コロナの影響でREPSS(レップ)社の家賃相談をした実例@レップ千葉

レップ社も例外なくコロナの影響を大きく受けていますが、政府からの支援など保険屋には微塵もございません。国土交通省からの通達を元に、レップ社でも不動産管理会社さんに相談し、賃料の減額の相談に乗っていただきました。

 

その大役を務めたのが千葉です。千葉は責任重大の大役を引き受けてくれました。

 

今回の記事は、実際にレップ社で起きたエピソードや準備を含め、千葉自身の実体験を元にしたノンフィクションです!

 

レップ社の家賃相談

今回の記事は家賃相談。なんとなくモヤモヤが晴れず、努力や仕組みだけでは解決しない事も多々ある状況ですが、だからこそ今回はあえて軽いタッチで書いていこうかと思っています。

 

不謹慎な表現もあるかもしれませんが、重たい内容を重たく書く必要もなく、知ってる人がみたらREPSSっぽい(千葉っぽい)と思って貰えたら幸いです。

 

さて本題です。弊社代表の下道からの指示もあり、REPSS社の家賃相談を弊社取締役の石井と私で進行していくことになったんです。

 

以前のブログでも書いたとおり(下道も書いていましたね)今できることの一つは家賃相談。売上を作っていければ問題がないのですが、緊急事態です。

 

固定費削減も立派な今できること。大家さんや不動産屋の目線ももちろん大事ですが、ぶっちゃけ相手が余裕がある方なのか無い方なのかもわかりません。想像して躊躇するくらいならダメ元で動いたほうがいいですよね!

 

大役は千葉ひとりに

そんなブログに書いたらその大役が回ってきましたよねーw。先に軽く愚痴っておくと、任されたのは2人で、当初大事な相談自体は役員の石井がやってくれるだろう、いや、やるべきだと勝手に思っていて、連絡先や現状、知り合いの不動産屋への情報収集を終え、いざ石井にお願いしたら「えーー、千葉そのままやってよ」とw

 

おじさんマジで頼りになんねぇ。と判断し、自分が進める決意をしましたw

 

相談決裂したら石井の経費削減してもらって帳尻あわせてもらうかと思ったり、そこで労力使うなら相談に使おうと思ったり。とはいえ、普段メチャクチャお世話になっている石井でもありますので、そこは文句も言わず、ブログでチクッと刺すくらいにしておきます。

 

正直荷が重いとは思っているのですが、そうも言っていられませんし、こんな経験めったにないし、任せられるのも嬉しい話だなとポジティブに考えて。みなさんの参考になるかは分かりませんが、詳細を綴っていこうかと思っています。

 

まずは家賃相談の情報収集

相談前に少しでも情報を仕入れておこうと、知り合いの不動産屋さんに早速問合せしてみたところ、やはり多くの相談が来ているとのこと。(ご相談にのってくだってありがとうございます!)

 

実際に家賃が下がっているケースも多々あるそうで、相談の余地ありとの事。ただし、事前情報通りではありますが、期間限定が望ましい様子。さらに最高でも30%減くらいの処置が限界との事。なるほど、参考にしますと言いつつ、ぶっちゃけ50%減額できないですかって言ってみようかと思ってますー。と伝えたら、攻めますね〜って笑ってました。

 

期間は相談の際は半年と伝えようと思っていたんです、先方の都合もありますし、そんなに欲張る必要もなく、今が下がれば感謝しかないですからね。普通に家賃下げてくださいだと、対応している、対応しようとしている大家さん不動産屋さんも、いやいや、それはちょっとって思ってしまうかもしれませんので。

 

金額の方は正直甘く見てました、場合によっては結構いけるのかな?なんて思っていました。実際のところ家賃がもし半分になったら、会社としてかなり楽になるはず。一人分の人件費とまではいかないかもしれませんが、この状況での大幅削減は会社のためにもなるはずと思っていたのですが、、、

 

流石に50%はないのかな?、、、そこは相談時の雰囲気でいこうかとw

 

とはいえ、問い合わせが殺到している状態のようなので、ちょっと気が楽になりました。

 

そして家賃相談の資料収集

ここはそこまで広げて書くこともないんですが、現在の家賃を話ながら確認できないとまずいですし、実際の売上減少がどの程度なのか?も説明できないといけません。ちょっと分かりませんじゃまずいですからね、しっかり資料は揃えておきましょう。

 

ここに関しては後ほど、実際の相談時に大いに役に立ちました。金融機関での融資を動いているオーナーはその資料をコピーして手元に置いておくといいかもしれません。実際にどれくらいの売上減か、資料を作成しているはずなので、ここでも使うことになるかもしれませんので。

 

家賃交渉で不動産会社にいざ電話

さて、情報も資料も揃ったので、いざ電話です。

 

ここでオーナーから良くある質問ですが、大家さんと不動産屋さんはどっちに連絡したらいいですかと。これは間違いなく不動産屋さんです。仲介なしの物件であれば別ですが、こういった場合に間に入って取りまとめるのは不動産屋の仕事でもあります。

 

直接大家さんに話をすると、もしかしたら機嫌を損ねてしまう可能性もありますし、大家さんとの相談は不動産屋のチカラ加減に任せたほうが角が立たないはずです。

 

弊社物件は不動産屋の担当営業がいない物件なので、まずは総合窓口に連絡。

 

そこでこちらが実際に借りている物件と弊社の情報を確認し、現在のこちらの状況や要件をお話しました。すると、予想通り大変込み合っておりますと。

 

