはもってこいの仕組みだったのかと思います。 会社と個人の雇用としてではなく委託契約となるので、会社側としても社会保険等(ここでは費用面として)の雇用に関わるリスクを考えなくていいので、仕組みさえ整ってしまえば通常の雇用サロンに比べて展開もしやすく感じます。 ただ、視点を変えてみると、通常の雇用に比べると若干の人間関係の希薄さを感じる気もします。事業対事業の契約関係になるので、そこは仕方のないことかもしれませんよね。 しかし最近は、その委託者が将来の不安を感じてきているという話も聞くようになってきました。 雇用されていた頃よりは稼げるようになったけど、このまま年齢を重ねていった時、将来はどうなるんだろうと考え、通常の雇用サロンや店舗独立を意識する方も増えてきているようです。 業務委託やフリーランスといった働き方は、美容業界でほぼ確立されてきているように感じますが、まだまだ雇用と同じように発展途上の状態なんでしょうね。終身雇用や生涯雇用の難しい業界
美容師として、オーナーではなく従業員として今老後を過ごしている方っているんですか・・・ね? 美容業界だけではなく、中小企業では難しい問題ですよね。 とっても難しいテーマかもしれませんが、ここを解決できれば、安心して務めることができる環境を整えていければ、今より離職を防ぐ一つの方法になるかもしれないですよね。 その解決方法はもしかしたら生涯雇用や終身雇用といったことではないかもしれませんが、少し視野を広げると何か新しいカタチが見えてくるかもしれませんね。 スタッフがやりがいを感じ続けることができ、将来の不安を軽減できる、無くすことができればそのスタッフはより長く協力してくれるのではないでしょうか? 離職を防ぐにはなぜ離職をしていくのか、なぜ独立していくのかを深く究明する必要があるかもしれません。美容室社長と店長美容師と新卒美容師
先日お話したオーナーが新卒で採用したスタッフと話をしたときの事を教えてくれました。 面接のときに、頑張って成長してスタイリストになれば、お店を任せる店長になることだってできると、オーナーの言葉をしっかり覚えていて、それをモチベーションに頑張ってますと言っていたそうです。 そんな話をしたこと全く覚えていなかったそうですがw それを聞いて触発されたのもあり、今出店に向けて本気で動き出しています。 また別のサロンになりますが、平日の飲み会はしょっちゅうで、休みの日でも仕事の事を常に考えて行動しろというスパルタのサロンがあります。 求人では他のサロン同様に苦戦していますが、ここ何年もスタッフは辞めていませんし、それどころか一生ここにいたいと宣言するスタッフも何人かいるんですよね。 そんな話を聞いていると、こちらまで嬉しくなってしまいますよね! 福利厚生を求めるスタッフも多いでしょうし、そういったスタッフもサロン運営に必要不可欠ですから、もちろん福利厚生も大切ですよね。 しかし過剰な待遇は関係をおかしくしてしまう可能性を秘めていますし、今後の経営に支障をきたす可能性もありますから一時的な応急処置で対応するのはかなり危険ですよね。独立願望のない美容師
話は変わりますが、私自身、昔は美容師だったんです。 退職理由は色々有りましたが、一番は「独立願望がないから」だったんです。 今思えば軽率だったなぁと思うところは結構ありますが、二十歳そこそこにして将来の不安を感じてしまったわけですね、大した技術もなく大した意欲や目的もなかったのにw でも、そんな美容師さん多いんじゃないかな?と思ったりもするんです。 私が美容師になった理由は「カッコいいから」なんですが、きっと私だけではないはずですw そんな志もなく美容師になり、アシスタントで覚えることが多いときは我武者羅(でもなかったかも?w)に仕事をしていましたが、ふとモチベーションが下がっているときに周りを見てみると、そういえば結構なオジサンの美容師ってあんまりいなかったんですよね、オーナーをしている方以外。 そう感じたときに、若いながらに不安を感じてしまったんですよね。独立以外の何かビジョンが見えて新たな目標があれば違った自分が今いたのかもしれませんね。美容師さんが独立するのはなぜか?離職してしまうのはなぜか?
話を本題に戻しますが、独立、退職をする理由はなぜなんでしょう?ネガティブな部分ですが、そこを掘り下げていかないと今後も増加していくと思っています。 私自身がオーナーとお話したりスタッフとお話したりしてわかった事は、人それぞれ理由が違うこと。 当たり前なんですが、まずそこを認識しないといけないですよね。 ただしスタイリスト、アシスタント、新卒などの幾つかのグループに分けることはできると思っています。 そのグループ毎に考えると、少しやり方がありそうな気がします。美容師さんの退職理由
例えばスタイリストが退職する理由ってなんですかね? スタイリストであれば転職(他店舗)、開業がメインでしょうか?もっと稼ぎたい、自分のお店を持ちたいという方が多い気がします。そのまま働き続けてくれれば嬉しいですが、同じ環境や条件では難しいから離職してしまうんでしょうね。 独立をされる方に良くお聞きするフレーズがあるんです。 「給料が○○だったら独立してますか?」「もしかしたら、独立をしてなかったかもしれません」 という方が少なくないのも事実だったりするんですよね。 委託に行ってしまう理由は給料ですかね?入客できないからですかね?サロンによってその方によって問題は違うかもしれませんね。 簡単には取り入れることはできないでしょうが、問題を解決するために、折角のスタッフが離職をしない仕組みを考え、取り組んで行くことによって、防げる離職は少なくないんじゃないかと思っています。 離職を増やすのも減らすのもそのスタッフ次第ではなく、サロン次第でどうにかできることも少なくないかもしれません。 「イズム」を継承しながら変化をしていかなければいけない時代なのかもしれませんね。この記事を書いた人

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美容師・美容ディーラーの経歴を経て、REPSS株式会社という美容業界に特化した保険/求人会社の執行役員として所属しております。
美容室の開業、経営のお手伝いをしています。普段は基本、お客様やディーラーの方からご紹介頂く「紹介営業」で活動していますが、より多くの独立開業やサロン経営に携わる事ができればと思い、独立開業セミナー等開催しております。
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