下がるかどうかは別として、やはり遠慮する必要はなかったなと実感。ただ、担当からの折返しが中々できないので、折返しまで数日かかるかもとの事でした。それは致し方ない事なので、折返しを待つことに。

 

そして数日、、、、全く折り返しがくる気配がありませんw

 

やはり混んでいる様子なのか、もしくは忘れているのか。。。再度窓口に連絡したところ、その日のうちに折り返し担当から連絡がありました。

 

とても話の早い担当の方で、業種を確認し、業務内容や状況をお伝えしたところ、相談の壇上には上がれるとすぐ回答いただけました。こんな状況なので、便乗値下げ相談がすごく多いとのこと。ぶっちゃけ影響ないでしょ?という業種からも問合せが多く、対応に困っているそうで。

 

さらに不動産会社も基本在宅ワークに切替わっていて、対応が遅くなってしまうと。なるほど、催促してしまってすみません。話しやすそうな方だったんで、色々聞いてみました。

 

不動産管理会社担当者に質問してみました

業種的な話を聞いた所、やはり理美容業からの問合せも多いそうで、もちろん家賃相談の対象ではあるが、大家さん毎に状況も異なり、実際に下がる、もしくは支払猶予がつくかはやってみて。とのことで、ある意味予想通り。そこに数字的な根拠が必要になるかは案件毎に変わってくるので念の為用意があるといいですねと。

 

実際、弊社のこの相談時に、何月に実質何%下がっているという具体的な数字を提示したところ、話はスムーズでした。

 

どれくらいの相談が妥当なのか

これもぶっちゃけ聞いてみた所、この担当さんは希望をまずはお聞きしたい。とのことだったので、当初の予定通り、期間は半年間、金額は家賃半分だと助かります。とお伝えしたところ、そこまでぶっちゃけて金額を言ってきたのは初めてです。と(笑)

 

通常多いのは、10%〜20%くらいみたいなので、多すぎましたかね?と確認したら、でもそれが希望であり本音ですよね、と担当の方は理解を示してくれたのでありがたかったです!

 

とりあえず、希望の条件が通るかどうかは正直わかりませんが、そこからお互いの妥協点を模索していきましょうとのことだったので、良い不動産屋さんに当たったなと思いつつ、とはいえやはり時間がかかる案件ですので、1〜2週間の猶予は欲しいとのことでした。

 

相談自体をためらっているオーナーもいらっしゃると思うのですが、やはりダメ元で一度相談してみる、まずは動いてみてはいかがでしょう。相談自体が多いタイミングではあるので、親身に相談に乗ってくれる不動産屋さんも多い気がします。

 

聞いている話では、大家さん不動産屋さんから、こちらから相談に行く前から家賃を下げると言ってきてくれる非常に優しい対応もあるみたいですが、そんなに数は多くないはずなので、待っていても仕方がないと思うんですよね。

 

気になる相談結果

これは予想以上に返答が早かったです!

 

当初、1〜2週間はかかると言われていたのですが、2日で返答が来ました。担当の方が急いでくれたんでしょうね、感謝です。

 

ドキドキしながら話を聞いていましたが、結果、、、をしっかりお伝えしたいところなんですが、詳細は「コンプライアンスの関係」でお伝えできないのです。。。ここまで引っ張っておいて申し訳ございません。。。

 

とはいえ、喜びと達成感と安心が、文章全体的に伝わっているかと思います。緊急事態とはいえ、こちら側からの無理な要望を希望通りとまではいかないですが、しっかり受け止め早い対応をしてもらえたと感じています。

 

「不動産屋さん、大家さんご対応ありがとうございました!」

 

嘆願書や依頼書などが必要なケースもあるようですが、今回のような緊急時の相談に関しては、必要な書類は不動産屋が揃えてくれる事もあるなどの情報もいただき、最初から最後までとても感じの良い担当の方で有益な情報を沢山いただけました。

 

この担当の方、電話を切る間際に、解約は無いですよね?大丈夫ですよね?って一言。色々落ち着いたらご飯でも誘いたいくらいの面白さがありそうな方でした(あ、男性ですよw)

 

家賃相談まとめ

一連の流れはこんな感じでした。

 

スムーズに行かないケースもあるでしょうし、担当の方に恵まれていたとも思いますが、結果はどうであれしっかりとした相談ができてよかったと思っています。

 

場合によっては借入をしなくて済む、または融資額の減額ができる。人件費の何割か、うまく行けば誰かの月給をカバーできるくらいの効果が出てくる可能性があります。まだ未確定な助成金、補助金の決定を待つ間に、待ちではなく行動をしてみてはいかがでしょう。

 

ちなみに頼りにならない石井に伝えたところ「やっぱりそれくらいが相場なんだね〜」って言ってました。違うよ!欲しい言葉それじゃないから!!って突っ込んどきましたw

 

落ち着いたらなんか奢ってもらいます。

 

長文、お付き合いありがとうございました。

 

参考までに直近でPVが多かった記事です!

「コロナ融資」「コロナ助成金」などの未確定情報について@レップ千葉

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この記事を書いた人

千葉 実
千葉 実
美容師・美容ディーラーの経歴を経て、REPSS株式会社という美容業界に特化した保険/求人会社の執行役員として所属しております。
美容室の開業、経営のお手伝いをしています。普段は基本、お客様やディーラーの方からご紹介頂く「紹介営業」で活動していますが、より多くの独立開業やサロン経営に携わる事ができればと思い、独立開業セミナー等開催しております。